“GRAVITY DAZE”の進捗状況も語られた記者会見の模様をリポート
ソニーコンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、2015年12月10日発売のプレイステーション4用ソフト『GRAVITY DAZE』の発売を記念して、2015年12月8日21:00〜12月10日0:00までの27時間生番組をニコ生で放送。番組開始から19時間目となる16時より、ゲームメディア&視聴者合同記者会見が行われた。世界初公開となる『GRAVITY DAZE 2』の実演プレイも公開された記者会見の模様をお届けする。
会見の司会進行は、本作のプロモーションを担当する北尾泰大氏(SCEJA)が務め、シリーズのクリエイティブディレクターを務める外山圭一郎氏と、プロデューサーを務める五十峯誠氏が登壇。まずは2015年12月10日に発売されるPS4版『GRAVITY DAZE』の紹介が行われた。
続けて、五十峯プロデューサーより、“GRAVITY DAZE PROJECT”に関する進捗状況の報告が行われた。プロジェクトの第一弾は、ソニー・ウォークマンとのコラボレーションプロジェクト。ハイレゾ対応ウォークマン“NW-A25HN”と『GRAVITY DAZE』とのコラボレーションモデルは、田中公平氏が手掛けるシリーズの全楽曲がハイレゾ音源でプリインストールされている、ファン垂涎のアイテム。また、同じくソニー製のハイレゾリューション・オーディオ対応ステレオヘッドホン“MDR-100A”も、『GRAVITY DAZE』コラボレーションモデルが発売されている。さらに続けて、9月に発表されていたアニメ化に関する続報も紹介。こちらは大手アニメ制作会社の手により、2016年の公開を目指して鋭意制作中とのこと。
『GRAVITY DAZE 2』実機を使っての実演プレイを世界初公開!
PS4版『GRAVITY DAZE』と“GRAVITY DAZE PROJECT”の紹介が終わったところで、いよいよ世界初公開となる『GRAVITY DAZE 2』の実機による実演プレイの時間がやってきた。実演を行う前に、外山氏の口より、今作のキーワードや新要素、ストーリーの触り部分などが語られた。
ひととおりの作品説明が終わったところで、いよいよ外山氏の手による実機での実演プレイ開始。活気あふれる港街の舞台にグラビティ・キトゥンが降り立ち、新たな冒険の一端を見せてくれた。
今作では、幅広いアクションを楽しめる“アトリビュートチューン”を導入。これは、重力の特性を変化させることにより、前作でのシンプル操作により爽快感はそのままに幅広いアクションを楽しめる新要素となっており、ふたつのチューンが用意されている。“アトリビュートチューン”のひとつ、“ルーナ(Lunar)チューン”は、重力特性が軽くなることで、重力エナジーを消費することなく高速移動が行えるようになる。また、重力キックがショートワープをくり返す“ワームホールキック”というものに変化。与えるダメージは減るものの、追尾制が高くなるので、初心者にもおすすめの技になっている。
もうひとつの“ユピトール(Jupiter)チューン”は、大量の敵を相手にするときに威力を発揮するチューンで、重力キックが、パワーを溜めてくり出す“重力波動キック”に変化することで、周囲の敵を一度に巻き込んで倒すことも可能。また、敵の強力な攻撃をガードできる能力が加わっており、さらにガードからの反撃アクションで敵を粉砕することもできる。周りのオブジェクトを持ち上げて敵に投げつける技の“重力グラブ”も、周りのオブジェクトを粉砕して巻き込み、大きな重力弾を作り出すものにパワーアップ。このように、操作方法は変わらないものの、ふたつのチューンにより技の特性や性質が変化することで、プレイヤーのスタイルにあわせた、より多彩な攻略が期待できるものとなっている。