SNKプレイモアブースで『ザ・キング・オブ・ファイターズXIV』プロデューサーの小田氏を直撃!【PSX2015】

現地時間2015年12月5日、6日の2日間、アメリカ・サンフランシスコで開催されるプレイステーションの祭典“PlayStation Experience 2015”にて、『ザ・キング・オブ・ファイターズXIV』のプロデューサー小田氏を直撃。

●PSX会場でプロデューサーを直撃

 現地時間2015年12月5日、6日の2日間、アメリカ・サンフランシスコで開催されるプレイステーションの祭典“PlayStation Experience 2015”にて、SNKプレイモアの新作対戦格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズXIV』のプロデューサー小田氏を直撃した。

――ブースは大盛況でしたね。その様子を見てどう感じましたか?

小田泰之氏(以下、小田) いやあ、ほっとしました。中南米で人気が高いので、そちらのほうから来ている人もいるようでしたね。

――今回はチーム数16、キャラクターが50体と発表されました。やはりその中には新キャラクターも?

小田 はい。新旧含めて16チームとなります。

――全体に対する新キャラクターの割合は?

小田 そこについてはまだお答えできません。続報をお待ちください。

――今回PSXの会場では、京、庵、アンディ、レオナ、チャン、クーラが試遊できます。さらに動画ではビリー、キング、アンヘルの姿がありました。このラインアップを見ると、『KOF』の定番キャラクターは登場するように見えるのですが、いかがでしょうか?

小田 そうですね。いわゆる定番キャラクターは登場させるつもりです。ただ、『KOF』シリーズはキャラクター数が多いので、どのへんが定番かわかりにくいかもしれないですけど(笑)。そのあたりは、妄想を膨らませて楽しんでほしいですね。

――今回のバージョンでは、画面下部のゲージが“パワーゲージ”のみになっているようでした。『XIII』にあったドライブなどの要素はなくなったのでしょうか?

小田 そうですね。今回はシンプルにパワーゲージのみにしてあります。ゲージを消費してくり出す“EX必殺技”はMAXモード(パワーゲージを1個消費して発動する)中のみ使用可能になっています。

――『XIII』のドライブがないのはなぜでしょうか?

小田 前作はドライブやEX必殺技を駆使したコンボがあり、いわゆる“コンボゲー”(コンボ重視のゲーム)よりの内容でした。それが好きという人がたくさんいる反面、コンボゲーは苦手という声も多く上がっていました。そこで今回は、両方の意見の中間を取ったイメージです。

――なるほど。それでEX必殺技はMAXモード中だけになったんですね。超必殺技のシステムも変わっていますか?

小田 今回は、超必殺技、MAX超必殺技、クライマックス超必殺技という3種類があります。MAX超必殺技はMAXモード中にくり出す超必殺技で、通常よりも強力な攻撃です。ちなみに、MAX超必殺技は、ボタンふたつを同時押しすると通常時でもくり出すことができます。

――クライマックス超必殺技というのはどういうものですか?

小田 これはゲージを3本消費してくり出せる本作最大の超必殺技です。前作でいうNEOMAX超必殺技です。今回はキャラに、超必殺技とその強化版であるMAX超必殺技が2種ずつ、クライマックス超必殺技が1種というのを標準装備しております。

――あとは“ふっとばし攻撃”のヒット効果が変わっているように見えました。

小田 今回は相手を横方向に吹き飛ばして、壁に張り付くようにダウンします。このダメージには追撃が入ります。

――攻撃システムが整理された印象を受けます。ここから増えることはあるのでしょうか?

小田 微調整は入れていきますが、『KOF』は基本システムが多い部類になるので、あまり増やさないで行きたいですね。

――そこはわかりやすさを重視したのでしょうか?

小田 そうですね。近年は自宅でオンライン対戦というのがメインになってきていますし、家庭用はアーケードに比べて格段にプレイヤーのレベルの幅が広いんですよ。だから、操作はシンプルで、やり込めば新しい戦法が見つかるという方向性のほうが求められるのかなと思っています。

――ちなみに、現状の開発状況を%で表すとどのくらいでしょうか?

小田 そうですねえ……だいたい70%ですね。

――かなり出来上がっているんですね。では最後に期待しているファンへのメッセージをいただけますか?

小田 日本のファンからすると、最初に試遊できるのがアメリカかよと思うかもしれないですが、日本でもなんらかの形で試遊できる機会を設けられるようにしたいと思っています。続報を期待してお待ちください。

■PSX試遊バージョンプレイリポート
 インタビューと同時にほんの少しだけ本作をプレイすることができたので、その感想を簡単にお届けします。まず、3Dグラフィックになったことで、いちばん心配された操作感覚は、従来の『KOF』シリーズそのもの。“ラン”で勢いよく走るし、小、中、大、ノーマルの4種類のジャンプで飛び回れるし、どのアクションにもまったくストレスを感じませんでした。ふっとばし攻撃については、壁に貼り付けるように吹き飛ばすようになっていた(さらに追撃可能!?)ので、爽快感は以前より増している印象です。
 システム面は、画面下部の特殊ゲージが“パワーゲージ”のみになり、それを消費して超必殺技やEX必殺技、パワーMAXを発動できるといった具合で、『KOF』ファンにはなじみ深いシンプルな仕様になっていました。このあたりはまだ開発の初期段階なので、今後新システムが搭載される可能性もありそうです。本当に操作感覚は2Dの格闘ゲームのようだったので、今後の作り込みでかなりおもしろくなりそうなワクワク感が得られました。コレは相当期待できそうです! あと、パッドからキャラクターの声が出たのにはビックリしました(笑)。