シリーズ15周年を彩る最新作
バンダイナムコエンターテインメントから2016年春発売予定のプレイステーション Vita、プレイステーション4用ソフト『サモンナイト6 失われた境界たち』。今回は、“繭世界(フィルージャ)”を訪れるキャラクターやゲームシステムについてお届けしよう。
◆続々と現れる異世界からの来訪者!
続々と繭世界(フィルージャ)に現れる異世界リィンバウムからの来訪者。彼らとの出会いがラージュを、アムを、冒険へと導いていくことになる。しかし彼らは異なる時間軸や平行世界から召喚されているようだ……。
なぜこのようなことがおこっているのか? その目的とは?
繭世界の存在そのものカギとなる謎を解き明かすため、さまざまな人物の思惑が絡み合いながら、冒険の旅は続く!
ストーリー&キャラクター紹介
◆ストーリー その(1)
旅を続けるラージュたちの前に現れる魔王ハヤト!
マグナ、アティたちと出会い冒険を続ける旅の途中、突如としてパッチが激しくおびえ始める。慌てて飛び出した一同が見たのは、禍々しい魔力を発する若者だった。
若者の名はハヤト。どうやらマグナたちにとっては知己であり、マグナの知るハヤトはリィンバウムを密かに守護してきた勇者【誓約者】であるはずだった。
魔王ハヤトの圧倒的な力に押されていく一同。だがそこにアヤと名乗る少女たちが救援へと駆けつける。彼女は伝説の【誓約者】の名を継ぎ、エルゴの代行者としてリィンバウムの秩序を守る勇者であった。
どうやら彼らは異なる平行世界からやって来た存在であり、どうやらリィンバウムからの召喚者たちは、それぞれが異なる時間軸、並行世界からやってきていることが分かり始める……!?
人との交流が、ラージュにさまざまな影響を与えていく……!?
<魔王に意識を奪われた勇者>
ハヤト CV:森川智之
現代日本からリィンバウムに召喚された少年だったが、“サプレスの餓竜の魔王”に意識を乗っ取られてしまっている。
魔王は、ハヤトの世界を喰らいつくすべく現代日本へと続くゲートを移動していたが、その途中で繭世界へと召喚された。
召喚された際に魔力を大きく削られてしまい、激しい餓えを感じている。
そのため、ふだんはハヤトの中で大人しくしているが、気ままに表に出てきてはトラブルを引き起こす。
ソル CV:榎木淳弥
自信家の高位召喚師の少年。
魔王に取り込まれてしまった友人のハヤトを救うべく、魔王を追って異世界へのゲートへ飛び込んだ際に繭世界に召喚され、そのときに魔力の大半を失ってしまっている。
<みずからの意思で繭世界に訪れた誓約者>
アヤ CV:白鳥由里
清楚で儚げな風貌のだが、理想に対し信念を貫き通す芯の強さを持つ少女。
ほかのリィンバウムから召喚された人物たちとは違い、自発的にこの世界にやってきたらしい……!?
穏やかな顔で、大胆不敵なことをしてのける度胸を身につけている。ある意味で腹黒。
クラレット CV:佐倉薫
礼儀正しい護界召喚師の少女。
アヤとは親友で強い信頼関係で結ばれており、ともにとある秘密を共有している。
この世界にやってきた際に大きく魔力が減衰してしまっており、大規模な攻撃召喚術などは使えなくなってしまっている。
◆ストーリー その(2)
初めての友との出会いが少女を変える!
繭世界に暮らす少女アム。彼女は相棒である珍獣キルトとふたりっきりで穏やかに暮らしていた。
ある日、アムはかつてない規模の光が次々と降り注ぐのを見る。好奇心を抑えきれず、危険を覚悟でそのひとつを調べに行くと、そこには異世界リィンバウムの人間、ナツミの姿があった。
自分以外の人間と接したことのないアムは、ナツミにどう接すればいいかわからず、ぎこちない。そんな中、すぐ近くに降ってきたもうひとつの光。そこにいたのはナツミの友人のカシスであった。
再会を喜び、互いのことを思いやり信頼し合うふたりの姿を見たアムは、かすかな憧憬を憶え、いまの自分を変えたいと思う気持ちが生まれる。そしてナツミたちの仲間を探す手伝いを行うため、旅立つことを決意する……。
“友”との関わりがアム自身にどのような影響を与えるのか……?
<異世界に迷い込んだ放浪者>
ナツミ CV:半場友恵
現代日本から異世界リィンバウムに召喚された少女。
少しずつ異世界での日々に慣れ始めていたころ、繭世界に召喚されてしまう。
さらなる状況の変化についていけず、途方に暮れて泣いていたところをアムに拾われた。
つっけんどんな彼女の態度に不安をおぼえつつも、細々とした世話を受けることに。
行き別れた友人のカシスをともに探してもらうのであった。
カシス CV:戸田めぐみ
召喚時の影響で魔力が減衰し、まともに戦えなくなってしまい、はぐれ召喚獣に襲われてピンチだったところをナツミとアムに助けられて再会。
お荷物を自称して仲間に加わり、陽気な言動で周囲を和ませるムードメーカーの役割を果たす。
なんでも素直に受け止めるナツミの毒味役として、密かに危険をかぎわける。
ゲームシステム紹介
◆アドベンチャーパート
仲間を訪ねて好感度UP! シリーズお馴染みの夜会話も健在!
物語はアドベンチャーパートで進行していく。世界で起こるさまざまな出来事を、仲間とともに解決していく!
サブイベントや拠点での会話で仲間との好感度がアップすることもある。各話の最後では、シリーズおなじみの“夜会話”が発生。好きなキャラクターを選んで会話し、好感度を育もう!
好感度が高くなると、サモンアシストの効果が強化されたり、連携攻撃の発動率がアップしたりするなどのボーナスが発生し、戦闘でもより活躍できるようになるなど、好感度の高いキャラはさまざまな場所で活躍させることが可能!
◆主人公キャラクターの選択
シリーズお馴染みの男主人公、女主人公の選択。従来のシリーズでは、選択した性別のキャラクターの視点で物語は進行し、選択しなかった性別のキャラクターは物語には登場しなかったが、本作では、従来のシステムから大きく変更が加えられ、どちらの性別の主人公を選んでも、男女の主人公が物語に関わり、重要な役割を果たしていくようになっている。
序盤の章で、ラージュ、アム、それぞれの主人公の物語を体験したのちに、どの主人公の視点で物語を進めるか、選択することになる。
選択しなかった主人公とは、夜会話で好感度を上げることも可能だ!