池袋にギルティファンが集結
2015年10月31日、東京都池袋のゲームセンター“池袋GIGO”にて、アーケード格闘ゲーム『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(ギルティギア イグザード レベレーター)』(以下、『GGXrdR』)を題材とする“GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR- ハロウィンパーティ”が開催された。ふだんゲーセンで行われる大会とはかなり趣の異なるパーティーイベントとして楽しまれた、現地の模様をリポートしよう。
イベント会場となった池袋GIGOは、長年対戦格闘ゲームに力を入れており、多くの格ゲープレイヤーが集うゲームセンターだ。同店は4階がビデオゲームフロアとなっており、当日はその一角に特設スペースが設置され、多くの『ギルティギア』ファンが集結。
格ゲー大会と言うと参加者の多くがやり込み勢という印象があるが、今回はこれまでの大会とは趣旨の異なる“ハロウィンパーティー”。レディース大会、コスプレイヤー限定大会、無差別大会の3種目のトーナメントが実施されるとともに、オリジナル商品の販売やノベルティ配布が実施されるなど、幅広いファンが楽しめるイベントとなっていたぞ。






■レディース大会
トーナメントの1種目目は女性プレイヤーのみが参加できるレディース大会。16名がエントリーし、シングル戦で争われた。
世界観や魅力的なキャラたちが売りの『ギルティギア』シリーズは、対戦に限らず作品を愛する女性ファンが多く、記念に参加したという選手からガチ勢まで楽しんでいたぞ。トーナメント後半では高段位プレイヤーによるハイレベルな対戦が見られ、中でもひときわ仕上がった動きを見せていた15段のアクセル使い、ねー選手がレディース大会を制覇。彼女には特別称号として“2015 クイーン・オブ・ハロウィン”の称号が贈られた。



■コスプレイヤー限定大会
2種目目はコスプレイヤー限定大会。名前通りコスプレ選手のみが参加できるトーナメントで、こちらも16名が参加しシングル戦で争われた。ハロウィンパーティのメインイベントとも言えるコスプレ部門では選手以外にも多くのコスプレイヤーが来場。とくに女性レイヤーによるディズィーや、カイやシンの男装など、イリュリア王家キャラが多数見受けられ会場を賑わせていたぞ。
トーナメントを最後まで勝ち上がったのはジャック・オー面を被った軍服姿のOPS|Captain NOB選手(ソル)。彼には優勝賞品として“2015 仮装大将”の特別称号が贈られた。









■無差別部門
最後の種目は無差別部門。こちらにはもっちー選手やあいん選手など、全国に名を馳せる強豪プレイヤーが多数参戦し、60名によるシングル戦で争われた。
本パーティの大トリを務める決勝戦まで勝ち上がったのは、レベレーターから始めました選手(スレイヤー)とフィーノ選手(ヴェノム)のふたり。1ラウンド目はスレイヤーが圧倒的ラッシュ力でもぎ取り、2ラウンド目はヴェノムがボールを用いた立ち回りで相手を寄せ付けずに奪い返す。最終ラウンドではヴェノムペースで試合が進み、最後はダウン追い打ちでダークエンジェルをヒットさせるコンボを叩き込んでフィーノ選手が勝利! フィーノ選手には優勝賞品として“2015 キング・オブ・ハロウィン”の特別称号が贈られた。






■“ハロウィンパーティ”のつぎは全国大会!
大盛り上がりのうちに幕を閉じた“ハロウィンパーティ”。『GGXrdR』のつぎの大型イベントとしては、2015年11月より全国大会“APM D-1 FIGHTING FESTIVAL”の予選大会がスタートする予定だ。先日実施されたキャラクター人気投票ではディズィーのプレイアブル参戦が決定するなど、かなり勢いが感じられる本作。今後も目を離さず注目していきたいタイトルだ。