シリーズのマルチプレイヤーモードの集大成
2015年10月28日から11月1日まで、フランス・パリで開催中のゲームイベントParis Games Week。同イベントで『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』のマルチプレイヤーモードが体験できたので、メディアセッションで公開された内容と合わせて、同モードについて紹介しよう。
本作のマルチプレイヤーは、『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』、『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス』、そして『Last of Us』の3作品のマルチプレイヤーのいいとこ取りした内容になっているという。解説してくれたノーティードッグの開発スタッフによると、本作がおそらく最後の『アンチャーテッド』になるため、できうる限り、これまでのゲームの最高点に達するマルチプレイヤーにしたい、と意気込みを語っていた。フレームレートは60fps(900p)を目標としている。ちなみに、シングルプレイヤーは1080pの60fps。マップはすべて新規の8つが用意される予定。
試遊では、5対5のチームデスマッチが楽しめ、操作キャラクターにはネイサン・ドレイクやビクター・サリバンなど、おなじみのキャラクターも使用可能になっていた。さらに過去シリーズからも多数のキャラクターが登場するようだ。


トレイラー映像でも確認できるように、本作のマルチプレイヤーでは、マジック・アビリティのようなスキルが使用可能になっている。これはマルチプレイ中にマップに落ちているアイテムや敵を倒すと入手できるお金を使ってバトル中に使用できるようになっていた。
確認できたものを紹介すると、瞬間移動できるもの、オブジェクトから禍々しい何かで敵を攻撃してくれるもの、体力を回復するものなど。



さらに、“サイキックス”と呼ばれるNPCを呼び出すこともできる。このNPCにはさまざまなタイプが設定されており、スナイパーライフルで狙撃してくれる者、救急隊員のように倒れた際に回復してくれる者、近くの敵を羽交い締めして戦闘をサポートしてくれる者などさまざままなタイプを確認。



ロープを利用して大きくジャンプしたり、落下しながら殴りかかったり『アンチャーテッド』らしい派手なアクションは健在。それに加え、古代遺跡の不思議な力を利用することもできたりと、さまざまな要素が追加された本作のマルチプレイは、まさしくシリーズの集大成といった内容になっていた。



