『マクロスΔ(デルタ)』 5人組グループに所属する新歌姫は、18歳の新星・鈴木みのりさん!

本日2015年10月29日、都内でTVアニメーション『マクロスΔ(デルタ)』超時空製作発表会が開催された。新たなキービジュアルや新歌姫が発表された同発表会の模様をリポート。

●銀河系辺境を舞台にした、シリーズ最新作!

 本日2015年10月29日、都内でTVアニメーション『マクロスΔ(デルタ)』超時空製作発表会が開催された。新たなキービジュアルや新歌姫が発表された同発表会の模様をリポートしよう。

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▲河森正治氏

 9月に発表された人気アニメ『マクロス』シリーズ最新作となる『マクロスΔ(デルタ)』。新たにTVアニメーションとして放映される同作(※放映時期等は未定)。発表会には、スタッフを代表して河森正治総監督、安田賢司監督、根元歳三氏(シリーズ構成・脚本)、平井伸一プロデューサーが登壇。まだまだ多くが謎に包まれた『マクロスΔ(デルタ)』だが、まずは第2弾となるキービジュアルとメインスタッフが発表された。

▲(左から)河森正治氏、安田賢治氏、根元歳三氏

 新キービジュアルは、何といっても左右で対になるようなデザインが目を引く。左は、“風の王国”の王家で構成される空中騎士団と彼らが駆るバルキリー“Sv262 ドラケンIII”。右は、5人の歌姫で構成される戦術音楽(タクティカル・サウンド)ユニット“ワルキューレ”と最新鋭機“VF-31 ジークフリード”。
 『マクロスF(フロンティア)』から8年後のA.D.2067、従来のシリーズのように移民船団ではなく、銀河系辺境にある星々が舞台となる。「趣向を変えて、新しいタイプの歌姫にした」という河森氏によると、“ワルキューレ”は5人全員が歌を歌うといい、またバルキリーには乗らず、戦術音楽ユニットとして、共同作戦を行うのだそうだ。ちなみに、新キービジュアルだけで合計10人のキャラクターが登場しているが、「この中に主役がいるかどうかさえわからない」(根元氏)という。つまり、『マクロス』シリーズの重要テーマのひとつ・三角関係は、どの組み合わせなのかも現状では不明なのだ。

●8000人のオーディションを勝ち抜いた新歌姫登場

 続いては、『マクロスΔ(デルタ)』で「中心的な役割を演じる歌姫」(河森氏)として、“フレイア・ヴィオン”とその声優として鈴木みのりさんが紹介された。鈴木さんは、約8000人の応募があったという新歌姫オーディションを勝ち抜いた18歳で、本作がデビュー作となる。河森氏は選考の決め手として「前向きでアクティブで、フレイアに合っていた。歌や演技に加え、(こちらからの)いろいろな注文に対する反応もよかった」と語った。登壇した第一声、「精一杯、精一杯がんばります」が印象的だった鈴木さんは、「最終審査でもらった台本で運命を感じていました。結果的にフレイアを演じられることになって幸せです」と満面の笑顔。オーディションではランカ・リーの『ホシキラ』を歌ったそうで、本番の音声収録はまだこれから。「(フレイアに)負けないようにがんばりたい」と抱負を語ってくれた。

 つぎに登場したのは、『マクロス』のビジュアルを手掛ける天神英貴氏。新キービジュアルに続いて、もう一方の主役であるバルキリーについて、『マクロスΔ(デルタ)』に登場する“VF-31 ジークフリード”と“Sv262 ドラケンIII”について、それぞれの試作型を手に解説してくれた。原形図を作るのは河森氏で、天神氏がカラーリングなどを担当しているそうだ。「オンエアされる前なのに、試作型があり、変形検証も行っている」と河森氏は笑う。“VF-31 ジークフリード”は、共同で作戦を行う“ワルキューレ”にちなんで命名され、『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』に登場する“YF-30”の発展系にあたるという。また、“Sv262 ドラケンIII”のコクピットは透明ではなく、紋章が入っているそうだ。いずれも変形時まできちんと考えられており、作品中ではどのような活躍を見せるか楽しみだ。

▲後部のミニガンポッドが特徴的。変形するとトンファーのようになる。

▲コクピットにあるという紋章、果たして変形するとどうなるのか?

▲河森氏(左)と天神氏(右)。試作型のバルキリーに対するこだわりを語った。

 ここで、本編の最新ムービーが流された。キービジュアルにはいないキャラクターも登場し、ますます『マクロスΔ(デルタ)』の人間関係が気になるところだ。

 最後に河森氏は、鈴木さんの「小学生のころから大好きだった『マクロス』に出演できて幸せです」というコメントに対し、「自分は大学生のころから作り始めて33年になります」と会場の笑いを誘った。「本当にたくさんのスタッフや見てくださる方々に支えられて、作り続けることができました。(今日流した映像でも)歌姫の彼女たちが歌って、活躍しているシーンは入っていません。これから、どんどん秘密が明かされていくと思いますので、これからの『マクロスΔ(デルタ)』をよろしくお願いします」と発表会を締めくくった。
※本日(10月29日)21時より、会見の模様が再配信される(→こちら

 12月31日18時から、TOKYO MXとBS11にて“『マクロスΔ(デルタ)』先取りスペシャル”と題した特番が放映される。ほぼ第1話が見られるほか、鈴木みのりさんが出演する実写ドキュメンタリーなどで構成されるとのこと。
 さらに、TOKYO MXでは、12月29日18時から『劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~』を、12月30日18時から『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』の地上波初放送が決定している。年末は『マクロス』三昧で過ごすことができそうだ。

▲年末にはさまざまな特番が予定されている。

▲秋葉原UDXでは、30・31日に“TAMASHII NATION 2015”が開催される。

▲(左から)平井プロデューサー、天神氏、鈴木さん、河森氏、安田氏、根元氏。

■ストーリー
西暦2067年…銀河系辺境の星系を中心に、我を失い狂暴化し破壊の限りを尽くす”ヴァール”シンドロームが、拡大しようとしていた。事態を重く見た星間複合企業体は、その症状を鎮静化するため、少女たちによる“戦術音楽ユニット『ワルキューレ』” と、共同作戦を遂行する“バルキリー部隊”を結成。一方、“風の王国”の“空中騎士団”と呼ばれる“謎のバルキリー部隊”が動き始める。“プロトカルチャーの遺産”の謎が絡み合い、星系を超える熱き恋と友情の物語が幕を上げる 。

■スタッフ
●原作:河森正治・スタジオぬえ     
●総監督:河森正治
●監督:安田賢司
●シリーズ構成・脚本:根元歳三
●キャラクター原案:実田千聖[CAPCOM]  
●キャラクターデザイン:まじろ/進藤優
●マクロスビジュアルアーティスト:天神英貴
●色彩設計:林可奈子
●美術監督:池田繁美[アトリエ・ムサ]、丸山由紀子[アトリエ・ムサ]
●世界観デザイン:ロマン・トマ
●美術設定:ニエム・ヴィンセント
●バルキリーデザイン:河森正治
●メカニックデザイン:ブリュネ・スタニスラス
●撮影監督:岩崎敦[T2studio]
●CGディレクター:森野浩典
●CGスーパーバイザー:加島裕幸[unknownCASE]
●CGアニメーションディレクター:崎山敦嗣[unknownCASE]
●編集:坪根健太郎[REAL-T]
●音楽制作:フライングドッグ
●音響監督:三間雅文
●アニメーション制作:サテライト



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