店内中に『妖怪ウォッチ』の世界が広がる!
2015年10月21日(水)、東京のアーバンドック ららぽーと豊洲にて、10月23日(金)10:00にグランドオープンを迎える『妖怪ウォッチ』初の常設公式ショップ“妖怪ウォッチ オフィシャルショップ ヨロズマート in アーバンドック ららぽーと豊洲”のメディア向け内覧会が行われた。内覧会にはレベルファイブ代表取締役社長/CEO・日野晃博氏に加え、ジバニャンとUSAピョンも駆け付けた。本記事では店内の様子と日野氏の囲み取材の模様をリポートする。
店内には、物語の舞台となる“さくらニュータウン”が再現されている。主人公のケータと妖怪が初めて出会う“おおもり山”の大きなご神木やガチャマシンなどもあり、まさに『妖怪ウォッチ』一色!
商品ラインアップはバラエティー豊か。ここでしか買えないオリジナル商品はもちろん、ぬいぐるみ、文房具、アパレル、お菓子など、さまざまなアイテムが販売されている。
また“鬼時間”というイベントも実施される。これは特定の時間になると店内に赤鬼風のスタッフが現れ、鬼時間でしか入手できない限定商品の購入チケットを配布して回る。スタッフからチケットをゲットすれば、当日営業時間内に鬼時間限定商品を購入できる。ちなみに“鬼時間”は突然発生するイベントとなっているが、“10:00~21:00までの毎時に1回発生するかも!?”とのこと。
ほかにも、店内には記念撮影に最適なフォトスポットがあったり、妖怪が隠れていたりするので、それらを探してみるのも一興。買い物以外も楽しめる、遊び心の溢れる仕掛けが盛りだくさんだ。
そんな『妖怪ウォッチ』の魅力が詰まったオフィシャルショップは10月23日(金)10:00グランドオープン! オープニング企画として、限定グッズのプレゼントや、妖怪たちといっしょに写真撮影ができるイベント、ミニライブなども行われるので、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか?
内覧会を訪れた日野晃博氏に、オフィシャルショップや『妖怪ウォッチ』の今後についてインタビュー!
――店内を実際に見た感想を教えてください。
日野晃博氏(以下、日野) まだお店ができる前の状態しか見ていなかったので、『妖怪ウォッチ』の世界観に合わせて作り変えられていて、非常に素敵だなと思いました。
――とくにお気に入りのポイントはどこですか?
日野 写真を撮るエリアで、“さくらニュータウン”の街の雰囲気がしっかりと再現されているところです。ファンの方たちが来て、ちゃんと楽しめるような『妖怪ウォッチ』のショップ、という雰囲気が出てるなと思いましたね。
――フォトスポットやいろいろなところに妖怪が隠れているのが楽しいですよね。
日野 いろいろと細かいところまでこだわって飾り付けがしてあるので、歩くだけでも楽しいですね。
――オフィシャルショップならではの、ユニークな商品があるとのことですが?
日野 ここでしか買えないものもありますし、どのアイテムにも妖怪の世界観が取り入れられていて、見ていても飽きないです。
――このショップをどのように楽しんでもらいたいですか?
日野 このお店でしか売っていない商品があったり、ここだけしか観れないものがあったり、そういうものがたくさんある『妖怪ウォッチ』の特別なショップとして楽しんでいただけるといいなと思います。
――今年は『妖怪ウォッチ』にとって重要な1年になると思いますが、手応えはいかがですか?
日野 2年目や3年目というのは、コンテンツにとって大事な時期だと思っています。売上げも上がったり、下がったりすることもあると思いますが、『妖怪ウォッチ』というコンテンツ自体が、いままでになかったような新しい手法で、いろいろなビジネスを試している作品です。このショップの在りかたも、これまでのコンテンツのショップとは違うでしょう。ほかのメディアに関しても、長く続かせるということを強く意識しているというよりも、毎年毎年新しいコンテンツであること、いわゆる何年も経っている古いものではなく、“今年始まった感”があるようなコンテンツであり続けるということを、スタッフ一同意識してやっています。ですので、今年から登場するキャラクターや、今年から出るおもちゃなど、いろいろなものを作っていくつもりです。コンテンツの3年目、4年目に向かってやっていこうと思っています。
――『妖怪ウォッチ』は海外でも展開されていますが、感触はいかがでしょうか?
日野 北米はまだ始まったばかりですけど、感触としてはかなりいいと思っています。ほかのいくつかのエリアでは、日本以上のヒットになっている場所も多いので、コンテンツとしての世界展開の手応えはかなり感じられている状態にあるかなと。ですが、やはり日本のコンテンツが、ほかのエリアでしっかり根付いていくためには、いくつものハードルがあると思っています。ですので、ていねいにコンテンツを展開して、日本と同じようなヒットになることができるように、いろいろな工夫をしているところです。北米はアニメが始まったばかりですので、ここで一気に日本と同じように成功にできるように、がんばっています。
――『妖怪ウォッチ3』の開発状況はいかがでしょうか?
日野 いままさにバリバリ作っています。先ほどお話ししたように、毎年新しいことをしたいというのは、ゲームもグッズもあらゆることに対して同じです。『妖怪ウォッチ』という作品はすごく売れて、『妖怪ウォッチ2』に関しては出荷600万本以上(ダウンロード版を含む)を達成することができました。そうすると“つぎも安定してふつうに作ればいいんじゃないか?”と僕らも一瞬は思ってしまうんですけど、やっぱりいろいろなものを変えて、まったく新しい作品として世に送り出せるようにしようと考えています。それによって、もしかすると、お客さんたちがまた驚いてくれるかもしれないですし、逆に「こんなに変える必要があったの?」と言われることもあるかもしれないですけど、世界観や舞台から、ゲームシステムまで、いろいろなことが変わって、まったく新しいゲームとして捉えていただいて、新鮮な気持ちでプレイしていただけるように考えています。みなさんに驚いていただけるように、まさに制作中ですので、楽しみにしていただければと思います。
■妖怪ウォッチ オフィシャルショップ ヨロズマート in アーバンドック らぽーと豊洲 施設概要
店名:妖怪ウォッチ オフィシャルショップ ヨロズマート in アーバンドック ららぽーと豊洲
所在地:東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドック ららぽーと豊洲 センターポート3F
協力:妖怪ウォッチ製作委員会
企画開発:BIGFACE、ナムコ
運営主体:ナムコ
店舗面積:348平方メートル(105.27坪)
オープン日:20