出演キャスト陣が作品のクオリティーの高さを絶賛

 2015年10月3日(土)、東京の新宿バルト9にて『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』の舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には、興津和幸さん(千早群像役)、渕上舞さん(イオナ役)、M・A・Oさん(ヒエイ役)、五十嵐裕美さん(ハグロ役)が登壇。鷲崎健さんの司会進行のもと、映画本編を見終わったばかりの観客とともに作品を振り返った。

『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』きゅーそくせんこー! 新宿バルト9での舞台挨拶をリポート_02
▲左から、M・A・Oさん、興津和幸さん、渕上舞さん、五十嵐裕美さん。

 『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』を振り返り、映画の見どころなどを語った今回の舞台挨拶。興津さんから「アシガラがあんなトンデモメカだとは思いませんでしたよ(笑)」とアシガラに関する話題が挙がると、五十嵐さんは生徒会室でのシーンに登場するアシガラに関して「(アシガラを演じる)三森(すずこ)さんがずっとしゃべっているのがすごかった」と感嘆の声を上げる。さらに、渕上さんがアシガラの攻撃方法をモノマネしておどける姿も見せ、会場は盛り上がる。

 また、ぞれぞれのお気に入りシーンとしては五十嵐さんが「ナチ全般」、M・A・Oさんが「コンゴウさんの◯◯に◯◯◯◯ところ」、興津さんが全編通してお気に入りであると前置きしながらも「僧がカッコよくて悔しい」と回答し、会場の共感を得ていた。渕上さんは劇場版が素晴らしい作品に仕上がったことに満足しつつも、作品全体を通してひとつだけ不満があるとコメント。その不満というのが、イオナと群像がいいところまでいかない点だったという。この渕上さんの不満が劇場版で払拭されたのかどうかは、ぜひ劇場に足を運んで確認してほしい。

 さまざまな展開を行っている『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』。作品に出演する渕上舞さん、沼倉愛美さん(タカオ役)、山村響さん(ハルナ役)によるユニット、Tridentの2ndライブ(※リポート記事はコチラ)についての感想を聞かれると、「すごく満足度の高いライブでした。自信を持って前を向いていられる時間が多くて、自分自身で成長が実感できたライブです」と明るい表情で語った。最後の挨拶では、「声優として劇場映画の舞台挨拶をするのが夢だったんです。それを『アルペジオ』という素晴らしい作品で行うことができて本当にうれしかったです」(五十嵐さん)、「一回観るだけじゃもったいないなと思うくらい素晴らしい作品に仕上がりました。スクリーンも大きくて音響もいい映画館ならではの作品になったと思いますので、映画館でぜひ観てください。私も映画館で早く観たいなと思っています」(M・A・Oさん)、「『アルペジオ』という作品がこうやってキレイにまとまったことをうれしく思っています。『アルペジオ』をこれからも好きでいてください!」(渕上さん)、そして最後は興津さんの「イ号401……」という声に合わせて、会場中で「発進!」と声を上げ、渕上さんによる「きゅーそくせんこー」というセリフで舞台挨拶は終了。『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』は、2015年10月3日より全国ロードショー。テレビアニメから続く物語を、劇場でぜひチェックしてほしい。

『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』きゅーそくせんこー! 新宿バルト9での舞台挨拶をリポート_01