オープニングテーマを手がけたMAN WITH A MISSIONからのビデオコメントも到着
東京・赤坂BLITZにて『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の“第1話放送直前 前夜祭”が、2015年10月2日に開催された。
『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』は、待望の『機動戦士ガンダム』シリーズのテレビアニメーション最新作。モビルスーツが装甲や武器を手に入れて強化されていくことが特徴のひとつで、“ドラマ性の強い少年たちの物語としての新世代ガンダム”と“段階的な変革を遂げるガンダム”がキーワードとなっている。
前夜祭では第1話と、メイキング映像“Road to Orphans”が上映。メイキング映像では、キャラクターデザイン原案の伊藤悠氏や、鷲尾直広氏をはじめとしたメカデザイナー、声優の細谷佳正さんが作品について解説していた。細谷さんは本作の魅力について「登場人物がみんな必死で、とても泥臭い話です。その生々しい泥臭さが好きでした」と語っていた。
メイキング映像の上映後、以下の登壇者がトークを行った。
・河西健吾さん(三日月・オーガス役)
・金元寿子さん(アトラ・ミクスタ役)
・小川正和プロデューサー
第1話を会場で観た河西健吾さんは「アフレコをした段階では映像は線画で、音も入っていなかったので、これほどまでに素晴らしい作品に仕上がっていたことに感動しました」とコメント。金元さんも「手に汗握る展開に、音楽も相まってワクワクしました」と熱く語っていた。
金元さんは、シーンが切り替わるときにもキャラクターの掛け合いが行われるという作品の特徴を、「セリフが重なっていて、空間に自分が立体的に“いる”感覚でした」と振り返った。このため、アフレコ現場では、ほぼ同時に6人の声優がセリフを出すこともあったのだという。
また、河西さんは作中でご飯を食べるシーンが多く、「仕事のあとはご飯がうまい」というセリフを誤って「食後のあとはご飯がうまい」と言って、ご飯を2回食べているような感じになってしまったという失敗談も語っていた。
今後(2話以降)の見どころとして、河西さんは“戦闘シーンがかなり多いこと”、“あまり喋らない三日月(自分)の演技”をあげた。
金元さんは、“三日月”と“オルガ”の過去と、これからどのように彼らが生きていくのかという、人間ドラマがすごく気になっているのだという。
小川プロデューサーによると、今回の前夜祭で上映した第1話と、10月4日に放送される第1話には一部に違いがあるという。とくに、オープニングに注目してほしいとのことだ。
また、小川プロデューサーが「そのおかげで連日作業が大変でした」「監督も含めて、朝まで作業をしています」と、苦労を語る一幕もあった。
金元さんは自身が演じるアトラというキャラクターについて「切羽詰まったような状況でも、彼女は彼女らしい空気で生きています。ほっとした気持ちになれるキャラです」と語った。
河西さんは、「主役を演じているということに抜きにして、この『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』は、『ガンダム』ファンのひとりとして本当におもしろい作品になっていると感じました」とコメント。河西さんは、「10月4日には2話も放送してほしいです」と、第1話の続きが気になるファンに向けて“本音”も語っていた。
さらに、主題歌を手がけたアーティスト“MAN WITH A MISSION”から「“Raise your flag”は攻撃的かつ、ドラマティックな曲になっているので、作品ともども楽しんでください」というビデオコメントが到着。なお、この主題歌は1話ではエンディングでかかるが、2話以降ではオープニングで流れることになる。
『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』は2015年10月4日、毎週日曜午後5時~、MBS/TBS系列全国28局ネットにて放送開始。主役機のガンダム・バルバトスを商品化した“HG 1/144 ガンダム・バルバトス”はその前日の10月3日より発売となる。
また、以下のサービスでも、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の配信が行われるので、ぜひチェックしておこう。
▽放送直後から最新話を1週間・無料配信
10月4日(日)午後5時30分より配信スタート。
以降、毎週日曜午後5時30分に更新します。
・「ガンダムファンクラブ」(スマートフォンアプリ)
ダウンロードページ
第2話以降は、有料会員が見放題で視聴できます。
・「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 番組サイトー毎日放送」
▽放送後1週間後、10月11日(日)午後5時30分より配信スタート
第1話は無料で視聴できます。
第2話以降は、有料会員が見放題で視聴できます。