サイバーパンクの帝王ウィリアム・ギブスンとコラボレーション! 無人装甲車でロボ犬と異世界を探索する『MEG 9: Lost Echoes』

Skunkwerks Kineticのアドベンチャーゲーム『MEG 9: Lost Echoes』を紹介する。

●遠隔操縦の無人機+犬ロボの奇妙な冒険

 バンクーバーの小規模スタジオSkunkwerks Kineticが開発中の『MEG 9: Lost Echoes』は、無人装甲車を操縦して異世界の荒野を探索するタクティカルアクションゲーム。ValveのPCゲーム配信プラットフォームSteamでのリリースを目指し、Steam Greenlightに登録中だ(正式対応は不明だが、公式サイトにはPS4のロゴもある)。

 舞台となるのは多国籍企業“Quantum Multiphasics”が創りだした異空間“Probability Aperture”。ある日、この空間内にある巨大研究施設“Horizon”が突如外部との通信を絶ち、プレイヤーに調査が命じられる。無人装甲車を遠隔操縦して、Horizonに向かうのだ。


 なんと本作、「ニューロマンサー」などサイバーパンクの代名詞とも言える作品を数多く生み出した小説家ウィリアム・ギブスンが世界やストーリーの構築に関わっている。Skunkwerksは2012年のスタジオ設立以降ギブスンとの共同作業を進めており、昨年配信されたスタジオの第1作となるタブレットゲーム『 MEG RVO: Battle for the Territories』も、そもそも本プロジェクトのためのプロトタイプだったのだとか(実際、設定の多くの部分が共通し、無人装甲車も出てくる)。

 というわけで満を持して取り掛かっている『MEG 9: Lost Echoes』だが、無人装甲車を運転し、襲い掛かってくる機械生命体を撃ちながら異空間の巨大施設内部に潜っていくという、いわば「クルマのアクションアドベンチャー」的なユニークな構成。旅のお供となる“MEG”も犬のような形状の補助ユニットなので、要は主人公コンビに人間ゼロ。この設定を土台にどんなストーリーが構築されるのか?(そもそも感情移入できるのか)
 戦闘部分でも、タワーディフェンス的に自機の周囲にセントリーガンなどの防衛用兵器を配置する画面が公開されており、どんなシチュエーションが出てくるのか気になる。なお今月シアトルで行われるPAX Primeにデモが出展されるほか、年内にアーリーアクセス(早期アクセス)の開始を計画している。


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▲公開されている数少ない実際のゲーム画面。基本的にはビークル(乗り物)シューターな感じ。

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▲これがMEG。ハッキングしたり、ドアを開けたり、遠隔操縦の装甲車では不可能な活動をサポートする。

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▲上空視点モード。クリーチャーの襲撃前にセントリーガンや地雷や防護壁などを設置して、防御を固める。ちなみに防衛用兵器はMEGがスクラップから回収したパーツを使って作成できる。

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▲カスタマイズ画面。各種兵装や車両周辺に展開する補助兵器などをカスタマイズできる。

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▲敵として機械生命体が襲い掛かってくる模様。