PS4、3DS対応に報道陣もどよめいた!

 スクウェア・エニックスは、本日2015年7月28日、都内で『ドラゴンクエスト』新作発表会を開催。その中で、ナンバリング最新作『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』を、ニンテンドー3DS、プレイステーション4用ソフトとして発表した。

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』は「原点回帰をしつつ進化する」最新作――“初出しなのに出しすぎ!”な発表パートをリポート!_01

 発表会では家庭用ゲームからスマホアプリ、アミューズメント用機器まで、『ドラゴンクエスト』シリーズに紐づく多数のタイトルの最新情報がお披露目された。その中でもとくに注目を集めたのはやはり、ナンバリング最新作『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』。プラットフォームはなんと、ニンテンドー3DSとプレイステーション4! 本記事では本作の発表パートを抜粋してリポートしていこう。このほかの発表会リポートは、追って掲載予定。

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 発表会の終盤に公開された映像は、1986年に発売された第1作目『ドラゴンクエスト』から「今!生誕30周年に向けて!」というフレーズを経て、歴代作の画面がつぎつぎと登場。「そして ふたたび 伝説の時が おとずれる」というキャッチコピーの後、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のロゴが表れ、待望の最新作が発表! 報道陣の注目が集まる中、檀上には本作でプロデューサーを務める齊藤陽介氏が登場。ここで早速、気になるプラットフォームがニンテンドー3DSおよびPS4であることが明かされると、報道陣からは大きなどよめきが沸き起こった。また本作は、前作『ドラゴンクエストX』とは異なり、スタンドアローンタイプのタイトルとなる。

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▲齊藤陽介氏
▲堀井雄二氏
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 シリーズ生みの親である堀井雄二氏によると、このマルチプラットフォームは「いろんな人に遊んでほしいので」という理由から決断したもの。サブタイトルやロゴにもシリーズ30周年に向けた想いがこめられており、ズバリ“時”を絡めた物語のもと、「原点回帰をしつつ進化する」(堀井氏)タイトルになるという。ロゴは第1作目のものを反対にしたようなモチーフが取り入れられており、ここでも30年の歴史の第一歩を刻んだ第1作目に対する想いがうかがえる。

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▲PS4版担当プロデューサー・岡本北斗氏(左)、3DS版担当プロデューサー・横田賢人(右)

 驚きのニンテンドー3DSとプレイステーション4の2機種に対応予定とのことで、気になるのはその開発体制。ここでPS4、3DS両バージョンのプロデューサーが登場し、本作の開発体制を説明した。

 速報でもお伝えした通り、両バージョンともコアメンバーはスクウェア・エニックス内部にて構成されるが、PS4版はオルカ、3DS版はトイロジックが開発に協力。PS4版にはエピックのアンリアルエンジン4が採用され、「PS4のスペックを最大限に活かせるように」開発が行われるとのこと。PS4版と3DS版は同じストーリーが展開する。