“不思議のダンジョン”に続く、かつてないRPGが誕生

 スパイク・チュンソフトから2015年7月30日に発売予定のプレイステーション Vita、プレイステーション4用ソフト『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』。プレイするたびにダンジョンの構造が変化する“不思議のダンジョン”シリーズに続く、新たなRPGとして生まれた本作の魅力をおさらいする。第1回はストーリーやキャラクターについて。

『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』の魅力をおさらい【第1回】_07

 本作は、『風来のシレン』などと同様に、プレイヤーと敵の行動によって時間が経過するターン制の“ローグライクRPG”。ただし、『風来のシレン』を始めとしたターン制のローグライクRPGとの大きな違いは、1ターンごとに画面の左側から光の災厄 “シャインレイド”が迫ってくるところ。光に呑み込まれた世界は消滅してしまうため、主人公が光に触れる=強制スクロールに呑み込まれれば、ゲームオーバーとなる。

 プレイヤーは、光に呑み込まれないようにしつつ、立ちはだかる敵との戦闘はもちろん、マップ内に落ちているアイテムを拾ったり、突如現れる建物やダンジョンに侵入したりと、貧欲かつ効率的に探索していく必要がある。マップを進んだ先には、災い使者である堕天使アルマが待ち受けている。これまでの探索で手に入れた装備品やアイテムを駆使して、アルマの討伐を目指そう!

『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』の魅力をおさらい【第1回】_08
『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』の魅力をおさらい【第1回】_09
▲道中には、山や水中などの地形が登場。どんな地形も乗り越えられるが、平地以外は1歩進むのに数ターン要してしまう。無理に難所を進もうとすれば、シャインレイドとプレイヤーの距離が一気に縮まる危険性も!
『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』の魅力をおさらい【第1回】_10
▲たとえアイテムを見つけても、近くにシャインレイドが迫っている状況で取りに行くのは危険大。アイテムの場所まで進むのに必要なターン数などを考えて行動しよう。状況次第では、諦めることも必要だ。

■ストーリー
 あるところに、名前のない世界がありました。各国の王たちは、この世界を我が物にしようと毎日のように争いを続けていました。なかでもコンラス王の王国は無敵を誇り、絶えずこの世界を統治し続けていました。

 ところがあるとき……。無敵のコンラス王を脅かすたいへんな事件が起きました。この世界に突然、災いの使者が降り立ったのです。災いの使者が放った光の災厄(シャインレイド)はみるみる世界の端から広がり、呑み込んだ生き物をつぎつぎと消滅させました。

 そしていま、光の災厄は……。国王と主人公がいる城の目前まで迫っていたのです。

『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』の魅力をおさらい【第1回】_01

■主要キャラクター

コンラス王(声:大友龍三郎)
 この世界を統べる偉大な国王。彼の国は無敗を誇り、絶えず世界を統治してきたが災いの使者が放ったすべてを呑み尽くす“シャインレイド”を前になすすべなく、主人公へ希望を託す。

『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』の魅力をおさらい【第1回】_04

メモリア(声:徳井青空)
 主人公の世話役で相棒のような存在。その陽気さで、歩みを止めることの許されない過酷な旅路において、主人公心を支えている。

『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』の魅力をおさらい【第1回】_06

堕天使アルマ(CV:小倉 唯)
 この世界に突如降り立った災いの使者。すべてを呑み尽くす“シャインレイド”を放った張本人。世界を滅ぼすことを目的とし、その妨げとなる主人公に襲いかかってくる。

『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』の魅力をおさらい【第1回】_05

ココ&ツチクレ(声:Lynn&綿貫竜之介)
 親を亡くした小さな娘ココは、人間になりたいと願う心やさしい魔物ツチクレといっしょに暮らしている。ツチクレは人の魂をたくさん取り込むことで、人間になれると信じているのだが……。

『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』の魅力をおさらい【第1回】_03
『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』の魅力をおさらい【第1回】_02
ココ
ツチクレ

不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ
メーカー スパイク・チュンソフト
対応機種 PSVPlayStation Vita / PS4プレイステーション4
発売日 2015年7月30日発売予定
価格 PS Vita版は3480円[税別](3758円[税込])、PS4版は3980円[税別](4298円[税込])
ジャンル RPG
備考 プロデューサー:齊藤祐一郎、ゼネラルプロデューサー:寺澤善徳