楽曲や出演作品について熱く語る！
声優・歌手として活躍する原 由実さんの6thシングル『improvisation』が、2015年5月27日に発売。2015年6月6日には、神奈川県のアニメイト横浜店にて、『improvisation』の発売記念トーク＆ミニライブイベントが開催された。
今回のリリースイベントは、6thシングル表題曲『improvisation』の歌唱からスタート。疾走感のあるロックチューンを披露すると、会場のファンから拍手が起こった。
続いて、5pb.の藤本氏を司会にトーク。今回原さんが着たトップスは、今井麻美さんとお揃いで選んだものだという。原さんがパーソナリティーを務めるテレビ番組『アニメTV』に今井さんがゲスト出演するということで、形が同じトップスをふたりで購入したのだそうだ。また、ピンク色の靴もお気に入りで、買った当日は靴を見るために下を向きながら歩いていたほどだという。
そこから、話は2015年7月より放送が始まるテレビアニメ『オーバーロード』へ。原さんがヒロインのアルベドを演じる同アニメは、原さんが歌う『intention』が、小説同梱ドラマCDの主題歌に使われたことでも知られている。アルベドはセクシーで知的なキャラクターでありながら、主人公・アインズのことになると見境がなくなり、原さんいわく「ぶっ壊れた」ほどの表情を見せるという。“オッサンみたいに”、“大口のゴリラみたいに”などの演技指導が行われたということで、どんな演技か気になるところだが、ぜひ7月の放送を見て確かめてほしい。
いよいよ本題となる『improvisation』関連のトークでは、同CDに収録されている3曲について語られた。
『improvisation』は、本来であれば“インプロヴィゼーション”と読むところを、原さんは“インプロヴィセーション”と勘違いしていたそうで、レコーディングが始まってからもしばらく“インプロヴィセーション”と歌っていた、というエピソードが明かされた。この楽曲は『ミステリートF ～探偵たちのカーテンコール～』に収録される『ミステリート2 ～フェアウェル・エンカウンター～』のエンディングテーマとなっているが、表題曲の中ではもっとも好みの楽曲に仕上がった、と原さんはご満悦。また、ミュージックビデオ収録時の思い出も語られ、『improvisation』DVD付版に収録されているメイキング映像の冒頭カットが、朝が早かったために顔がむくんでいたことを、自身がパーソナリティーを務める『原由実の◯◯ラジオ』で話したところ、ファンから「確かにむくんでいますね」と手紙が寄せられた、と明かした。
2曲目の『キミとの未来』は、PS Vita用ソフト『白衣性愛情依存症』のエンディングテーマ。2015年4月に発売された同作は、『improvisation』より発売が早かったこともあって、『improvisation』に収録される3曲の中では、いちばん最初にレコーディングが行われたそうだ。そんな『キミとの未来』のレコーディングでは、よりよいものになるようにと、収録をくり返したという。ソロ曲では通常10テイクほどになるところ、『キミとの未来』では20テイク以上も収録したそうだ。
3曲目の『「好き。」と言われるまでの5分間』のコンセプトは、“とにかくかわいい楽曲”。この楽曲はコンペ（多数の作曲者が応募した楽曲の中から選ぶ方式）で選ばれたものだそうで、原さんが候補を2曲まで絞ったということで、こちらも好みの楽曲の仕上がったそうだ。また、今回のイベントには、『「好き。」と言われるまでの5分間』の作曲を行った白林剛史氏が来場。同氏が来場したということで、急遽予定にない『「好き。」と言われるまでの5分間』を歌うことになったが、あまり練習をしてこなかったということで、歌詞カードを見ながらの歌唱となった。
ミニライブパートの後半では、前述の『「好き。」と言われるまでの5分間』に加えて、『キミとの未来』と『Spiral Moment』の3曲を披露。当初の予定では『キミとの未来』と『Spiral Moment』の2曲だったということで、ファンにとってはラッキーかもしれない。ちなみに『Spiral Moment』は、原さんの手持ちの楽曲から、ファンによるリクエストで決定。今井麻美さんバースデーイベント反省会と同様、原さん私物のハイレゾウォークマン（NW-A16）にて音源を再生した。
プレゼントをかけてのジャンケン大会では、サイン＆イラスト入りのポスターに加えて、原さんがレコーディングで使用した『キミとの未来』の歌詞カードを用意。原さんと同じ手を出し続けた人が勝利、というルールで行われ、勝ち残ったファンに賞品が贈られた。
