液体窒素で冷却した超電導体と永久磁石を使って宙に浮く
トヨタ自動車の高級ブランド“レクサス”が、ホバーボード“Lexus hoverboard”を発表。特設サイトと動画を公開し、大きな話題を集めている。
2015年は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PartII』で描かれた未来の世界と同じ年。作中に登場する人気アイテム“ホバーボード”を、自動車業界大手のトヨタが展開する高級車ブランド“レクサス”が手掛けるというのだから驚きだ。どのようなホバーボードなのかが気になるところだが、公式サイトによると、公開された“Lexus Hoverboard”は、超電導の専門家らと18ヵ月かけて開発したという。液体窒素で冷却された超電導体と永久磁石を使用しており、ホバーボード本体はデッキ部分に竹、下部には高級車用の素材をまとっている。ボードの縁の部分から白煙が出ているのは、おそらく液体窒素によるものだろう。ちなみに、販売の予定は現在のところはなく、今後はバルセロナにてプロスケーターによるテストが行われるとのこと。テストの模様も含め、特設サイトの情報は毎週アップデートされるようだ。
Lexus has created a real, rideable hoverboard
