“狩友猟団”を作っておくとオトクが満載!
カプコンとマーベラスが共同開発したアミューズメントカードゲーム『モンスターハンタースピリッツ』が、本日2015年6月25日より全国で順次稼動を開始した。ここでは同日に開催された、お笑い芸人のザ・たっちも登場したプレス発表会の模様をお届けしよう。
ステージには、『モンスターハンター』シリーズプロデューサーの辻本良三氏、本作でプロデューサを務めるマーベラスの井上和則氏が登場。辻本氏は、『モンスターハンター
スピリッツ』のおさらいとして、以下の3つの特徴をあげた。
(1)夢のタッグ
本作は『モンスターハンター』シリーズで初めて、ハンターとモンスターがタッグを組んで戦うことができる。
(2)モンスターの収集
筐体からはモンスターのカードが出てくるので、それを集めるという楽しみもある。
(3)自分だけの最強モンスターを育てる
モンスターの成長により、いっしょに戦うハンターの“装備部位”が変化する。また、バトルにおいて有利になる“スキル”を発動させて戦うこともできる。
さらに、この場で新たなプロモーションビデオも公開された。ゲームの魅力と迫力のバトルが収録されているので、ぜひ観てみてほしい。
『モンスターハンター スピリッツ』01弾ムービー
■ロケーションテストを体験した人への“ごほうび”も
ここでお笑い芸人のザ・たっちが登場。じつはこのふたり、以前『モンスターハンター4G』において、2日間で25個のレアアイテムを集めるという過酷なチャレンジをしていたこともあるのだとか。今回のゲスト出演は、辻本氏の「『モンスターハンター スピリッツ』にはハンターとモンスターの“絆”があるため、絆のレベルが高いふたりにお願いしたかった」という理由により実現したもの。
また、ザ・たっちはまだプレイすらしていない『モンスターハンタースピリッツ』にちなんだギャグをしてくれという無茶ぶりをされてしまったため、何とか「スピリッツ(魂)離脱~」というギャグを披露した(残念ながらウケてはいなかった)。
井上氏は、本作の“武器カード”について説明。この武器カードは筐体から排出されるものではなく、イベントや店舗などで配布される、ちょっとレアな扱いなのだそうだ。
さらに、本作のロケーションテストおよび、“モンスターハンターフェスタ'15”で配布されていたモンスターカードは、武器カードとして使用可能になるという。しかも、カードを“成体”になるまで育てていると、より強力な武器を手に入れることができるそうだ。これは、「ロケーションテストやフェスタへ足を運んでくれた人への、強い状態でゲームを遊ぶことができるごほうび」とのこと。
■仲間といっしょに楽しめる“狩友”システムとは?
ザ・たっちのは本作の“クエストモード”に挑戦することに。ふたりは“イャンクック”(幼体)と“ドスランポス”(幼体)という、ゲームでいちばん最初にゲットできるカードをもらっていたが、さすがにこれから挑戦するクエストに対しては弱すぎるということで、井上氏が育てていた“リオレウス”や“リオレイア”などの強力なモンスターを使用して狩りに向かうことになった。
ザ・たっちのかずや(右)は無事にターゲットを打ち倒すことができたものの、モンスターをトモ(仲間)にする説得には失敗。じつは説得の可能性を上げる“スキル”を使用していたのだが……かなり運が悪かったようだ。
遅れてたくや(左)もターゲットの討伐に成功。ただ、たくやは自分のモンスタ―を育てたかったのに、井上氏から借りた“セルレギオス”を成長させただけだったことがちょっと不満な様子。自分なりにモンスターを成長させることも、本作の魅力のひとつなのだろう。
なお、本作には“狩友(かりとも)猟団”というシステムがある。これは仲間と“猟団”の名前を決めておき、同じ名前の猟団の仲間でカードの貸し借りができるというものだそうだ。
さらに、本作の筐体が2台以上設置された店舗において、2台の本体が連動してさまざまなボーナスを受け取ることができる“狩友連動”というシステムも搭載されている。たとえば、モンスターをトモ(仲間)にするときの説得にボーナスがつくほか、ターゲットの部位破壊をしたときに素材が両方の筐体で入手できたりするとのこと。さらに、プレイヤーが同じ猟団であればボーナスはより強化されるという。
もちろん、ザ・たっちがプレイしているときにも“狩友連動”は発動しており、たくやはかずやのぶんの素材ももらえていたことにびっくりしていたそうだ。なお、井上氏によると、2台以上の筐体が置かれている店舗では、ひとりでプレイしても若干のボーナスをもらえることができる、“おひとり様”にもやさしい仕様になっているとのことだ。