日本語ローカライズも期待しちゃっていいですかね?

 米Camouflajが開発中の『Republique』は、女性主人公HOPEに指示を出して間接的に操作し、抑圧的な高度管理社会から脱出させるステルスアドベンチャーゲーム。現在はiOS/Android/PC/Macを対象に、全5エピソード中エピソード3までが配信されている。そんな本作のパブリッシング権を、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの米子会社GungHo Online Entertainment Americaが獲得したことが発表された。

 Camouflajのメインクリエイターであるライアン・ペイトン氏に話を聞いた所、パブリッシング契約は日本を含む全世界を対象にしたもので、CamouflajはIPとクリエイティブ面の主導権を保持しつつ、ガンホーが将来的なタイトルも含めて展開を強化していく形になるという。なお、対象プラットフォームや展開時期など、詳細については今後発表していくとのこと。

間接操作の非戦闘系ステルスアドベンチャー『Republique』のパブリッシング権をガンホーが取得_01
▲PCリマスター版に合わせて、モデルケースとしてUnity5を採用。国内で講演なども行われた。

 スマートフォン/タブレットでも本格的で濃いストーリーベースのゲーム体験を楽しめることを目標に開発され(ただしPCリマスター版も配信中)、“タッチ操作とカメラのハッキングで間接的に操作するステルスアクション”という捻りや、ジョージ・オーウェルの「一九八四年」を思わせる世界観などが評価された本作。これまでは英語のみでどうしてもストーリーを味わい尽くしにくい部分があったので、今回の契約によりローカライズ展開なども期待したいところ。