PCゲーム情報を発信&グッズ販売などの多彩な展開を予定!
2015年6月19日、マウスコンピューターが展開するゲーミングPCショップ“G-Tune:Garage”の移転&フルリニューアルオープンに関するプレス説明会が、移転先となる秋葉原の新店舗にて開かれた。その説明会の模様を、新店舗のコンセプトなどとともにリポートする。
プレス説明会では、まずマウスコンピューター代表取締役社長・小松永門氏が挨拶。同ショップはいままで同じ秋葉原に立地していたが、大通りから道を入り込んだところにあった。今回は、晴れて大通りへの出店となる。
「ずっと秋葉原の中央通り沿いに店舗を持ちたいと思っていまして、やっと夢がかない、すばらしい場所に移転することができました。今回のオープンにあたって、コンセプトとして考えたのが、とにかくPCゲームのことなら全部ここから発信したい、ということ。日本のPCゲームの中心地となるような場所にしたいですね。
1階については完全にデモンストレーションエリアという形で、VRなど最新のゲームコンテンツやハードウェアを、ここから発信していきたいと考えています。また新製品の発表の場、イベントスペースとしても提供していければと思います」(小松氏)。
続いて登場したのは、コンシューマ営業統括部 コンシューママーケティング室 室長の杉澤竜也氏で、店舗コンセプトと、今後の“G-Tune”の展開などが説明された。根底にあるのは、「ゲームといえば“G-Tune”という環境を作りたい」という思い。「そのためには、ゲームPCの未来・楽しさを体感してもらう必要があるのではないだろうか? ということから企画した店舗になっています」(杉澤氏)とのこと。
デザイン面に関しては、“Garage=出発点”として、古いものと最新のもの、過去と未来をミックスさせつつ、日本のテイストも入れ込むことを目指したそうだ。ここでは解説映像とともに、具体的な店舗デザインが説明された。概要は以下の写真を参照してほしい。
「外観に関しても、夜は2階の窓からブルーライトがこぼれるとか、昼夜で異なる表情を演出したいと考えています」(杉澤氏)。
杉澤氏は重ねて、実際にどんなことができる店舗になるのかという部分について説明。まず紹介されたのは、ゲームPCならではの楽しさを体験できる、ドライビングコーナーだ。こちらは3面モニターにステアリングもついた、かなり本格的な仕様に。さらには“PLAYISM”との連携によるインディーゲームのフリープレイや、オリジナルキャラクター“G-Tuneちゃん”のグッズ販売など、多彩な展開が予定されている。
■イベント後半は商品お披露目、シークレットゲストも登場!
店舗の説明がひととおり終わった後は、趣向が変わり、マウスコンピューターの新商品のお披露目タイム。ここで紹介されたのが、持ち運びに便利な取っ手が特徴的なマシン“LITTLEGEAR Series”だ。なおこの本体に搭載されているグラフィックカードは、先日発表されたばかりの新製品、NEW Radeon 「Fiji」(※正式名称“Radeon R9 Fury X”)。初の店頭デモンストレーションということで、日本AMDのGPUマーケティング&JAPANマーケティング部 マネージャー・森本竜英氏が、スペックなど詳細を紹介した。
さらに、新店舗オープンにあたっては“Oculus Rift”の新コンテンツが提供されたということで、続いてはマシン監修のNPO法人オキュフェスを代表して、主催の高橋建滋氏が登壇。団体の説明と、活動内容やマシンの特徴などが語られた。
また、“G-Tune”は生放送やイベントへの取り組みにも積極的で、移転後もさらに力を入れていく方針だ。その第1弾として、この6月19日・20日・21日にゲームイベントを実施するが、そのゲストがこの場にサプライズ登場! 格闘ゲームプレイヤー・ふり~だ氏と、グラビアアイドルの塚本舞さんだ。
店舗の印象については、ふり~だ氏は「独立した世界観があって、お店の中に入ったときに、オオッ! と思いました。2階には多くのPCが置いてあって、気軽にすぐ触れるのはいいですね。1階にはレーシングシミュレーションが展示されてますけど、ハイスペックなPCのポテンシャルが体感できるので、最新モデルならこれだけのパワーがあるんだなと知ることができる、いいスペースになっていると思います」とコメント。また塚本さんは「近未来的な空間になっていて、入りやすいお店なのに、非現実的な感じが味わえますね。たくさんPCを触れるのもいいなと思いました」と語ってくれた。
その後は関係者による激励のビデオコメントが紹介されたのち、登壇者一同のフォトセッションが行われ、プレス説明会は無事に終了となった。大通りに移転して晴れてリニューアルオープンした“G-Tune:Garage”の、今後の展開に注目だ。