日本語対応予定! この夏は大自然の中で冒険してみては

 非戦闘系MMOを標榜する『ワンダー』の配信日が決定。海外ではPC/PS4版ともに6月4日配信予定で、SteamでのPC版は日本語を収録。日本へのPS4版配信は7月を予定している。ちなみに海外産MMOとしては珍しく、開発元自ら日本語にローカライズ予定。ゲームは売り切り型のモデルを採用しており、米ドルでの価格は25ドル(そのまま換算すれば約3000円)。

 配信日決定記念トレイラーでは、プレイヤーキャラクターの新たな形態“Hira”が公開。手足にヒレがついており、切り立った崖などからベースジャンプして飛び降り、グリフォンに飛び乗ってそのまま空を飛び回るという爽快なアクションが可能! エラもついていて、海を泳ぎまわることもできる。

ベースジャンプしてグリフォンに飛び乗ったり、海の中を泳いだり。大自然が美しい非戦闘系MMO『ワンダー』の配信日が決定_02
▲大自然での滑空ヤバい!

 ゲームは大自然に恵まれた世界を舞台に、戦闘ではなくストーリーベースで展開。プレイヤーは大きな生きる木としてスタートし、歌声に導かれて周囲を探索して他の旅人と仲間になり、それぞれが得た物語の断片を紡ぎ合わせていくことで、徐々に隠された秘密が明らかになっていく。
 また、冒険の過程で新たな能力を持った形態へ変身できるようになることもあり、今回明らかになったHiraはそのひとつ。全部で4種類の形態が存在するという。

ベースジャンプしてグリフォンに飛び乗ったり、海の中を泳いだり。大自然が美しい非戦闘系MMO『ワンダー』の配信日が決定_03
▲プレイヤーは木の形態でスタートし、仲間と探検していく内に、新たな能力を持った形態へと変身していく。これは人間と木が混ざったような“オーレン”(ちょっと怖い)。

 とはいえローカライズされていても、グローバルにプレイヤーが混在するマルチプレイゲームでは、言語グループ間で意思疎通されなかったり、そのためにサーバーを分けたりするのが一般的だ。
 そこでカギとなるのが本作の独自言語「Rozhda」。プレイヤーは冒険の過程で新たなグリフを覚え、それをPS4のタッチパッドやマウスで描くことで、母国語が異なるプレイヤーでも緩いコミュニケーションを取れるというもの。

 というわけでMMOといっても古典的なMMORPGより、『風ノ旅ビト』のようなオンラインの緩い協力を主眼にしたマルチプレイゲームといった印象。美しい自然や独特な世界観にピンと来た人は、チェックしてみてはいかがだろうか。

ベースジャンプしてグリフォンに飛び乗ったり、海の中を泳いだり。大自然が美しい非戦闘系MMO『ワンダー』の配信日が決定_01
▲並べてみるとオーレンめちゃデカい。