実写でケンカ! 実写で必殺技! パリのギャングをナメんなよ!

 2009年にXbox 360のXbox Live Indie Gamesで配信された、知る人ぞ知る実写スタイルの怪作アクションゲーム『Streets of Fury』。5年以上の時を経てヤツらが帰ってきた! というわけでPC版『Streets of Fury : Extended edition』がSteamで6月18日発売決定。価格は9.99ドル(日本円での正確な価格は不明)。

 ゲームとしては、基本的には『ファイナルファイト』や、くにおくんシリーズのような横スクロールのベルトスクロールアクションゲーム。ただしキャラクターは全員、初期『モータルコンバット』というか『ビキニカラテ』のような絶妙なダルさとユーモラスさの間をすり抜ける実写スタイル!

 プレイアブルキャラクターは全部で15人おり、ローカルで最大4人の協力プレイと対戦プレイに対応。パリのギャングチームの抗争を描いたストーリーモードのほか、自分のギャングを育てていくオルタナティブストーリーモード、対戦モード、次々と襲いかかる敵からできるだけ生き延びるサバイバルモード、お題にタイムアタックで挑戦するチャレンジモードなどを搭載。オリジナル版からはBGMも増えている。

 なお、Steamでの配信権を得るために行ったSteam Greenlightの際に記述されていた日本語などのローカライズについての記述が消え、英語のみの対応となっているが、開発チームに聞いた所「ローンチ時点ではゲームを仕上げることに集中することに決めたんだけど、ローカライズのアイデアがなくなったわけじゃないぜ! オリジナルの『Streets of Fury』は日本のゲーマーからの反応が良かったから、俺達はマジで考えてんだ!」とのこと。というわけでローカライズされるかもしれないし、されないかもしれないが、この戦いの(ユルい)グルーヴを感じるんだ!

実写アニキたちがパリのストリートでバトル! XBLIGが産んだ怪作『Streets of Fury』PC版がSteamで発売決定_01
実写アニキたちがパリのストリートでバトル! XBLIGが産んだ怪作『Streets of Fury』PC版がSteamで発売決定_02
実写アニキたちがパリのストリートでバトル! XBLIGが産んだ怪作『Streets of Fury』PC版がSteamで発売決定_03