殺陣に人間ドラマ、濃密な2時間15分!
本日2015年5月2日より、コーエーテクモゲームスの『戦国無双』シリーズを原作にした“舞台「戦国無双」関ヶ原の章”が東京・シアター1010にて開幕。初回公演前に行われたゲネプロ公演の模様をリポート!
今年2015年、11年目に突入した『戦国無双』シリーズ。1月に『戦国無双4-II』の完成発表会でサプライズ発表された舞台版では、安西慎太郎、小沼将太、植田圭輔ら注目の若手俳優陣が出演するほか、脚本・演出を舞台版『アムネシア』、『幕末Rock』などを手掛けた吉谷光太郎氏が担当するなど、盤石のキャスト・スタッフが集結。注目度の高さを受けて、ファミ通.comでもたびたび記事を掲載してきた。
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ゲネプロ公演後に行われた囲み取材には、安西慎太郎(真田幸村役)、小沼将太(真田信之役)、植田圭輔(石田三成役)、紗綾(稲姫役)、金子昇(雑賀孫市役)が出席。ゲネプロ公演の興奮覚めやらぬ中、本公演へ向けた意気込みを語っていた。
安西慎太郎 ゲームもアニメもそうですが、とにかくアクション! 殺陣も見どころです。また、幸村と兄・信之との関係や、武将ひとりひとりの関係性に感動できるように作ってきましたので、そこに注目していただけたら。キャスト陣やアンサンブルの皆さん、スタッフの皆さん、とにかく本気です! お客さまに楽しんでいただくことはもちろん、『戦国無双』自体がこの日本でいちばん必要とされる作品になるように、そして「続編をやってほしいね」と思ってもらえるような、すばらしい作品にしたいと思います。とにかく全力で、全身全霊で演じていきますので、応援よろしくお願いいたします!
小沼将太 ゲネプロも終わって、ひとりひとり課題を見つけて本番に臨んでいきます。千秋楽までケガなく、もっともっといい舞台になるようにがんばっていきたいと思います。関ヶ原の戦いのように、心に残る舞台にしたいと思います!
植田圭輔 この作品はとにかく疲れます(笑)。アンサンブルの皆さんもダンスや殺陣などやることがいっぱいあって、僕らは支えてもらっているので、とにかく身体を動かして汗をかいて、お客さんに熱量を届けようと。石田三成的に言うなら「愛すべき馬鹿ども(観客)」を喜ばせようかなと。ゲームのストーリーをなぞっていることもあり、歴史を学べるということもあり、原作を好きな方だけではなく、お芝居を好きな皆さまにも楽しんでいただけると思います。素敵なゴールデンウイークをお届けできると思いますので、ぜひ楽しんでください。
紗綾 この作品はゲームの『戦国無双』のストーリーがそのまま台本になって、セリフとして表現されていて、『戦国無双』好きにはたまらない舞台になっていると思います。今回は男性陣に混ざってお芝居をさせていただくということで、とても緊張していますが、信之との色恋シーンも見どころのひとつです。幸村と信之がふたりで戦うシーンは、舞台袖で見ていても泣きそうになるくらい感動します。ぜひクライマックスまで楽しみにしていてください。
金子昇 僕は2.5次元の作品に初めて出ますが、僕の出ハケだけで40回以上あります。多い人は僕の倍くらいありますが、それくらいテンポよくスピーディーで、音楽も照明もいいですし、それに合った立ち回りも多々あって、楽しめるところがたくさんあります。ゲーム好きの皆さん、舞台好きの皆さん、各ジャンルの方が楽しめると思うので、よろしくお願いします。ゴールデンウイークまっただ中ですが、晴れでも雨でも関係ありません! 観ていただければ気持ちよく帰れると思いますので、ぜひ観にきてください。
つぎのページでは、劇中カットも含め、休憩なし・約2時間15分の公演をリポート。“ネタバレNG派”の方はご注意を!