期待の大作オンラインRPG『黒い砂漠』プレオープンテストプレイリポート
2015年上半期にサービスインが予定されているゲームオンのPC用MMORPG『黒い砂漠』。2015年4月1日~4月10日の期間にプレオープンテストが実施され、多くのコンテンツに触れることができた。筆者も仕事を忘れて楽しんでしまったプレオープンテストのプレイリポートをお届けする。
『黒い砂漠』を楽しむために必要な要素は“知識”の獲得
『黒い砂漠』のゲーム本編は、村の片隅で倒れているところからスタート。主人公である自分の分身が目を覚ますと、謎めいた闇の精霊が、簡単な操作方法となすべきことを教えてくれる。
プレイ当初は、闇の精霊が提案するクエストを進めていたが、ある程度進めたところでどうも様子がおかしいことに気づいた。どうやら闇の精霊は、ストーリーの進行に関わる依頼をたびたびプレイヤーに提示してくれるが、それ意外の要素については教えてくれないようなのだ。ストーリー以外の点にも積極的に目を向けると、ゲームにより深く足を踏み入れられ、『黒い砂漠』の世界をぞんぶんに楽しむことができた。
『黒い砂漠』では、各所で得られる“知識”が重要となるのは既報のとおり。知識を得ることで新たな依頼が誘発され、NPCとの会話内容が増え、ストーリーが進む。また、戦闘を重ねて敵の知識を入手すれば、敵の正確なHPが表示されるなど、さまざまな恩恵を受けられるようになる。
知識を得る方法は、新たな土地を発見する、アイテムの採取・加工を行う、敵を倒す、NPCと会話するなど、多様な方法がある。とくに重要に感じたのはNPCとの会話だ。重要な知識を得るためには“行動力”を消費するが、得た知識が新たな依頼や別のNPCから知識を引き出す条件にもなるのだ。
得た知識がきっかけで固有の名称を持つNPCとの会話交流が可能になることもある。会話交流で親密度を上げれば、アイテムや新たな知識の入手につながるので、仲よくしておいて損はない。何気ない会話の中に有益な情報が隠されていたりもするので、NPCとの積極的な会話で『黒い砂漠』の見識を広げよう。
知識や行動力と同様に重要なのが“貢献度”だ。これは貿易や生産活動の拠点となる住居を購入したり、NPCと特別なアイテムの貸し借りを行う際にも必要となるポイント。NPCから受けるクエストをクリアして貢献度経験値を溜め、一定値に達すると1ポイント獲得できる仕組みだ。
生活系コンテンツの豊富さは『黒い砂漠』の特徴のひとつだ。貢献度を溜めれば溜めるほど、その真髄を楽しめるようになる。ちなみに、知識・貢献度・行動力は同一アカウント内の全キャラクターで共有される。サブキャラクターを作っても一から始める必要はなく、とても良心的な設計になっている。