果てしなき井戸を降り続ける落下アクション・シューティング
海外のインディーゲームイベント“Independent Games Festival”(以下、IGF)。毎年、このイベントで名誉ある賞を勝ち取るべく、世界中の独創的なゲームがしのぎを削っています。今回ご紹介するのは、2014年に発表され、IGFの学生部門に日本人が開発したインディー作品として初めてノミネートされた『Downwell』です。上を目指して登ろうとする作品ばかりの中、反対に深い井戸の底へと“降り続ける”という、奇妙なアクション・シューティングなのです。
しかも、このゲームの作者であるもっぴん氏は、若干23歳の若きクリエイター。開発期間はたったの8ヵ月で、現在は2015年内のリリースを目指して最後の調整中というのだから驚きです。画面写真をご覧いただければおわかりになると思いますが、ダークなドット絵による独特なアートワーク、実際に遊べばわかる、緻密に反応する挙動。これはゲームとしての完成度も相当に高い……いや深いもの。『Downwell』、文字通り底知れない注目の逸品です!
レーザーにドローン 武器もいろいろ
とにかくガンブーツで撃ちまくりながら、井戸をどんどん落下して進んでいく快感と、独特の操作感が本作の魅力。武器の種類も、現時点でショットガンからレーザー、3WAYショットまで、シューティングゲームの醍醐味が味わえるひと通りの武器の登場が判明している。お気に入りの武器で、敵を蜂の巣にしてやろう!
お地蔵さんからグッズを購入
井戸の中には、お地蔵さんが店主という奇妙なお店も存在。集めたジェムでアイテムを買えるのだ。体力強化から、武器の購入などなど……主人公を強化していく楽しさも味わえる。