不条理OVA『トワイライトQ/迷宮物件FILE538』、VFX映画『アヴァロン』も上映

 “押井守映画祭2015”第三夜の詳細が決定した。日程はゴールデンウィークの皮切りとなる2015年4月25日、実写映画二作と劇場アニメ一作、OVA一作をラインナップする“マニアック編”と題して行われる。

以下、リリースより。


 大人気プログラムとなった新文芸坐×アニメスタイルセレクション“押井守映画祭2015”ですが、注目の第三夜の詳細がついに決定しました。日程はゴールデンウィークの皮切りとなる4月25日(土)、実写映画二作と劇場アニメ一作、OVA一作をラインナップする“マニアック編”と題してお送りします。

押井守映画祭・第三夜は仏語字幕版『紅い眼鏡』や『MAROKO 麿子』などの異色作、レア作品揃い 古川登志夫さんと千葉繁さんが舞台裏を語る!?_02
▲写真左:古川登志夫/中央:『紅い眼鏡』より/右:千葉繁
押井守映画祭・第三夜は仏語字幕版『紅い眼鏡』や『MAROKO 麿子』などの異色作、レア作品揃い 古川登志夫さんと千葉繁さんが舞台裏を語る!?_01
▲写真:『アヴァロン』より

 上映作品は、押井守監督実写第一作にして千葉繁主演作の『紅い眼鏡』。実験的スタイルが特徴の不条理OVA『トワイライトQ/迷宮物件FILE538』。古川登志夫主演、千葉繁録音監督の劇場アニメ『MAROKO 麿子』。全編ポーランドロケを敢行したVFX映画『アヴァロン』の四本。

 ゲストには押井ワールドでおなじみのお二方、声優の古川登志夫さんと千葉繁さんをお迎えし、『うる星やつら』や『機動警察パトレイバー』という人気シリーズを支えたレギュラーとして、監督の人となりや知られざる演出術などに迫ってお話を伺っていく予定です。

 なお、『紅い眼鏡』は“仏語字幕版”での上映となります。これは当時、カンヌ映画祭出品のために準備され、諸般の事情でお蔵入りになったものですが、昨年春にキネカ大森30周年記念で初めてお披露目されただけという、まさに“マニアック編”にふさわしい一本になっています。

 前売券は3月28日(土)から、新文芸坐とチケットぴあにて一斉発売です!

 “押井守映画祭2015”は押井守監督のアニメ、実写の代表作を上映する連続企画です。昔からのファンばかりでなく、押井守ビギナーの方々にも個性的な監督作品と出会うきっかけになって欲しいと、そんな想いでプログラムを編んでいます。そして、押井守監督を再びゲストに迎える第四夜も鋭意企画中です。どうぞご期待ください!

■イベント概要

新文芸坐×アニメスタイルセレクションVol.67 押井守映画祭2015 第三夜“マニアック編”

【日時】2015年4月25日(土)開場22:15/開演22:30(終演予定6:05)

【会場】新文芸坐(東京都豊島区東池袋1-43-5 マルハン池袋ビル3F) TEL.03-3971-9422 池袋駅東口徒歩3分

【特別料金】一般3000円/前売・友の会2800円 前売券は劇場窓口・チケットぴあにて、3月28日(土)より販売開始!

【ゲスト】古川登志夫(声優)、千葉繁(声優)、小黒祐一郎(アニメスタイル)、桑島龍一(プランナー&ライター)

【作品】
『紅い眼鏡』(1987年/116分/仏語字幕/35mm)出演:千葉繁、鷲尾真知子、古川登志夫ほか
トワイライトQ/迷宮物件 FILE538』(1987年/30分/35mm)声の出演:瀬川哲也、兵藤まこ、千葉繁
MAROKO 麿子』(1990年/90分/DVD)声の出演:勝生真沙子、古川登志夫、緒方賢一ほか
『アヴァロン』(2001年/106分/35mm)出演:M・フォレムニャックほか
※『MAROKO 麿子』はDVD素材のため万全の画質でありませんが、ご了承ください。それ以外は全て35mmフィルム上映となります。

【備考】
オールナイト上映につき18歳未満の方は入場不可です。
トークショーの撮影・録音は禁止です。
第三夜は押井守監督の出演予定がありません。予めご了承ください。