“骸骨の姿をした主人公ががんばる話”『オーバーロード』が、ついにテレビアニメ化
2015年3月21日・22日の2日間にわたって東京ビッグサイトで行われたイベント“AnimeJapan 2015”。2015年3月22日(日)には、同イベント内で2015年夏より放送開始予定の新作アニメ『オーパーロード』のアニメプロジェクト発表会が実施された。イベントには、日野聡さん(モモンガ役)、原由実さん(アルベド役)、上坂すみれさん(シャルティア・ブラッドフォールン役)、加藤英美里さん(アウラ・ベラ・フィオーラ役)、内山夕実さん(マーレ・ベロ・フィオーレ役)が登壇。初公開のティザーPVなどが公開され盛り上がった。
作品の見どころについては、キャスト陣がそれぞれにアピール。すでに原作の限定版に同梱されるドラマCDでキャラクターを演じているキャスト陣は、MMORPGの重厚感のある世界が、アニメでどのように描かれるのか非常に期待している様子。また、公式サイトにて公開済みのティザービジュアルについても、アニメで動く姿が思い浮かぶ、スタイリッシュなビジュアルになっているということで、こちらも注目。主人公のビジュアルなのに、悪モノ者感が強いという感想も飛び出した。
会場では、本邦初公開のティザーPVも上映。劇場版でも始まるのか、という感想も飛び出したティザーPV。こちらはドラマCDの音声をPVのアニメーションにつけているものということだったが、そんなことは感じさせないクオリティーに、会場のファンも固唾を飲んで見守った。なお、ドラマCDで描かれたアルベドがモモンガに胸を揉まれるというシーンは、きっとアニメでも描かれるだろうとのことなので、重厚な世界観やアニメで動くキャラクターたちとともに、それらのシーンがどのように描かれるのかも楽しみにしたい。
【PV】TVアニメ「オーバーロード」PV第1弾
■スタッフ
原作:丸山くがね(『オーバーロード』/KADOKAWAエンターブレイン刊)
キャラクター原案:so-bin
監督:伊藤尚往
シリーズ構成・脚本:菅原雪絵
キャラクターデザイン・総作画監督:吉松孝博
アニメーション制作:マッドハウス
製作:オーバーロード製作委員会
■キャスト
モモンガ:日野 聡
アルベド:原 由実
シャルティア・ブラッドフォールン:上坂すみれ
アウラ・ベラ・フィオーラ:加藤英美⾥
マーレ・ベロ・フィオーレ:内山夕実
デミウルゴス:加藤将之
コキュートス:三宅健太
セバス・チャン:千葉 繁
ナーベラル・ガンマ:沼倉愛美 ほか
■INTRODUCTION
1000万PVを超える大人気Web小説としてWebサイト“小説家になろう”で現在も連載されている『オーバーロード』は、KADOKAWAエンターブレインによって書籍化されるやいなや、大ヒットを記録。Web小説版から書籍化されるにあたって大幅な改稿が加えられ、Web小説版の読者も楽しめる新たな展開が綴られている。主人公が骸骨の姿をした大魔法使いという異色の設定を見事に活かす『オーバーロード』の見どころは何といっても最凶のダークファンタジーと呼ぶにふさわしい圧倒的なスケール感。そんな映像化不可能とも言われる『オーバーロード』の重厚な世界観と物語を見事なテレビアニメーションとして描き出すのは、日本屈指の実力を誇るアニメーションスタジオ“マッドハウス”。監督には凄腕アニメーターとしてさまざまな作品で活躍している伊藤尚往、シリーズ構成・脚本には『ソードアート・オンライン』や『魔法科高校の劣等生』などで脚本を務めた菅原雪絵、そしてキャラクターデザインには『HUNTER×HUNTER』など有名作品を多数手掛ける熟練アニメーター・吉松孝博という実力派クリエイターたちを迎えて作り上げるテレビアニメーション『オーバーロード』が、ついにそのベールを脱ぐ!
■ストーリー
時は2138年。仮想現実の中を自由に遊ぶことのできる体感型ゲーム全盛の時代に一大ブームを巻き起こしたオンラインゲーム“ユグドラシル”は静かにサービス終了を迎えるはずだった。しかし、終了時間を過ぎてもログアウトしないゲーム。突如として意思を持ち始めたNPCたち。ギルドの外には見たこともない異世界が広がっていた。現実世界ではゲーム好きの孤独で冴えない青年が、骸骨の姿をした最強の大魔法使い・モモンガとなり、彼の率いるギルド“アインズ・ウール・ゴウン”の伝説が幕を開ける!