表現したのは“日本がバブルに湧いていた時代の刺激”
本日2015年3月11日、セガより3月12日発売予定のプレイステーション4、プレイステーション3用ソフト『龍が如く0 誓いの場所』と、100%国産野菜を使用した本格的な長崎の味わいが楽しめる“長崎ちゃんぽんリンガーハット(以下、リンガーハット)”とのコラボレーション企画のオリジナル商品“龍が如くちゃんぽん”の試食会が行われた。ここでは、その模様をお届けしよう。
今回のコラボ企画の内容は、『龍が如く0 誓いの場所』のゲーム内にリンガーハットの店舗が登場するほか、ゲームの発売日である明日3月12日からリンガーハット全店(約550店舗)にて、期間限定でゲームの世界観を反映させたオリジナル商品“龍が如くちゃんぽん”が販売されるというもの。『龍が如く』シリーズ総合監督である名越稔洋氏は「コラボメニューは『龍が如く0 誓いの場所』の内容に負けないくらいパンチの利いた味になっています」と語った。
本作のチーフプロデューサーである横山昌義氏は、コラボ企画についてゲーム映像を交えつつ解説した。横山氏によると、ゲームでは1988年の繁華街である神室町(架空の町)にあっても違和感がないようにリンガーハットの店舗を登場させており、その外観と所在地はモデルとなった店舗(リンガーハット新宿靖国通り店)とそっくりなのだそうだ。横山氏はこのことを「ゲームと現実をリンクさせている仕掛け」であると語った。
リンガーハット 営業戦略部 執行役員 川内辰雄氏は、「このコラボメニューはゲームの舞台は日本がバブルに湧いていた時代ということで、“リンガーハット史上いちばん辛い”ということでその刺激を表現しました」と語った。また、主人公・桐生一馬の圧倒的な強さを“赤”という色で表現しており、メインのターゲットは20代~30代の若者とのこと。
※関連記事
『龍が如く0 誓いの場所』と“長崎ちゃんぽんリンガーハット”がコラボ! 3月12日より特別なコラボメニュー“龍が如くちゃんぽん”が発売
名越氏と横山氏はそれぞれコラボメニューのひとつ“龍が如くちゃんぽん”を試食。横山氏は辛い物が大好きだそうで、「それほど辛くはないけど、おいしい」とつぶやきながら麺をすすっていた。しかし、さすがは“激辛”と掲げている商品なだけあって、横山氏の顔は徐々に汗だくになってしまった。
試食後、ふたりは感想を以下のように語った。
名越稔洋氏(以下、名越) こういったコラボメニューには“ネタっぽい”ものも多いのですが、これは商品として本当においしかったです! そこがなによりもうれしかったですね。
横山昌義氏(以下、横山) ベースの味がしっかり濃いので、野菜がたくさん入っていても味が薄くならないのがいいですね。“濃口”のラーメンが好きな人、ちゃんぽんが好きな人におすすめできる、やみつきになる味です。ターゲットである“20代~30代の方には満足できるのではないでしょうか。明日くらいにまた食べに行きたいですね。