『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』BOOM BOOM SATELLITES×ニンジャスレイヤー翻訳チーム特別対談企画の“延長戦”をお届け!

2015年4月16日より配信開始予定のアニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』のメインテーマを担当するBOOMBOOM SATELLITESと、ニンジャスレイヤー翻訳チームとの特別対談企画をお届けしよう。 ※本対談は、3月3日に行ったTwitter対談から一部抜粋掲載しております。

●メインテーマに込められた思いは――

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 『ニンジャスレイヤー』は2010年からTwitter上で有志(翻訳チーム)による翻訳連載が開始されると、徐々にその独特の言語センスとニンジャカラテアクション、サイバーパンクな世界観が話題を呼び、ついに2012年に書籍化。その後は8エピソードのオーディオドラマ化、3誌でのコミカライズ化と破竹の勢いでメディアミックスが行われてきた本作だが、2015年4月からついにアニメ配信がスタートする。

 そこで今回はニンジャスレイヤー翻訳チームとアニメのメインテーマを務めるBOOM BOOM SATELLITESの特別対談企画を実施。

 こちらは先日、突如翻訳チームからのリプライで始まった即席Twitter対談の延長戦で、そこで語られたメインテーマ『BACK IN BLACK』の楽曲制作の裏側や歌詞に込めた思いなども再掲載。リアルタイムで彼らのやり取りを見逃した方も、ぜひご覧ください!


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BOOM BOOM SATELLITES
1997年ヨーロッパでデビューし、ブレイクした中野雅之、川島道行からなるロックバンド。
エレクトロニックとロックの要素を取り入れながら新しい未知の音楽を創造し続ける日本屈指のクリエイター。これまでも映像作品への楽曲提供を勢力的に行い、デビューから現在に至るまでアーティスト、クリエイターからの絶大なる支持を受けている。
現在ニューアルバム『SHINE LIKE A BILLION SUNS』発売中。


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▲ニューアルバム『SHINE LIKE A BILLION SUNS』
初回盤:SRCL8688~9/3500円[税抜]
通常盤:SRCL8690/3000円[税抜]

ニンジャスレイヤー翻訳チーム
『ニンジャスレイヤー』原作者のブラッドレー・ボンド氏、フィリップ・N・モーゼズ氏から、日本における全ての権利を取得し、Twitter上で翻訳連載している謎に包まれた集団。
こちらは彼らのTwitterアイコンでニンジャの脅威にさらされないよう写真掲載は許可していない。本対談には本兌有氏、杉ライカ氏が参加している。


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■作品作りの本質とは――

※Twitter対談から抜粋

翻訳チーム(以下、翻訳) ドーモ。先日は(楽曲提供)ありがとうございました。「BACK IN BLACK」聴いております。

ブンブンサテライツ(以下、BBS) 先日のブンブンサテライツニコ生でのコメントありがとうございました。アニメ『ニンジャスレイヤー』のメインテーマ曲へのオファー、大変光栄に思ってます。

翻訳 バッチリと世界観に合っていて、原作者も当然ながら、我々もうれしかったです。 
『ニンジャスレイヤー』のためだけの歌詞ではないと思うのですが、ところどころに作品を匂わせるようなフレーズが入ってきていて、全体的に、サイバーパンクらしい……自我が拡散、凝縮していくような……そんなものを感じて、『ニンジャスレイヤー』らしいな、と思いました。

BBS 今回、歌詞は自分(川島)が書きました。書籍版の小説と漫画を読んだ上で書いたのですが、普段自分が考えている通り曲に寄せた歌詞にしようと思って臨みました。聴いて喜んでいただければうれしいですね。

翻訳 楽曲についてはどのような形で制作されたのですか?

BBS アルバム制作期間があまりに長かったので…実はよく覚えていないんです(苦笑)。

翻訳 ギターがとても強く感じましたが、あのリフが最初に来た感じですか?

BBS そう……だったと思います。どのタイミングで歌が来て、だとかよく覚えていないんですよね。でもベーシックな部分は一晩くらいで書き上げたと思います。その後ダビングしたり、長くかかる作業はあったのですが、最初は勢いでバーッと作ってしまいました。

翻訳 なるほど、勢いがあるわけですね。原作者2人も、イントロから強いカラテを感じられ、とても気に入っていると言っていました。それとアルバム(「SHINE LIKE A BILLION SUNS」)を通して聴いてみると、「BACK IN BLACK」だけ、なんというか、少し異質な感じも受けました。

BBS 確かに、アルバムの中ではあの辺からフェイズが変わっていく、「BACK IN BLACK」がその転換部分となっている曲かも知れません。

翻訳 全体のサウンド傾向が既存のアルバム群とはかなり違っていますが、それでいて矛盾が無く、これまでの蓄積・文脈をしっかり感じることもできます。解放感のある、前向きな曲が多いですよね。

BBS 僕らもデビューして18年なので、少しは大人になったんじゃないでしょうか?(笑)。でも冗談抜きで、デビュー当時からブレないものもありますが、成長していかなくちゃ、という気持ちはあったので。例えば、EDMが流行ったらそれをやればある程度は売れる、みたいなところは計算できると思うのですが、それだと自らのアイデンティティを持っていないことになると思うんです。自分たちが時代とどう向き合っていくか、付き合っていくかと考えていかなくてはならないと思っていて、「BACK IN BLACK」は世間を断って、自分たちの音楽を作ろう、という気持ちで作りました。

翻訳 あくまで自身の本質を見つめ……という事ですね。ジツに頼らず己の生身のカラテで状況を打破するニンジャスレイヤーのイズムと同質のものを、今、感じました。
ヘッズ達も想像力を働かせて楽曲の意味を考えたりしており、「BACK IN BLACK」は実際、アニメに限らず『ニンジャスレイヤー』にピッタリな曲だな、と思います。


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