2015年2月13日、14日の両日に千葉県の幕張メッセで開催されている“ジャパン アミューズメント エキスポ 2015”(JAEPO 2015)。バンダイナムコゲームスで披露された新作ガンシューティングゲーム『タイムクライシス 5』のプレイリポートをお届けする。

●前作『4』から9年の時を経て登場!

 2015年2月13~14日、千葉・幕張メッセで開催中の“ジャパン アミューズメント エキスポ 2015”(JAEPO 2015)。バンダイナムコゲームスのブースでは最新作『タイムクライシス5』がプレイアブルで展示されていた。旧ナムコ時代から続く、同社のガンシューティングシリーズが、前作『4』から9年の時を経てアーケードに再び帰ってきた!

●“ダブルペダルシステム”が新たな戦いのスタイルを生む!

 前作と同様にモニターが1P側と2P側個別に用意された筐体。操作はもちろん専用のガン型コントローラーだ。手にしてみたところ、これまでと同様に重すぎず、軽すぎず手になじむ感じ。コントローラーの側面にある色のついたボタンは、ハンドガン、マシンガン、ショットガンなど、使用武器を切り替えるためのものだ。前作までは、画面外にガンを向けてショットを押すことで武器の切り替えができたが、その操作はボタンひとつで済むことになる。

 そして足元に目を向けてみると本作最大の特徴であるふたつのペダルがある。本シリーズの基本システムとして、ペダルを踏む・離すことで攻撃体勢に入る、物陰に隠れるというアクションができるのだが、本作ではそのペダルがL(左)とR(右)のふたつにわかれた“ダブルペダルシステム”を新たに採用。ふたつを踏み分けることで、同じ戦闘場面内で左右のポジションに移動ができるようになったのだ。これによりこれまでの“守り”(隠れる、待つ)重視のゲームから、左右に回りこめる“攻め”のプレイを実現した……というが本作最大のウリなのだが、実際にプレイをしてみるまでは、このことがイマイチ理解できなかったのがプレイ前の本音といったところ。

 では、実際にプレイしてみてどうだったか? ゲームの解説を交えながらお伝えしていきたい。本作の主人公は、若きエージェント、ルークとマーク。いまどきのオシャレでワイルドな風貌、ヤンチャそうな言動という伝統の(?)主人公を見て、それだけですでに『タイムクライシス』感がいっぱい! 冒頭デモでは、過去シリーズ作すべてにおいて活躍した伝統の悪役“ワイルドドッグ”の姿も見え、積もるときを経て動き出す新たなエピソードを予見させる。

 アクション場面を実際にプレイしている感覚は、往年の『タイムクライシス』そのまま。しかし、前述のL、Rペダルの効果は序盤から実感できるようになっている。Lペダルを用いて敵との銃撃戦をしていたとする。その際にRペダルでポジション移動をすると、敵はしばらくのあいだ、移動前の向きを向いたままとなり、その側面に目掛けて安全に攻撃ができるのだ。序盤は、盾を持った敵が出現、激しい銃撃戦で正面から倒すのが困難……と、いったこのLとRペダルの活用を促す場面が登場。一度そのメリットを体で理解すると自然に使いこなせるようになった。操作が複雑になったのではなく、攻撃アプローチの手段が増えて戦いやすくなったという印象だ。

 敵を素早く倒すことが求められる本シリーズにおいては、ポジション移動の活用が大きなカギとなることだろう。ふたつのペダルを使い分けで攻略するシーンは、ここで紹介した例以外にもさまざまなケースがありそうだ。また、今回は体験できなかったが、2P同時プレイ時の攻めかたもバリエーションが大きく広がることだろう。

 めまぐるしくシーンが変わる、ジェットコースターばりのスリリングな場面転換も健在。プールサイド、テラスでの銃撃戦以外にも、ロープを伝って滑空しながら敵を狙うといったスピード感あふれる場面も。「○○を狙え」、「指定した方向にペダルを踏め」といったクイックタイムイベント風のシーンも随所に差し込まれ、緊張感をより高めてくれる。
 2015年3月に稼動予定とのことなので、あと少し待てばこの正統進化を遂げたアツいバトルが全国のゲームセンターで体験できる!