レトルトさんチームとM.S.S Projectチームがガチ対戦!
2015年1月31日~2月1日、千葉・幕張メッセにて開催された、ゲーム実況とゲーム大会の祭典“闘会議2015”。ここでは、ゲーム実況ストリートのバンダイナムコゲームスのブースで行われた、『ご当地鉄道 ~ご当地キャラと日本全国の旅~』実況ステージの模様をリポートする。
バンダイナムコゲームスから発売中のWii U、ニンテンドー3DS用ソフト『ご当地鉄道 ~ご当地キャラと日本全国の旅~』。今回のステージでは、人気ゲーム実況者4人による2対2の対戦が行われた。
今回の対戦に参加するのは、登場順に、大将さん、レトルトさん、あろまほっとさん(M.S.S Project)、KIKKUN-MK-IIさん(M.S.S Project)という大人気ゲーム実況者の4人。ステージ前には、多くのファンが詰めかけ、たいへんな熱気を見せていた。なかでもレトルトさんは、これまで東京ゲームショウなど、3回も『ご当地鉄道』のこうしたステージに立った経験があり、ほかの3人にもワンポイントアドバイスを送っていた。
対戦は、大将さん&レトルトさん対M.S.S. Projectのふたりで行われた。まずは各チームといっしょに旅をするご当地キャラを選択するのだが、ランダムで選択した結果、レトルトさんチームが、うながっぱ(岐阜県)、いしきりん(大阪府)、ごずっちょ(新潟県)。一方のM.S.S.Pチームは、うどん行長しゃん(熊本県)、よいとちゃん(滋賀県)、メロン熊(北海道)。それぞれ、人気ご当地キャラを引き連れ、いざ勝負!(※対戦はWii U版を使用)
スタートする場所もゴール地点もランダムという今回の対戦、ゴールが香川県丸亀になり、レトルトさんチームは中部地方から、M.S.S.Pチームは九州からと、距離的には互角。しかし、サイコロの出目がいい上に、新幹線まで使ってあっという間に丸亀に迫るレトルトさんチームに対して、M.S.S.Pチームは、なかなかスタート地点の熊本県から抜け出せずないまま、レトルトさんチームが先に丸亀に到着した。
しかし、今回のルールは99年モード。時間ギリギリまで獲得したファンの人数を競ってプレイすることになっているので、つぎの目的地が設定され、今度は富山県高岡になった。丸亀で骨付じゅうじゅうも加えたレトルトさんチームが、またもや有利かと思いきや、ここでなんと香川県におじゃポンが登場。このおじゃポン、名前のとおりおじゃまキャラで、パーティーに勝手に入っては暴挙をくり返すという、迷惑千万なキャラクターなのだ。なすすべなく、おじゃポンがパーティーに加わってしまったレトルトさんチームは、一転して、トホホなイベントばかり発生する羽目に。まぁ、その直前から、アピール対決で敗れて仲間のいしきりんを奪われたり、遭遇したご当地キャラの獲得に失敗したりと、確かに若干イヤな雰囲気があったのだが……。
ここからは、M.S.S.Pチームが攻勢に転じ、一気に中部地方へと移動。一方おじゃポンの悪影響をモロに受け、今度はレトルトさんチームが岡山県からなかなか抜け出せない悪循環。残り時間も少なくなった終盤、やっとおじゃポンから解放されたレトルトさんチーが、ここから逆襲か? 一方、目的地の高岡に向け、長野県を北上していくM.S.S.Pチーム。しかし、今度は新潟県付近におじゃポンが出現! M.S.S.Pチームは思案の末、おじゃポンから逃げるのではなく、引き連れてでも強引に高岡を目指す作戦に! あと2マスというところでおじゃポンに捕まってしまい、さらに運営からつぎのターンが最終ターンという指令が出たものの、注目の最後のサイコロの出目は、なんと2! やっぱり、“持っている”人たちは引きもスゴイ。高岡にゴールできたことで、最終ターンで一気に獲得ファン数を増やしたのだ。
最終結果は……なんと、86万人を獲得したレトルトさんチームに対し、M.S.S.Pチームは84万人! わずか2万人差で、レトルトさんチームが勝利する結果となった。これに対し、M.S.S.Pチームは異を唱えるが、司会のひげおやじさんの「これだけ盛り上げてくれたのだから、4人全員の勝利だと思います」という言葉に、会場は大きな歓声に包まれた。本作は、4人でもプレイできる体験版が配信されているので、興味を持った人はぜひプレイしてみよう。
「おじゃポンで悲惨になったあの状態から、まさか勝てるとは思わなかったから、メチャ楽しかったし、またぜひやりたいです。今度は1年や2年で、最後までキッチリやりましょう」(大将さん)
「こうしてプレイするのは4回目なんですが、全部勝っています。だから、勝ったまま終わりたいな(笑)。また、機会があれば勝ちたいと思います。4人でプレイデキて楽しかったです」(レトルトさん)
「パーティーゲームというのは、4人で仲よく楽しくやるのが魅力ですね(笑)。最後にキレイにゴールしたオレらの勝ちかな、と(笑)。とても気持ちよかったです」(あろまほっとさん)
「この4人で、こうしてステージでゲームをすることがいままでなかったけど、盛り上がったんじゃないかなと思います。あと、こんなにお客さんが来てくれてうれしかったです」KIKKUN-MK-IIさん