ニコニコ超会議2015『スマブラ日米決戦(仮)』の日本代表が決定

“大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U 2on2 闘会議1DAYトーナメント”が開催 決勝は最後まで気の抜けない激闘に【闘会議2015】_03

 本日2015年1月31日と明日2月1日に、千葉・幕張メッセで古今東西のあらゆるゲームが集結するゲーム実況とゲーム大会のイベント “闘会議2015”が開催されている。ここでは、2名1チームによる大会“大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U 2on2 闘会議1DAYトーナメント”の模様を準決勝よりお届けしよう。

 本大会の特徴のひとつは、“amiibo”とチームを組んで参加することが可能であること。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』では、ファイターを選ぶときにWii U GamePadの上にamiiboを置くと、フィギュアプレイヤーが人間の代わりに戦ってくれる。このフィギュアプレイヤーは“成長”するので、事前に育てておくとことでプレイヤーの強力なパートナーとなるのだ。

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 なお、本大会のルールはタイム制で2分、アイテムは全種類ありとなる。準決勝と決勝は2セット先取したチームが勝ち進めることとなり、ステージは第1セットが“戦場”、第2セットが“特設リング”、最終セットが“終点”に固定される。

■準決勝第1試合 “ふじたスペシャル”VS“光と闇”

 準決勝第1試合に挑んだ“ふじたスペシャル”は、amiiboを相棒として勝ち進んできたチームのひとつ。しかし、人間どうしのチーム“光と闇”による“集中砲火“に押されてしまい、あえなく第1セットの勝利を譲ることとなった。

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▲“ふじたスペシャル”(左)、“光と闇”(中央と右)。

 続く第2セットの序盤は“ふじたスペシャル”がやや優勢になり、ディディーコングがスマッシュボールを壊して最後の切り札を発動させるなど健闘を見せた。しかし、今度は“光と闇”が人間のチームならではの“連携プレイ”を見せて、すっかり”ふじたスペシャル”は翻弄されてしまった様子。結果、“光と闇”が第2セットも取ることとなった。試合後に“ふじたスペシャル“は「相手のチームが”深かった”です。帰ったら、amiiboの研究をさらに進めたいと思います」と新たな決意を語っていた。

■準決勝第2試合 “ふじた”VS“がっとれーとかわりのおんな”

 準決勝第2試合は、 “がっとれーとかわりのおんな(以下、がっとれー)”と、“ふじた”というamiiboを利用したチームどうしの対決となった。試合は“amiiboに戦わせておいて、自分は様子を見る”という戦法が見られたほか、プレイヤーを下方に突き落とす技“メテオ”が発動するなど一進一退の攻防となった。第1セットはサドンデスにまでもつれ込み、わずかなスキをついて“がっとれー”が勝利した。

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▲“がっとれーとかわりのおんな”(左)、“ふじた”(右)。

 第2セットでは、“がっとれー”が操作するゼルダのダメージが150%を超えるというピンチに見舞われたが、ゼルダはスマッシュボールを破壊し絶好のタイミングで最後の切り札を成功させるという奮闘を見せた。結果は第1セットと第2セットを“がっとれー”が連取。決勝では“がっとれー”と“光と闇”が火花を散らすこととなった。

■決勝  “がっとれーとかわりのおんな”VS“光と闇”

 熾烈な戦いを勝ち残ってきた “光と闇“チームは「”人間”としてがんばりたいと思います。絶対に負けません」と、“がっとれー“は「奇跡をお見せします」と意気込みを語り、いよいよ決勝がスタートした。

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 決勝第1セットの序盤は、“がっとれー”が操作するパルテナが“光と闇”のディディーコングにメテオを喰らわさせれてしまったものの、ギリギリのところから復活を見せるなど健闘。後半では“光と闇“チームが攻めの姿勢を見せ、残り時間1,2秒というところで“がっとれー”のゼルダを吹っ飛ばした。結果、第1セットを先取したのは“光と闇”となった。

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 決勝第2試合の中盤までは、ゼルダがダメージゼロを維持するなど“がっとれー”が優勢となったかのように見えた。しかしこれは、“光と闇”の戦略であったようで、ディディーコングふたりのトリッキーな攻撃は“がっとれー”のパルテナへと集中砲火されていた。

 しかし、“がっとれー“も負けてはいない。ダメージを蓄積させていたパルテナは運よく”スター”を取り、無敵状態となって“光と闇”のディディーコングたちを攻めていった。

 パルテナの無敵状態が解けたところで、ステージにはスマッシュボールが出現。両チームが猛烈に争いながらボールを破壊しようとし、結果的に“がっとれー”のパルテナが最後の切り札を成功させた。ここで“がっとれー“はガッツポーズを掲げたが、まだまだ気を抜いてはいけなかった。なんと、またも残り数秒というところで、“光と闇”のディディーコングがパルテナを上方向に吹っ飛ばしてしまったのだ。

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 優勝は“光と闇”に決定。惜しくも負けてしまった“がっとれー”は、試合終了後「人生でこんなに悔しいことはなかなかないっていうくらい、悔しいです」とコメント。“がっとれー”は敗因について「パルテナは浮かされてしまうと、下方向に対する有効な手段がなく、その弱点を攻められたため」と語ったうえで、「また挑戦させてください」と再戦に意欲を見せていた。

 “光と闇”は、勝因について「最後にディディーコングの“空上(くううえ)”がうまく当たったこと」と語った。また、“光と闇”は「スマッシュボールが取れなかったのでひやひやしました」と危うい試合運びになっていたことも口にしていた。

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 “光と闇”のふたりには、ファミ通のバサラ佐藤からトロフィーと盾、大会のMCを務めていたAYAからは闘会議2015オリジナルきせかえプレートつき“NEWニンテンドー3DS”がそれぞれプレゼントされた。

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 見事に大会の頂点に立った“光と闇”だったが、じつはまだ戦いは終わっていなかった。

 ここで2014年に行われた“大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo3DS / Wii U
2on2プレミアムファイト“で優勝となったチーム“デウスエクスマキナアイアンボトムサウンドエイペックス(以下、デウス)”が登場し、“光と闇”は日本代表として、“デウス”ともに4月に行われる”ニコニコ超会議2015『スマブラ日米決戦(仮)』”への出場権を獲得したことが発表された。

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 なお、『スマブラ日米決戦(仮)』での対戦相手は、現在開催中の世界最大級のスマブラ大会“Apex 2015”の優勝チームが予定されている。

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▲“デウスエクスマキナアイアンボトムサウンドエイペックス”のふたり。

 “デウス”は「Apex 2015の優勝者という世界の誉(ほまれ)と戦えるというのは光栄の極みです。その日まで毎日コントローラーを磨いておきます」と、“光と闇”は「日本代表として恥のないようにがんばりたいと思います」と、戦いへの意欲を語った。

 超高レベルの大会はこれからも続く。“ニコニコ超会議2015『スマブラ日米決戦(仮)』でも、日本代表選手の激闘を期待したい。