チームワーク抜群! 和気あいあいの掛け合いで大盛り上がり
人気コミック『弱虫ペダル』を舞台化した最新作、“舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The WINNER”の上演を記念して、2015年2月7日(土)より東京ジョイポリスとのコラボレーションで開催されるイベント“舞台『弱虫ペダル』in JOYPOLIS”。スタートに先駆けて、本日1月24日(土)、舞台のキャストによる“自転車競技部ウェルカムミーティング”が開催された。
今回のコラボイベントは、3月6日(金)より幕を開ける舞台『弱虫ペダル』最新作の上演を記念して行われるもの。プロジェクションマッピングを使用したスペシャルムービーの上映や舞台『弱虫ペダル』展、アトラクションとのコラボレーション、オリジナルメニューやグッズの販売など、ファン必見の企画が多数実施される予定だ。おもな企画は記事の後半で紹介しているので、ご確認を!
本日1月24日(土)はコラボイベントに先駆けて、キャストによるトークショー、その名も“自転車競技部ウェルカムミーティング”が開催! 主要キャストが多数登場するとあって、東京ジョイポリスにはたくさんのファンが詰めかけた。
今回のイベントに登場したのは、太田基裕さん(今泉俊輔役)、鳥越裕貴さん(鳴子章吉役)、廣瀬智紀さん(巻島裕介役)、友常勇気さん(田所迅役)、滝川英治さん(福富寿一役)、北村諒さん(東堂尽八役)、河原田巧也さん(泉田塔一郎役)、秋元龍太朗さん(黒田雪成役)、植田圭輔さん(真波山岳役)、そして村田充さん(御堂筋翔役)という、最新作“舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The WINNER”に出演するのべ10名。彼らがステージに登場すると、集まったファンからは黄色い声が! 続く自己紹介では、「滝川“フランク”英治です!」(滝川さん)、「俺のために集まってくれてありがとうございます!」(北村さん)、「筋トレしてますかー!」(河原田さん)などなど、早くもそれぞれが演じるキャラクターらしい(?)コメントも飛び出していた。
コラボイベントの目玉となるのは、スペシャルムービーの上映……ということで、今回は上映される舞台のPV映像を、出演者とともに鑑賞。初演からの“胸熱”なシーンがダイジェストで上映されるということで、キャストもファンも大盛り上がり! 滝川さん、鳥越さんを中心に、過去作を振り返ったり茶々を入れたりと、和気あいあいの時間となった。スペシャルムービーには、おなじみの劇中歌、舞台版『恋のヒメヒメ☆ぴったんこ』の映像も含まれるとのことなので、ぜひチェックしよう!
ちなみに、舞台『弱虫ペダル』初演の際にも東京ジョイポリスでイベントが開催されたそう。初演から役を演じている太田さん、鳥越さんは、揃って「こんなに大きい作品になるとは」と感慨もひとしおで、今回の感想を聞かれると「原点に帰ってきた感じ」(太田さん)と笑顔を見せていた。
そのほかの出演者は東京ジョイポリス初来園。それぞれの感想を聞いてみよう! という流れながら、ここでキャスト陣のチームワーク(?)が炸裂。「……何の感想ですか?」と“マイペース”を発動する廣瀬さんに鳥越さんがツッコミを入れたり、「緊張してます! 初めてお会いするかたが多いと思いますが、よろしくお願いします」と硬い様子の友常さん(舞台『弱虫ペダル』初参加!)を太田さんが「ちょっと泣いてるよね、大丈夫?」とフォローしたりと、丁々発止の掛け合いで大盛り上がり。青の衣装を着ている友常さんに滝川さんが「箱学カラーやないか!」とツッコミを見せたものの、若干微妙な空気になり、鳥越さんの「そこそこスベっとるやないか! 何スベらしてくれてんねん、ウチのオッサン(田所迅)を!」と拾う……などなど、総北高校の見事な連携プレイ(?)も飛び出した。
対するチーム箱学はというと、「僕の体の中にある、ありとあらゆる“ジョイ”の部分を出していきます!」(滝川さん)、「オリジナルグッズもあるんですよね。ぜひ東堂尽八のやつを使ってください!」(北村さん)、「この企画を初めて見たお客さんにも興味を持っていただいて、どんどん舞台『弱虫ペダル』が盛り上がると光栄です」(河原田さん)、「ゴハン(オリジナルメニュー)があるんですよね。そういうのを含めて、すべて込みでお楽しみいただけたら」(秋元さん)、「こういう機会があって本当にうれしいです。もっともっと(舞台『弱虫ペダル』が)広がればいいなと思います」(植田さん)と、個性が際立つコメントに。そして最後に、村田さんが「コミックスやアニメのコラボはありますが、舞台のコラボは聞いたことがない。ほかのお客さんに迷惑をかけないように楽しんでください」と大人なコメントで締めくくった。
続いては3月より幕を開ける最新作の話題へ。キービジュアルには、主人公・小野田坂道とともに、ライバルである真波が描かれており、気になるのは対決の行方。真波を演じる植田さんは、意気込みを聞かれると、「いままででいちばん真波が目立つ公演ではありますが、初演から築き上げた人たちがいて、つないで託されて、皆さんに届ける熱い精神というか、全員で戦っているんだなという。この作品のいちばんの魅力がそこなので、もちろん自分もがんばりますが、いままでと変わらず、全員で戦って全員で素敵なものを届けられたら」と熱く語っていた。ちなみに稽古はまだ始まっておらず、もうすぐスタートするとのことだ。
さらに、せっかくキャストが揃っているので……ということで、出演者がそれぞれの役のジャージ姿をお披露目! 思わぬ“生着替え”に会場からは黄色い声が(笑)。
「チームは違いますけど、みんなでご飯に行ったりと仲がいいです。近々、またみんなでご飯に行ったりしようかなと」(太田さん)という通り、短いトークショーの間でも和気あいあいの仲睦まじさが垣間見えたカンパニー一同。最後に最新作への意気込みを語り、トークショーを締めくくった。本記事では、出演者全員のコメントをご紹介しよう。
太田さん 「初演から出演していて、ここまで舞台『弱虫ペダル』が大きくなるとは夢にも思っていなかったので、本当に幸せです。責任感も増してきたので、たくさんの人の夢を乗せながら、最後までこのメンバーで走りきりたいと思います」
鳥越さん 「僕も初演のときから出させていただいて、初演からずっと“鳴子劇場”がやりたいと思っていたので、全力で3日目を獲りにいきたいと思います」
廣瀬さん 「インターハイ1日目から出演していて、3日目が終わってしまうのがもはや寂しくもありますが、それよりも始まるのが楽しみです。新しいキャストを含め、3日目を楽しみにしていただけたら」
友常さん 「今回から参戦ということで、とっても出たかった作品なので、最後の最後に皆さんといっしょにできるのがすごくうれしいです。本番に向けて、体も作って、皆さんの力を借りながらがんばります」
滝川さん 「集大成だと思って本気で挑んでいきたいと思います。つい先日、3日目を読み返そうと思ってマンガ喫茶に行ったんですけど、改めて読むと最高におもしろくて、本当に最高の青春マンガだな、と。マンガ喫茶の個室でひとり号泣してしまいました(笑)」
北村さん 「初演から続いている作品で、キャストが変わったり新しいキャストが入ったりしていますが、初演からつないできた思いを出す集大成だと思うので、いまいるメンバーで全力を出して、素敵なものを届けたいと思います」
河原田さん 「今回からはじめましてなキャストさんもいらっしゃって、そのサポートも全力でしつつ、よりよいものをみんなで作りつつ、演出の西田シャトナーさんも言っているように、“その日できる最善”を尽くしていきたいと思います!」
秋元さん 「前作(『箱根学園篇~野獣覚醒~』)から出させていただいて、今回も呼んでいただきました。インハイに出る皆さんを全力でサポートしていきたいです。最高に熱いものを皆さんにお届けできると思うので、ぜひ楽しみに待っていてください」
植田さん 「個人としては、真波として、原作で描かれている約束を果たすために、箱学を勝たすために、3日目もがんばりたいと思います」
村田さん 「もうすぐ稽古が始まって、福岡の大千秋楽まで約2ヵ月間という、いままで以上にハードな期間です。コンディションの管理もシビアになってくるので、みんなでケアしながら最後まで走り抜けたいと思います」