週刊ファミ通の記事担当ライターが戦闘のポイントを紹介
自由な探索と戦略性の高いバトルが楽しめる要注目RPG『レジェンド オブ レガシー』。戦闘中に実行可能な数々のシステムを、動画とともに紹介していく。
ロールシャッフル
攻撃担当の“アタック”、防御担当の“ガード”、素早さが高く、回復担当に適した“サポート”という3つのポジションにキャラクターを割り振り、フォーメーションを編成。攻撃重視、回復重視など、複数の組み合わせを用意し、戦況に合わせて切り換えながら戦うシステムを“ロールシャッフル”という。各ポジションをひとりずつ用意しておくとバランスがよく、強敵との戦いでも無難に立ち回れるが、やや火力不足のため、戦いが長引いてしまうことが多い。あくまでもこまめに変更することが重要で、フォーメーションの例を挙げるなら、まずはガード×1、サポート×2の組み合わせで精霊術を重ねがけし、各能力を強化。その後、アタック中心の組み合わせに切り換えてガンガン攻める、という戦法がオススメだ。とはいえ全員をアタックにすると、強烈な全体攻撃で反撃されて大ピンチ……ということにもなりかねないので、どのような状況でも、つねにひとりはガードにしておくと安心して戦える。
■ロールシャッフル説明動画
双次元バトル
本作には水、風、火、邪という4つの属性があり、各属性の精霊術を使用するたびに、戦闘エリアには属性効果が発動する。いずれもお得な効果ばかりだが、モンスターの中には精霊術を使用するものもいて、使われるとせっかく発動した効果が敵側に移ってしまう。そのため、つねに有利な状況で戦うには、定期的に精霊術を使い、属性効果を取り返さなければならないのだ。なお、冒険を開始した時点では、“ささやく岩のかけら”や“歌う岩のかけら”を装備しなければ精霊術は使えないが、特定の術を使い続けることで、キャラクター自身がその術を習得。以降の戦闘では、使いたい精霊術の属性に応じた“歌う岩のかけら”を装備していれば精霊術が使えるようになる。各キャラクターに精霊術を習得させておけば、攻撃・防御はしっかりとこなしつつ、こまめに属性効果の調整もできるので非常に便利だ。プレイヤー側か敵側のどちらに効果が発動しているかは、下画面の右側、両陣営の隊列が表示された枠の上にアイコンで表示されるので、そちらで確認しよう。パーティーとモンスターによる直接的な戦闘と、属性効果の奪い合いを併せて行うこの戦いを“双次元バトル”という。
■双次元バトル説明動画
覚醒
戦闘中、特定の武器を使い続けることで、既存の戦技がレベルアップしたり、新たな戦技を習得することがある。このシステムを“覚醒”といい、パーティーよりも強い敵と戦ったほうが、発動しやすくなっている。なお、戦闘中の行動により、HPやSP(戦技を使うためのポイント)などのパラメーターもアップするが、これらは戦闘に勝利しなければ上昇しないのに対し、覚醒は戦闘中に起きるので、発動時のエフェクトさえ見れば途中で退却しても問題ない。序盤のうちは、“吠える谷”に出現する翼獣を相手に戦うと、戦技を習得しやすいのでオススメだ。ちなみに、本作における攻撃手段は、剣、大剣、斧、槍、杖、弓、盾に体術を加えた8種類だが、槍と弓は比較的早い時点で全体攻撃を習得できる。強化すれば、複数の敵をまとめて片付けられるので、ザコ戦をスムーズにこなしたいときなどに重宝するはずだ。
■覚醒説明動画
(text:ソムタム田井)
レジェンド オブ レガシー
メーカー | フリュー |
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対応機種 | 3DSニンテンドー3DS |
発売日 | 2015年1月22日発売 |
価格 | 5980円[税抜](6458円[税込]) |
ジャンル | RPG |
備考 | ダウンロード版は5980円[税抜](6459円[税込])、ディレクター:松浦正尭、イメージイラスト:小林智美、ゲームデザイン:小泉今日治、キャラクターデザイン:平尾リョウ、背景美術:筒井美佐子、モンスターデザイン:小島雄一郎、下釜陵志、コンポーザー:浜渦正志、サウンドエディター:齊藤賢一、テキストディレクション:加藤正人、ナレーション:白鳥英美子、タイトルロゴデザイン:川口忠彦、ムービーデザイン:山形周平、開発:キャトルコール |