NEXONが運営するPCオンラインアクションゲーム『アラド戦記』の世界大会“第4回F1決闘天王大会”が、2014年12月7日、韓国・ソウルで開催された。韓国、中国、そして日本から代表選手12名が集い、世界一の称号を懸けて激突したのだ。

●日本の代表選手どうしが激突したカードも

 大会は午前の部と午後の部に分けられて開催。午前の部では各国の選手が4ブロックに分かれてのリーグ戦が、午後の部ではリーグ戦を勝ち抜いた4名による決勝トーナメントと国別対抗の団体戦が行われた。また、午前の部の最後と午後の部の冒頭には、『アラド戦記』の最新アップデート情報も公開された。アップデート内容については、<< こちらの記事>>をご覧いただきたい。

▲会場は、ふだんコンサートなどが開催されている高麗大学ファジョン体育館。開場の2時間前から並んでいたファンも。
▲こちらは開会式の様子。選手がプレイをするステージの背後には大型スクリーンが設置されており、大会中はつねに映像が流れていた。

 今大会には日本から、小鳥遊結衣選手(阿修羅)、あわじくん選手(サモナー)、タケノコINアワビ選手(クルセイダー)、鬼なき戦士選手(ウェポンマスター)の4名が参戦。小鳥遊結衣選手と鬼なき戦士選手はリーグ戦で同じグループに入ったため、直接対決も実現した。残念ながら海外勢からラウンドを奪取することは叶わなかったが、チャーミングな振る舞いで会場を沸かせた鬼なき戦士選手に“人気賞”が贈られた。

▲予選Aグループで、サモナーのあわじくん選手は同じくサモナーのイ・ヒョン選手と対戦。画面上が召喚NPCで埋め尽くされた。
▲予選Bグループでは、鬼なき戦士選手と小鳥遊結衣選手との直接対決が実現。軍配は小鳥遊結衣選手に上がった。

 午後の部で行われたエキシビジョンマッチにも日本の4選手は参戦。各国のチームが3対3の団体勝ち抜き戦で火花を散らす、言わば国別対抗戦。ラウンドを何度か取得したものの、ここでも勝利にはつながらず。サービスの期間が長い韓国と、圧倒的にプレイヤー数が多い中国が相手となっただけに、底力を見せつけられた形となってしまった。

▲決勝トーナメントの直前に行われたエキシビジョンマッチでは、小鳥遊結衣選手がふたり抜きを見せる場面も。

●頂点を極めたのは中国代表の魔道学者プレイヤー

 決勝トーナメントには、中国と韓国から2名ずつが勝ち上がった。1回戦は、第1試合ではサモナーと魔道学者が、第2試合では男メカニックと男レンジャーが激突。どちらも同系統の職業だけに極端な相性の差がなく、非常に見ごたえのあるガチンコ勝負の攻防だった。それぞれ魔道学者と男レンジャーが勝利し、決勝戦は「操作難度の高いレアな職業」対「ずっと対人戦に定評のある人気の職業」という、おもしろいカードに。また、それぞれのプレイヤーが中国と韓国の今年の選手権を制したナンバーワンプレイヤーということもあり、互いに星を奪い合う激戦となったが、最終的には、確実な攻撃を出し入れして慎重に立ち回った魔道学者が世界一の栄冠に輝いた。

▲グループリーグで全勝した選手が臨んだ決勝トーナメントは、このような組み合わせに。
▲決勝戦では一進一退の攻防がくり広げられ、最終5ラウンドまでもつれ込む激戦になった。
▲中国のキュウ・トウセイ選手が熱い戦いを制し、優勝カップと賞金の3500万ウォン(約376万円)を獲得した。

●対戦の観戦だけでない、楽しさ盛りだくさんのイベント

 イベントは、対戦や先述した アップデート情報の公開だけでなく、合間にいろいろなコーナーが詰め込まれていたので、最後に写真で紹介しよう。MC陣が何度も入れ替わり、そのたびに大型スクリーンを駆使して観戦者とやり取りをしていたのが印象的だ。その甲斐あって、イベントの最初から最後まで熱気が途絶えず、対戦時の声援も途切れなかった。さらに終演を迎えてもなかなか会場を後にしない観戦者も多数確認した。あらためて、韓国での本作の人気ぶりとスケールの大きさがわかったイベントだった。

▲アイドルのミニライブがあったり、オーケストラの演奏があったりと、イベント自体のスケールも大きかった。
▲開演前を含め、MCが随所で観戦者を軽妙なトークで盛り上げていた。歓声が飛び交う雰囲気作りはさすが。
▲終演時に観戦者の名前を画面いっぱいに表示。最後まで大会の一体感を後押しする仕掛けに脱帽。