6ヵ国のトップチームが勢揃い、決勝トーナメントは白熱

『カウンターストライクオンライン』の世界大会“CSOWC 2014”が開催! 中国の強豪チームがライバルを撃破して世界一に!_01

 12月4日から12月6日にかけて、PC用オンラインFPS『カウンターストライクオンライン』の世界大会“CSOWC 2014(Counter-Strike ONLINE World Championship 2014)”が、韓国のソウルにて開催された。

 CSOWC 2014では、中国、韓国、香港、台湾、インドネシア、日本の代表6チームに、前回大会の優勝チームと韓国リーグのトップチームを加えた8チームが激突。12月4日と5日に予選リーグを実施し、それぞれを通過した2チームずつが決勝トーナメントへと駒を進めた。

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▲決勝トーナメントは今年の3月に竣工された東大門デザインプラザで開催。予選リーグ同様、ライブ配信も行われた。

 対戦のルールは、16ラウンド先取のオリジナルモード(爆弾解除)。予選リーグは1セットマッチで、決勝トーナメントは3セットマッチで実施された。実力のあるチームが揃っただけに、どの試合も白熱。

 とりわけ見ごたえのあった試合が、TheNucleus(韓国)とLD(中国)の対戦だ。双方譲らなかった2ゲーム目は15-15のスコアにもつれ込み、延長戦6Rが発生。それでも決着がつかず、残りの1Rに力を振り絞ったLDが勝利をもぎ取った。会場に詰めかけた多くのファンは、トッププレイヤーたちが凌ぎ合う様子を食い入るように見つめていたぞ。

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▲決勝トーナメントでは異なる予選リーグの1位と2位のチームがマッチングされるので、準決勝はともに中国チームと韓国チームが対戦する形になった。
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▲準決勝第1試合は大接戦。途切れることのない両チームの集中力に脱帽。

中国の強豪、LDが世界一の栄冠に輝く

 決勝戦は、予選リーグのBグループで熱戦をくり広げたLD(中国)とProjectKR(韓国)が再び相見えることに。1セット目を12-16でProjectKRが、2セット目を16-7でLDが奪取する接戦に。

 3セット目はカウンターテロリスト(CT)サイドが有利なマップ“de train”だったので、CTを選択していたLDが前半のラウンドを取る流れになるのかと思いきや、最初のラウンドを押さえたProjectKRが立て続けに3Rを先取。LDは態勢を立て直して、4-4で並んだ後にラウンドを先行させ、結果10-16で見事世界一に。優勝カップとともに賞金の$25000を獲得した。準優勝のProjectKRにも$10000が、決勝戦と同時にバックヤードで行われていた3位決定戦を制したTylooにも$5000が贈られた。
(2014年12月9日21:28 修正しました)

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▲決勝戦では大きく崩れない実力チームが激突。双方譲らない展開に。
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▲激戦を制したのは、グループリーグの雪辱を果たしたLD。

 なお、日本代表チームのVeliaSは、12月6日に開かれた予選リーグのグループBに出場し、1勝2敗の成績を残した。残念ながら予選突破はならなかったが、日本チームの勝利は同作の国際大会で初となる。そんな大健闘したVeliaSのもとを大会期間中に訪れ、大会の感想などをじっくりとお聞きした。そちらの様子は後日お届けする予定なので、楽しみにお待ちいただきたい。