あの“不思議な生き物”も駆けつけた!
本日(2014年11月21日)ついに発売となったニンテンドー3DS用ソフト『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』。本作の発売直前である11月20日、東京・六本木のニコファーレにて、カウントダウンイベントが開催された。以下、本イベントの様子をお届けする。
初めに、本作のプロデューサー・増田順一氏と、ディレクター・大森滋氏、ゲストとしてタレントの椿姫彩菜さん、そしてピカチュウが登場! 会場から「かわいいー!」と歓声があがった。出演者も、ピカチュウのかわいらしさについつい頬が緩んでしまう様子だった。
さっそく会場が温まったところで、スペシャルバンドによる『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』ミュージックメドレーが披露された。マップで流れる音楽を集めたフィールドメドレーと、バトルで流れる音楽を集めたバトルメドレーが生演奏され、会場はますます盛り上がる。記者も小学生のころ、ゲームボーイアドバンスにて発売された『ポケットモンスター ルビー・サファイヤ』に大いに熱中したクチなので、思い出が蘇ってくるようでしみじみ聴き入ってしまった。
スペシャルバンドの演奏終了後、『ポケットモンスター』シリーズの作曲者としても知られる増田氏は、「ゲームボーイアドバンス版のとき、僕はディレクターとして関わっていました。あのころを思い出しますね。懐かしいなぁ……割と本気で泣きそうです(笑)」と、感極まった様子を見せた。
続いては、『ポケモン 赤・緑』に熱中していた世代にとっては、とくになじみの深い“不思議な生き物”イマクニさんが登場し、『ポケモン』ファンサイト“ポケモンだいすきクラブ”にて公開中の『どないやねんヤドン』を生歌唱。
さらに、イマクニさんと言ったらこの曲……当時“ポケモンカード”のCMソングとしてお茶の間を賑わせた『ポケモン言えるかな?』を全力歌唱! 会場のお客さんも巻き込んでの、大合唱が行われた。何年経っても記憶から消えない印象深いメロディゆえに、記者も『ポケモン言えるかな?』のポケモンの名前をおおかた覚えており、口ずさむことができた。
役目を終えたイマクニさんが颯爽と去った後は、ポケモングローバルリンク(PGL)で行われた“ホウエンポケモン ニコニコマッチ”の決勝戦が開催された。なお、この決勝戦で決まった優勝者は、バトルディレクターの森本茂樹氏とエキシビジョンマッチを行うことができる。
決勝戦は、予選1位通過の守山大稀さんと、2位通過の佐々木悠斗さんが激戦をくり広げた。ルールは、4体のポケモンを選び、そこから2体ずつ戦わせるダブルバトルだ。“ニコニコ”生放送にちなんで、ポケモンのレベルは“25”に固定。結果、激しい裏の読み合いの末、守山さんが勝利を収める。
そして、続けて行われた森本氏とのエキシビジョンマッチでも、守山さんがさすがの強さを見せ、勝利。
賞品として、準優勝の佐々木さんには『ポケットモンスター オメガルビー』と『ポケットモンスター アルファサファイア』の両方が贈られ、優勝の守山さんにはソフト1本とNewニンテンドー3DSが贈呈された。優勝した守山さんは、「僕はこれまで自分用の3DSを持っておらず、母のものを借りていました。でも、これでやっと借りずに済みます(笑)」とコメントし、会場の笑いを誘った。
佐々木さんと守山さんが戦っている間は、手の内を垣間見ることができないよう、目隠しとヘッドフォンによって外界と遮断されていた森本氏。
なお、本イベントは2部構成になっており、第1部はここでお開きになった。