“ニコニコ超会議”がついに幕張メッセをジャック!
2014年11月17日、東京・六本木のニコファーレにて、ドワンゴとニワンゴが運営する動画サービス“niconico”の超巨大リアルイベント“ニコニコ超会議2015”についての発表会が行われた。“ニコニコ超会議2015”の最新情報やそのほかの“会議”イベント、そして、招かれたニコニコユーザーたちがその瞬間に大歓声を上げた新企画“闘会議2015”の発表も行われた同発表会の模様をお届け。
“ニコニコ超会議”とは、“ニコニコのほぼすべてを地上で再現する”をコンセプトに、2012年から開催されている超巨大リアルイベント。“歌ってみた”、“踊ってみた”、“描いてみた”、アニメ、ゲーム、“技術部”、“政治言論”など、ニコニコのあらゆるカテゴリを網羅したユーザー参加型のイベントである。
発表会では、2012年の開催初回から各回を振り返るような映像が公開され、ドワンゴ代表取締役会長の川上量生氏が出演。年々、来場者数が増え続けていることに対し、それまで使用していた千葉・幕張メッセの1~8ホールに加え、“ニコニコ超会議2015”では9~11ホールを増床し、全11ホールで開催決定したことを発表した。
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来場者が盛り上がる中、ドワンゴ取締役の夏野剛氏や、ニワンゴ代表取締役の杉本誠司氏、ドワンゴの奥井晶久氏がステージに登場。改めて、“ニコニコ超会議2015”の開催日と、9~11ホール増床決定について説明を行った。幕張メッセ1~8ホールは合計で約54000平方メートル、9~11ホールは合計で約18000平方メートル、計72000平方メートル(東京ドーム約1.5個分)もの広大なエリアで、開催されることになる“ニコニコ超会議2015”。さらなる情報は……と来場者たちが期待する中、スクリーンに表示されたのは「以上。」の文字!
「仕方ないでしょ、決まってないんだから!(笑)」(夏野氏)と、来場者たちに応えつつ、続いて行われたのは“ニコニコ書店会議”の紹介。“ニコニコ書店会議”とは、ネットと書店が連動したユーザー参加型のイベント。全国10ヵ所の書店で開催されることが決まっており、その第2回目の詳細や今後の開催スケジュールが説明された。
続いては、“ニコニコ超会議”の海外出張版“ニコニコ国会議”の紹介。12月5日~7日にシンガポールにて、イベント名“ニコニコ国会議~Japan Internet Culture Festival~”で開催されることが決定しているが、今回の発表会では、出演者やおもなブースコンテンツが発表。“進撃の巨人”や“踊ってみた”、“ボカニコ”など、“ニコニコ超会議”や“ニコニコ町会議”で人気のコンテンツがシンガポールでも楽しめるという。さらに、その模様はシンガポールから生放送予定!
ひと通りの発表や説明などを終え、夏野氏や奥井氏はなんだか「これにて終了」ムードに。ニコニコユーザーたちからの「か~ら~の~?」という期待コールを受け流しつつ、本当に退場してしまうふたり。よもや本当にこれで終わりかと思いきや、会場全体が暗転し、新たな映像が流れ始めた。