新モデル登場のニンテンドー3DSが、全ハード売り上げの8割を占めて圧倒的首位に
ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2014年10月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを公開した。集計期間は2014年9月29日~2014年10月26日(4週分)。
■家庭用ゲームソフト 月間販売本数TOP5
◆1位 『モンスターハンター4G』(ニンテンドー3DS/カプコン)202万6454本
◆2位 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo3DS』(ニンテンドー3DS/任天堂)287万865本
◆3位 『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』(ニンテンドー3DS/レベルファイブ)204万406本
◆4位 『キングダム ハーツ -HD2.5 リミックス-』(プレイステーション3/スクウェア・エニックス)12万8097本
◆5位 『実況パワフルプロ野球2014』(プレイステーション3/KONAMI)7万6924本
■家庭用ゲームハード 月間販売台数
◆1位 ニンテンドー3DS(合計)50万3018台/(先月1位:ニンテンドー3DS/15万2924台)
◆2位 プレイステーション Vita(合計)/4万7727台/(先月2位:プレイステーション Vita/5万8108台)
※ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LLを含んだ合計値、プレイステーション Vitaはプレイステーション Vita TVを含んだ合計値になります)
■家庭用ゲームソフト メーカー別販売本数TOP3
◆1位 カプコン/204.5万本
◆2位 任天堂/41.2万本
◆3位 スクウェア・エニックス/22.6万本
■2014年10月期の家庭用ゲーム市場について
10月期は、ハード市場において、ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LLを含む)が、4機種合計で50.3万台を販売し、月間首位となりました。同ハードの販売台数は、10月期のハード販売の8割を占める結果となりました。その中で『モンスターハンター4G』(カプコン/2014年10月11日発売/ニンテンドー3DS)と同日に登場したNewニンテンドー3DS(LL含む)が、40.9万台を売り上げています。また、プレイステーション Vita(Vita TVを含む)は月間4.8万台を販売し、2位となりました。
月間ゲームソフトランキングでは、202.6万本を販売した『モンスターハンター4G』が月間首位を獲得しました。『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』(レベルファイブ/2014年7月10日発売/ニンテンドー3DS)と、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo3DS』(任天堂/2014年9月13日発売/ニンテンドー3DS)に続き、2014年で3タイトル目のミリオンヒットとなります。シリーズとしては、『モンスターハンター4』(カプコン/2013年9月14日発売/ニンテンドー3DS)の累計353.7万本にどこまで迫るか注目されます。
そのほかのソフトでは、『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』が月間で20.4万本を販売し、3位にランクイン。同ソフトは7月期から4ヵ月連続で3位以内にランクインしており、年末に発売が予定されている、『妖怪ウォッチ2 真打』(レベルファイブ/2014年12月13日発売予定/ニンテンドー3DS)を含めて、今後も好調な推移が期待できるタイトルと言えそうです。
11月期は、前作が累計444.5万本の大ヒットを記録した『ポケモン』シリーズの最新作、『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』(ポケモン/2014年11月21日発売予定/ニンテンドー3DS)や、『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア(字幕版)』(スクウェア・エニックス/2014年11月13日発売予定/PS4・Xbox One・PS3・Xbox 360)が登場します。これらのタイトルにより、年末商戦の家庭用ゲーム市場の盛り上がりを後押しすることが期待されます。
<ファミ通調べ>
※ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体などとの同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)。