歓声が止まなかったセッションをリポート
アメリカ・ニューヨークにて、現地時間2014年10月9日から10月12日まで開催されているイベント“ニューヨーク・コミコン”。開催3日目、パネルセッション“Monster Hunter”が行われ、『モンスターハンター』シリーズのディレクターとして知られる藤岡要氏が登壇した。
▲会場は満席で、立ち見のファンもいるほど! 藤岡氏(中央右)が挨拶すると、割れんばかりの拍手と歓声が贈られた。
北米・欧州では、2015年初頭に、ニンテンドー3DS用ソフト『MONSTER HUNTER 4 ULTIMATE』(『モンスターハンター4G』)の発売が予定されている。北米・欧州では『モンスターハンター4』が発売されていないため、『モンスターハンター3G』以来の新作。発売を待ちきれないファンたちは、藤岡氏による新しい武器やモンスターの解説に、熱心に聞き入っていた。
▲チャージアックスの仕組みについて、図やプレイ動画を交えて紹介。動画の再生が終わると、「オオー!」という熱い歓声が。
▲海外ファンにとっては、ゴア・マガラは未知の存在。“プレイヤーがゲームを進めながら、その謎を解き明かしていけるようにしたい”という意図から、このようなミステリアスなデザインになった、と藤岡氏。
▲狂竜化について、動画で解説。ジンオウガが狂竜化すると、またしても「オオー」と歓声とどよめきが。
▲『MONSTER HUNTER 4 ULTIMATE』には、セルレギオスももちろん登場。
そして、ここでサプライズが! 『MONSTER HUNTER 4 ULTIMATE』が、スクウェア・エニックスの野村哲也氏とコラボレーションすることが明かされた。野村氏は、ゲーム内で生産できる武具、オトモアイルーの装備、ギルドカードをデザインしたとのこと。
※野村氏のコラボレーションは海外向けのものです。日本版『モンスターハンター4G』での配信予定はありません。
▲モンスターのように見える、野村氏デザインのハンターの武具。これを見たファンは大盛り上がり!
▲ウォーリア オブ ライト風のオトモアイルーの装備。一段と大きな歓声が上がった。
▲野村氏はギルドカード(背景)もデザイン。
▲スクウェア・エニックスブースでは、野村氏がデザインした装備の立体化イメージ(未彩色)がお披露目。
さらに、もうひとつサプライズが。スクリーンに表示されたのは、MEGAMAN(ロックマン)衣装のオトモアイルー!
MEGAMANは、海外でとくに人気が高いことで知られる。記者の席の後ろに座っていた男性などは、「イエエー!」と歓声を上げ続けていた(つまり、このパネルセッションでは、歓声が上がりっぱなし)。このMEGAMAN衣装は、日本版『モンスターハンター4G』で登場するかは未定。日本国内での展開にも期待したいところだ。
Monster Hunter 4 Ultimate - Mega Man Palico Equipment
■カプコンブースでは、藤岡氏のサイン会も
パネルセッション終了後、多くのファンに囲まれ、サインや写真撮影に応じていた藤岡氏。カプコンブースでも別途サイン会が行われ、熱心なファンが行列を作った。
▲カプコンブースでのサイン会では、カプコンが用意したポスター、もしくはファンが持参したアイテムひとつに藤岡氏がサイン。ニンテンドー3DS本体や、ソフトのパッケージ、ゴア・マガラのフィギュア、こんがり肉クッションなど、多彩なアイテムが持ち込まれた。