さよなら人類、頑張れ邪神。
Uber EntertainmentがクラウドファンディングサイトのKickStarterで、新作『Human Resources』のクラウドファンディングを開始した。目標額は140万ドル(約1億4000万円)で、締め切りは日本時間の11月5日未明。ゲーム本編の入手は20ドル以上、βへの参加は40ドル以上の出資から可能となっている。
本作は「ロボットの反乱に対抗するために太古の邪神を呼び出したところ、どちらも人類を資源にしながら戦い始めた……(あちゃー)」という設定のRTS(リアルタイムストラテジー)。
ゲームは最大8人でのプレイが可能で、プレイヤーは邪神サイドとロボットサイドに分かれて戦う。人間の代わりにAIをプレイヤーとして加えることも出来、シングルプレイ可能なゲームモードも実装予定。まずは人間どもを資源として狩り、激突に備えるのだ!
アートスタイルはメビウスやエルジェ(タンタンの冒険)などの影響を受け、パキッとした色調のトゥーン表現を開発。混戦の中でも見やすく、人類にとって悲惨な内容にも関わらずちょっとかわいいという描写を狙っている。
プラットフォームはPCベースで、キャンペーンの進捗に合わせてさらなるプランを公開予定。対応言語は英語をベースに、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、そしてRTSの人気が高い韓国語へのローカライズが発表されており、目標額を超えて出資が集まった場合はそれ以外の言語をストレッチゴール(追加目標)として加えるとのこと。
Uber Entertainmentと言えばTPS『Monday Night Combat』を皮切りに、ひと捻り加えたユニークなゲームを送り出してきたスタジオ。RTSでは『Planetary Annihilation』を開発しており、KickStarterキャンペーンで90万ドルの目標に対し222万ドルを集め成功させたのが記憶に新しいところ。
なお本作は『Planetary Annihilation』とは別のチームによるもので、『Planetary Annihilation』の開発は独立して続けていくとの表明がされている。『Planetary Annihilation』はSteamで現在50%オフのセールとして1490円で販売中だ。