ファン投票で上位のプレイヤーが参戦
千葉・幕張メッセにて開催された東京ゲームショウ2014。最終日となる9月21日にロジクールブースで、同社がスポンサーを務める『League of Legends』(以下、『LoL』)のプロリーグ、“League of Legends JapanLeague” (LJL)のALL STAR戦が開催された。
ALL STAR戦に出場したのは、事前にe-sports SQUAREの公式サイトにて行われていた投票サイトにて選ばれた10名の選手。出場選手は以下のとおり。※カッコ内は所属チーム名
◆Blue Team
Top:AMUSE4(沖縄のトラ)
Jungler:DeT FM Astarore(DetonatioN FM)
Mid:RJ apaMEN(RascalJester)
Adc:yumeoti(沖縄のトラ)
Support:Ozone RPG Kazu(Ozone Rampage)
◆Red Team
Top:Ozone RPG Aotaka(Ozone Rampage)
Jungler:RJ Rainbrain(RascalJester)
Mid:DeT FM Ceros(DetonatioN FM)
Adc:RJ Rkp(RascalJester)
Support:DeT FM Riosilve(DetonatioN FM)
試合前には各チームの選手が担当するロールごとに登壇し、インタビューが行われた。
試合前に、会場の回線状態が不安定になるなどのハプニングがあったが、いよいよ1試合目が開始。
1試合目は序盤からTeam Redが圧倒。序盤からゴールドの差をつけ、そのままの勢いでMidのTowerとInhibitorを破壊し、Team Redが1戦目を制した。
2試合目は、通常の試合では見られないようなネタ的なBan&Pickで試合が開始。序盤こそ戦いは均衡していたが、AMUSE4のPoppyが地道にfarmをしてキルを稼ぎ、終盤にはワンコンボで敵の体力をゼロにするほどまで成長。Team Redも粘りを見せたが、最終的にはNexusの殴り合いとなり、Team Blueが2戦目を勝利した。
最終戦では、ネタ要素なしのガチンコ対決が展開。序盤はTeam Redが2本のTowerと1匹目のDragonというオブジェクトを使ってゴールドでリードを広げたが、2匹目以降のDragon戦や、中盤での集団戦でTeam Blueを制し、ゴールドの差を逆転。さらに、視界を確保するときに、敵の戦力が分断していたことを見逃さずにAMUSE4が飛び込み、そのままTeam Blueが流れをつかむ。Ozone RPG KazuのLuluが敵のタンクであるDr.Mundoを引き寄せているあいだに、味方がBaronを獲得するなど、急造のチームとは思えないプレイも見られた。試合はTeam Blueが流れに乗り切り、オブジェクトを順調に獲得。そのまま勝利を収め、Team Blueが2勝目をもぎとる結果となった。
試合後には表彰式が行われ、勝利したTeam Blueに勝者メダルやVプリカ50000円分、ロジクールマウスG402が贈呈された。さらにサプライズとして、Riot Gamesから勝利チームにBlitzcrank仕様のパーカーが、敗者チームにはPoroのぬいぐるみが贈られた。
これらの試合の模様は、ニコニコ生放送の公式チャンネルでプレミアム会員であればタイムシフトで観戦できる。
LJ LEAGUE2014が終了! 直後にLJ LEAGUEの来シーズンの予定を発表!!
会場の興奮も醒めやらぬうちに、続いて株式会社 SANKOの代表取締役・鈴木文雄氏からLJ LEAGUE2015の予定が発表された。出場チーム枠の拡大や全試合の配信など、さらに規模の大きいものへと進化したリーグになっている。以下は、LJ LEAGUE2015の概要をまとめたもの。
◆LJ LEAGU 2015の計画
・参加チーム枠を4から6に拡大(DetonatioN FM、RascalJester、Ozone Rampageの3チームの参加は内定。チャレンジャートーナメントで2回優勝したRABBIT FIVEの参加も決定。残りの2枠は11月に開催予定のチャレンジャートーナメントで出場権を争われる)
・開催される試合を毎週土曜日の18時からすべて配信
・3シーズン制から2シーズン制へと変更
・各シーズンはWeek12から構成され、Week1~10で総当たりリーグ戦、Week11~12はプレイオフが行われる
・プレイオフはリーグ戦の上位3チームで行われる。勝ち星が同じ場合は延長マッチを実施
・プレイオフの順位に応じてシーズンポイントを付与し、2シーズンのポイントを合計して上位2チームがGrand Championshipに出場
・シーズン毎に5位と6位のチームが、チャレンジャートーナメントを勝ち進んだチームと入れ替え戦を行う
・開幕戦は2015年の1月24日を予定
さらに、『LoL』のWorld Championships2014の日本語配信が発表された。実況はeyes氏、解説はRevol氏。10月1日にWorld Championshipsのハイライトが配信され、10月3日から決勝トーナメントをリアルタイムで実況配信するとのことだ。
最後に、出場した選手がすべて登壇し、東京ゲームショウ2014でのイベントは閉幕。試合が行われるたびに立ち見の客が大勢集まるなど、多くのファンを集めたいたことが、来期からのLJ LEAGUE 2015の盛り上がりも期待させる。