日本ゲーム大賞“フューチャー部門”を受賞! 本当に発売が楽しみです!
千葉・幕張メッセで行われている東京ゲームショウ 2014。本日一般日の9月21日に、プレイステーションブースでSCE JAPANスタジオとフロム・ソフトウェアの共同開発で制作されているアクションRPG『Bloodborne(ブラッドボーン)』の“遊王戦”が行われた。
SCE JAPANスタジオとフロム・ソフトウェアという、『Demon's Souls(デモンズソウル)』(以下、『デモンズ』)を生み出したタッグが手掛ける『Bloodborne(ブラッドボーン)』。完全新作にしてプレイステーション4独占タイトルとしても話題の本作。今回東京ゲームショウ“プレイステーションブース”にて行われた“遊王戦”全10回での最後のタイトルとして登場。観客も大勢で注目度の高さがうかがえた。
まず初めに簡単なゲームの紹介から。世界観はシリーズの中では近代寄りで、舞台は“古都ヤーナム”。ここでは、“獣の病”が蔓延していて、この病にかかると“獣憑き”となって理性を失ってしまう。プレイヤーはこの獣を狩る“狩人(ハンター)”として冒険をくりひろげるとのこと。狩人は右手に仕掛け武器と左手に銃が装備でき、状況によって仕掛け武器を変形させて戦うことが可能だ。
そして今作の特徴的新要素の“リゲイン”! 『BloodBorne(ブラッドボーン)』では盾の登場があまりなく、能動的な意図として、敵から攻撃を受けた際に、一定時間に斬り返しを行い返り血を浴びると少しだけ回復することができるという要素が追加された。守りに徹せず斬り返していけば回復するので、そこまで敵の攻撃を怖がらなくても良いということだろうか。
TGS 2014(4日間)でも41人しかクリアーできなかった高難易度データに挑戦
今回の“遊王戦”は披露と題して、TGS 2014に試遊で公開しているものと同じデータを挑戦するとのこと。お待ちかねの遊王の登場ではなんと、山際プロデューサーの名前が! 最初からいたんですかとばかりに会場も笑いが。山際プロデューサーいわく、「本当はフロム(フロム・ソフトウェア)の方に来ていただきたかったのですが、開発が佳境と言うこともあり、ここは僕が。自信はめちゃくちゃあります!」と自信満々にコメントしていた。
ということで挑戦スタート。駆け出しは好調、アイテムをサクサクっと回収しつつ進んでいく。プレイ中は盾をもっている敵に斬りこみつつ右手仕掛け武器を変形させて、盾を弾くコンボも見られた。囲まれるとシリーズ同様すぐ死んでしまうので、“石ころ”をあてて誘い出し、一体ずつ的確に処理。シリーズで良くあった床に浮かび上がる「この先誘い出しが有効だ」というメッセージが思い出される。
今作の回復アイテムは“輸血液”で、先ほども記載したとおり盾はあまりなく、かわりに左手に装備する銃を使って、対象の攻撃にカウンターモーションをタイミング良く合わせることで発生する致命の一撃をくり出すために必要なモーション“パリィ”が可能となっている。銃と言えば遠距離攻撃かとおもうが、『Bloodborne(ブラットボーン)』では、あくまで相手の体勢を崩す武器として考えてほしいとアピールしていた。
奥へ進むとボス“聖職者の獣”が。山際氏は“油壺”を投げて相手に油を付着させ、その後に“火炎瓶”をあてて大ダメージを出していた。油により炎の威力を高め、敵を怯ませることも。また、敵をターゲットして、バックスステップで回避し隙をみて攻撃も。アイテムの使い敵を怯ませ致命の一撃、回避してチマチマと攻撃が攻略のカギだろう。そして無事クリアー!
クリア―後、北尾プロモーターは、「先ほどの“遊王”の披露のように、アクションゲームが苦手の方や難しくて手が出せない人も、アイテムを上手く使えば十分勝てるゲームとなっている。」とアピール。
山際プロデューサーは、「みなさんのご期待に添えるよう、調整をしている。ぜひご期待ください。」とコメントしていた。
そして続報でもお伝えした通り、αテストの発表が! 応募受付は9月24日(水)から。対象者はPS4を持っているPS Plusユーザーとなる。
発売が待ちきれない君たち! ぜひαテストの応募受付を!