●『Dead Island 2』はもっとも小さなMMO

 海外では2015年春に発売予定のプレイステーション4、Xbox One、およびPC用ソフト『Dead Island 2』。ドイツ・ケルンにて2014年8月13日(現地時間)から開催中の欧州最大級のゲームイベント“gamescom 2014”では、試遊台が出展されている。今回はDeep Silverのビジネスエリアで行われたデモの内容を最新の画面写真、トレーラー、そしてクリエイティブ・ディレクターSebastian Reichert氏(販売元Deep Silver所属)とゲームディレクターBernd Diemer氏(開発会社YAGER所属)へのミニインタビューも加えてお届けしよう。ちなみに、開発会社のYAGERはドイツにスタジオがある。

 本シリーズは、リゾートを舞台に、強力な武器を集めて改造し、ゾンビを近接戦闘で豪快に倒す爽快感が楽しめるのが大きな魅力のアクションゲーム。『Dead Island 2』の舞台はアメリカ・カリフォルニア州にあるゴールデン・ゲートからベニスビーチあたり。

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 プレイヤーキャラクターには、BERSERKER、(スレッジハンマーが得意武器)、SPEEDER(機敏に動けるタイプ)、HUNTER(ボウガンが得意)などのタイプを確認。マルチプレイは最大8人まで拡大したCo-opプレイが楽しめる。

 gamescomで確認できた武器は、特定のアイテムを集めると電気を帯びるようになるナタ、ハンマーヘッドがボーリングのような金属塊がついてスレッジハンマー、そしてチェーンソーなど動力が備わった武器など。スレッジハンマーは強力で、ゾンビに対して振り上げると、ゾンビが白球のごとく打ち上げられ、ホームラン級の距離を吹っ飛ばすことができる。もちろん銃も使え、デモでは強化した銃を草むら向けて放つと、その着弾点から炎があがり、ゾンビを火炙りする、といった倒しかたも紹介された。

 登場するゾンビもスローウォーカー、ランナー(まだゾンビになったばかりで筋肉が残っているので、走ることができるし、凶暴とのこと)はもちろん、さまざまなタイプが登場するとのこと。また、ゾンビは音に反応するので、クルマのクラクションや、声、大きな音を出す掘削機などを動かしてゾンビを集め、そこを爆発物で一気にやっつける、といったシーンも紹介された。

 とにかく、さまざまなぶっ殺しかたにさらに拍車がかかった感じ。本作でもノリノリでゾンビをやっつけられそうだ。では、最後に開発者ミニインタビューをどうぞ。

クリエイティブ・ディレクターSebastian Reichert氏(右)とゲームディレクターBernd Diemer氏(左)

――本作でもっとも重視している点は?

Bernd 3つあります。ひとつはコンバット(戦闘)。本作では両手に武器を持って、それらを改造してさまざまな倒しかたが楽しめます。クラフト屋がいるので、武器をよりパワフルなものに進化させることもできます。とにかくド派手にバラエティー豊富にゾンビを倒せるようになっていますよ。
 
Sebastian ふたつ目は、マルチプレイ。本作はシームレスなマルチプレイを楽しめるよう設計しており、プレイしていると近くで誰かが戦っていて、それはほかのプレイヤーだったりします。そこからいっしょに協力プレイを楽しんでもいいですし、それぞれ自分のスタイルで個別に行動してもいい。サンドボックスタイプのゲームをみんなで楽しめるという意味で、私たちは“いちばん小さなMMO”と言っています。

Bernd 本作のマルチプレイは、『風ノ旅ビト』のオンライン要素にインスピレーションを得ています。『風ノ旅ビト』では、いつも間にかほかのプレイヤーがやってきますよね。その自然なオンラインプレイに衝撃を受けて、本作でもそのような自然と他のプレイヤーと合流したり、離れたりするものを目指しました。我々のポリシーとして、孤立して戦う作品にはしたくなかったので、つねに誰かほかのプレイヤーがいて、協力しながらゾンビに立ち向かってほしいですね。

――最後の3つ目は?

Sebastian 本シリーズは美しいリゾート地にグロいゾンビが登場するという、パラダイスと地獄がいっしょになっている点が特徴的です。今回は島ではなくカリフォルニアを舞台にしたので、フィールドも島の大きさに限定されず、さまざまな大きさのものを用意しています。

――ほかに前作との大きな違いはありますか?

Bernd さきほど述べた本作で重視した点がそれが当たるのですが、もうひとつ。本作には、Maxというコミックブックのスーパーヒーローやヒーロー好きで、ヒーローをリクルートして特殊部隊を作りたいと思っているキャラクターが登場するのですが、彼はネコを飼っています。ネコはただそのままゲームに入れてもおもしろくないので、ネコのモーションキャプチャーをしました(笑)。これは前作とは違う点ですし、業界的にもネコをモーションキャプチャーしたのは我々が初めてだと思います。そのネコにも注目してください(笑)。