発売日前にプレイ可能だったり、10%割引がついたり、ヘビーなファンも注目

月5ドルで『バトルフィールド4』や『FIFA 14』が遊べる! EAが海外でXbox One向け定額サービス“EA Access”を発表_01

 エレクトロニック・アーツが、海外でXbox One向け定額サービス“EA Access”を発表した。価格は月4.99ドルまたは年間29.99ドルで、現在はクローズドβテスト中。正式公開は今夏を予定している。

 気になるサービス内容は以下のとおり。カタログ全部が無制限に遊べるような万能サービスではないのだが、それでも結構刺激的な内容だ。

・メンバーであれば対象ソフトが追加料金なしでプレイできる。
βテストでは『バトルフィールド4』、『FIFA 14』、『Madden NFL 25』、『Peggle 2』が対象(全カタログが対象ではない)。

・最新作を発売日の5日前にダウンロードし、一時的にプレイできる
要するに「気に入ったら買ってね」方式。『Dragon Age: Inquisition』や『FIFA 15』、『NBA LIVE 15』、『Madden NFL 15』、『NHL 15』などで行われることは確定。プレイできるモードが限定されることもあるが、体験版ではないので、購入後に進行度なども引き継がれる。

・デジタルコンテンツを購入する際には、10%の割引がつく。
『バトルフィールド4』のプレミアムサービス“Battlefield 4 Premium”や、『FIFA』シリーズの“FIFA Ultimate Team”なども対象となっているので、ヘビーなファンにも見逃せないサービスと言えるかも。

 サービスの対象地域は、オーストラリア、オーストリア、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、メキシコ、ニュージーランド、スペイン、UK、アメリカ、“およびそれに続くその他の地域”となっており、日本向けの発表もひとつお願いしたいところ。

 プラットフォーマーの定額サービスとしてゲームを提供するのはすでに一般的なものになったが、プラットフォーマーと組んだパブリッシャーの定額サービスというのは興味深い動きで、これが広まっていくのか注目したいところ。とはいえ、エレクトロニック・アーツほどの幅広いラインアップを持っている会社はそうそうないので難しいか?(文:ミル☆吉村)