『ブレイブルー クロノファンタズマ』池袋&町田予選をリポート! 有力チームが続々と予選を通過!!【あーくれぼ2014】

アークシステムワークスが主催する対戦格闘ゲーム全国大会“ARC REVOLUTION CUP 2014”(略称、あーくれぼ2014)。今回は、全国各地で行われている予選の中から、2014年7月20日・21日に東京の池袋と町田行われた『ブレイブルー クロノファンタズマ』東京エリア予選の模様をお届けする。

●有力チームが続々と予選を通過!

 アークシステムワークスが主催する対戦格闘ゲーム全国大会“ARC REVOLUTION CUP 2014”(略称、あーくれぼ2014)。同大会は、アークシステムワークスのアーケード版対戦格闘ゲーム『ブレイブルー クロノファンタズマ』(以下、『BBCP』)、『GUILTYGEAR Xrd-SIGN-(ギルティギア イグザード サイン)』、『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』の3タイトル合同で行われる公式大会。日本各地のゲームセンターで予選大会が開催され、予選を突破したプレイヤーは8月末の決勝大会に出場できる。今回は、全国各地で行われている予選の中から、2014年7月20日・21日に東京の池袋と町田行われた『ブレイブルー クロノファンタズマ』東京エリア予選の模様をお届けする。

●東京エリアBセガ池袋GIGO予選

 東京エリアB予選の会場はセガ池袋GIGO。同店舗は、地下1階・1階がプライズ、2階が体感系ゲーム、3階がメダルゲーム、4階がビデオゲーム、5階がネットワーク対戦ゲーム、そして6・7階がプリントシール機と、全8階層にも及ぶ都内最大級のアミューズメント施設だ。
 エリア決勝の前に、同店舗の代表チームを決める店舗予選が行われた。予選には、関東2エリアAの予選通過をわずかなポイント差で逃した“テツヲ”選手(ココノエ)・“UDON”選手(ハザマ)のほか、ゆった選手(ラグナ)・VER選手(アラクネ)、運ゲーマー選手(テイガー)・ジヨン選手(ハクメン)といった千葉からの遠征勢、さらには、そーま選手(アマネ)・まよなか選手(バング)の女子ゲーマー部チームなど、バラエティーに富んだ16チームが参加していた。

 店舗予選は、テツヲ選手・UDON選手の“レジェンディアオーラ”が、バツグンの安定感を発揮して突破。店舗代表の枠をもぎとった決勝戦の模様は下記の動画の通り。

セガ池袋GIGO店舗予選決勝1

セガ池袋GIGO店舗予選決勝2

 
 東京エリアBの決勝進出は下記の6チーム。

・Hey代表:僕らはみんなとちぎん荘
とちぎん選手(アズラエル)、tiku選手(テイガー)

・プレイロットジョイ代表:夢幻
タカヒロ選手(ツバキ)、蝉脱選手(アマネ)

・スクウェアワン武蔵小山代表:マリオゴルフ64
ゼクソ選手(アズラエル)、ミツルギ選手(ハザマ)

・アミューズメント フタバ代表:トキメキの音符になって
げんたろう選手(ニュー)、みーや選手(ジン)

・タイトーステーションBIGBOX高田馬場代表:サイゼリヤ
こが選手(バング)、ジャス選手(ヴァルケンハイン)

・セガ池袋GIGO代表:レジェンディアオーラ
テツヲ選手(ココノエ)、UDON選手(ハザマ)

 エリア決勝は、以上の6チームを2ブロックに分けてリーグ戦を行い、各ブロックの1位チームによる決定戦が行われる方式。ブロックの振り分けは、Aブロックに夢幻、トキメキの音符になって、サイゼリヤ、Bブロックにレジェンディアオーラ、僕らはみんなとちぎん荘、マリオゴルフ64となった。決定戦へコマを進めたのは、どちらも2連勝で勝ち上がったトキメキ音符になってと、レジェンディアオーラの2チーム。以下の動画が決勝戦の模様だ。

東京エリアB決勝戦1

東京エリアB決勝戦2

 
レジェンディアオーラが2-0でトキメキ音符を降し、東京エリアBの代表を獲得した。ちなみに、大会はセリカとハザマのコスプレをした店舗スタッフさんが進行役を務めていたぞ。

●東京エリアCタイトーステーション町田予選

 セガ池袋GIGOで東京エリアBの決勝が行われた翌日、同じく東京のタイトーステーション町田にて、東京エリアCの決勝が行われた。タイトーステーション町田は、地元町田のプレイヤーのほか、立川や横浜方面のプレイヤーが集まることもあるという東京でも『ブレイブルー』の対戦が盛んなゲームセンターのひとつ。同店舗の予選は、南選手(ココノエ)・BE/TSB/Dora選手(バング)、ゼクソ選手・ミツルギ選手、TN選手(ハクメン)・ふも選手(アラクネ)など、東京近郊の予選で一度は店舗代表を獲得したことのあるような猛者ばかり17チームが参加して行われた。

 エリア決勝並みのハイレベルな戦いを勝ち抜いて店舗代表に輝いたのは、南選手・Dora選手のサウスタウン。南選手は、以前ESP選手(タオカカ)と組んで出場したタイトーイン綾瀬予選をひとりで勝ち上がるなど、いつ予選を通過してもおかしくない実力の持ち主。一方のDora選手は、世界最大級の格闘ゲーム大会“EVO2014”にて『ブレイブルー』部門3位入賞を果たしたプロゲーマー。そのふたりの店舗予選決勝戦の活躍が下の動画だ。

タイトーステーション町田店舗予選決勝戦1

タイトーステーション町田店舗予選決勝戦2

 
 ココノエにキャラクターを変更して間もない南選手は「まだ対策不足のキャラがいる」とのことで、ニュー戦はかなり不安定な立ち上がり。しかし、2ラウンド目以降は南選手自身の“殴り合いの強さ”を活かした立ち回りに切り換え、僅差で勝利。
 続いてDora選手対ジャス選手。ヴァルケンハインはバングにとってかなりキツイイメージのある組み合わせ(バング使いの筆者の主観)……のはずだが、ヴァルケンハインの高速移動を立ちDで迎撃したり、相手のディスト―ションドライブは避けて、勝負どころのディスト―ションドライブはしっかり当ててと、知識と経験にもとづいた立ち回りでジャス選手との接戦をものにしていた。

 店舗予選後に行われた東京エリアCのエリア決勝進出チームは以下の7チーム。

・ゲームとまと八王子店代表:悪魔のリドル
ちばけん選手(ハクメン)、ももいろ選手(レイチェル)

・ドラマ野猿店代表:東京ESP
ESP選手(タオカカ)、ひよこ選手(アラクネ)

・ゲームプラザセントラル八王子店代表:やってやるです!
RAN選手(アズラエル)、18号選手(ココノエ)

・立川ゲームオスロー第5店代表:休日出勤
ごろ選手(マコト)、でぃお選手(カルル)

・セガワールドアルカス代表:伊藤親衛隊本八幡支部
ダイスル選手(ノエル)、すーや選手(ヴァルケンハイン)

・タイトーステーション南大沢店:町田勢
ジロー選手(アマネ)、しーの選手(ノエル)

・タイトーステーション町田代表:サウスタウン
南選手(ココノエ)Dora選手(バング)

 エリア決勝は、以上の7チームによるトーナメント戦(1チームがシード)。当日予選を抜けて勢いに乗る“サウスタウン”は、もっとも警戒していたという“伊藤親衛隊本八幡支部”を一回戦で撃破、続く“やってやるです!”もストレートで下し決勝へコマを進める。反対側のブロックでは、ごろ選手ひとりでの参戦となってしまった休日出勤が、ハンデをものともせずに1回戦を突破。このままひとりで勝ち上がるのか……? という空気も流れたが、東京ESPがごろ選手を抑えて決勝へ進出。

 予選第1週のタイトーイン綾瀬予選では、「完全にマスコットですよ(笑)」と1勝も上げられなかったESP選手だったが、新たなチームメイトとともに再びエリア決勝の舞台に立つことに。しかも、予選突破を懸けた一戦の相手が、当時のチームメイト南選手。このドラマチックな流れに「ぶるれぼの決勝より緊張しました(笑)」(南選手)と、本人たちも相当意識していたようだ。その決勝の模様が下の動画だ。

東京エリアC決勝戦1

東京エリアC決勝戦2

東京エリアC決勝戦3

 アラクネ戦に絶対の自信を持っているDora選手を撃破し、南選手を残り体力わずかのところまで追いつめた東京ESPだったが、あと一歩足らず軍配はサウスタウンに上がった。東京エリアCの代表はサウスタウンに決定した。

●東京エリアB優勝チームインタビュー

レジェンディアオーラ
テツヲ選手(左)、UDON選手(右)

――優勝おめでとうございます。

UDON選手(以下、UDON) いままで足を引っ張ってたのですが、今日は全勝で終われてよかったです。

テツヲ選手(以下、テツヲ) とにかくうれしいですね。今年のあーくれぼは、チームメイトが強いことを証明しようと思って参加したんですが、実際に強いところを見れてよかったです。

――千葉では少し調子悪かったですもんね。テツヲさんと組むことにプレッシャーを感じている部分もあったのでしょうか?

UDON 最初はプレッシャーを感じることもありましたが、最近は慣れてきました。予選で負けてるのはテツオも負けていたからなので、逆に僕が勝てればチームが勝てると思い、やるしかないなと。

――チーム結成のきっかけを教えていただけますか?

テツヲ ユーザー主催の4ON4大会のときに、僕とUDON、いさ、コナンというチームを組んだんですが、みんな本当に仲がいいんですよ。そのチームがふたつに分かれました、みたいな感じです。

――なるほど。テツヲさんクラスのプレイヤーであれば一発で抜けられるかと思いましたが、やはり予選はきびしかったですか?

テツヲ 予選を通過する自信はあったんですけど、当日予選であがってきたキャラクターが予想外だったので……。新キャラクターを使っていることもあり、いくらなんでも知らないキャラクターにいきなり勝つのは難しかったですね。そういう意味でも千葉エリアはきびしかったです。

――ふだんはゲーセンでやり込んでいるんですか?

テツヲ そうですね。家庭用は一時期少しやっていたんですけど、最近はもうまったくやってないですね。

UDON 自分もゲーセンですね。通信対戦が苦手なんですよ。あと、やっぱりゲーセンの空気が好きなので。

――ハザマもキャラクターを変えたプレイヤーが多いと思うのですが、UDONさんは使い続けていますよね。

UDON ハザマは前よりは使い手を選ぶキャラクターになったのかなと思います。それに評価が分かれることが多いですよね。でも、しっかりやり込めば今日みたいに勝てるキャラクターなので、信じてやり込んでいてよかったです。

――では、本戦で倒したいプレイヤーはいますか?

テツヲ みんな注目していますし、やっぱりガリレオさんですね。あとは、去年のあーくれぼで関西勢が目立っていたので、今回は倒したいと思います。

――確かに去年は関西のプレイヤーが上位を独占していましたね。

テツヲ 去年のあーくれぼの時期は、ほとんどゲームができていなかったからあまり興味がなかったんですよ。最後にちょっと出たら転がり込めた程度で。でも今回はキャラクターも強いし、準備もしていますので、絶対に勝ちたいですね。

UDON 僕も関西のプレイヤーと対戦したいですけど、いちばん戦いたいのはいさとコナンですね。レジェンディアオーラの4人で決勝の舞台に立ちたいです。

――では、最後に本戦に向けた意気込みをお聞かせください

テツヲ UDONのハザマが世間的にあまり注目されていないんですけど、僕やいさ、コナンはUDONが最強のハザマだと思っているので、その力を存分に発揮してほしいですね。「全員UDONに負けてくれ」というくらいの気持ちでいきたいです(笑)。

UDON 身内がここまで持ち上げてくれているので、全部勝って優勝してほしいですね。

――ちなみに、今日のプレイヤーネームは五月病になっていましたが……?

UDON いやあ、僕と言えば五月病ですから(笑)

――そうなんですね(笑)

●東京エリアC優勝チームインタビュー

サウスタウン
Dora選手(左)、南選手(右)

――優勝おめでとうございます!

Dora選手(以下、Dora) EVOがさきに発表されていたので、そちらに休みを当ててしまった関係上あーくれぼにあまり休みを当てられず、予選に参加する機会が少なかったのですが、なんとか通過できてよかったです。

――EVOで燃え尽きてないですよね?

Dora もちろんです。あーくれぼでもやりますよ。

――南さんはどうですか?

南選手(以下、南) うれしいですね。ソウジさんと組まなくても予選を通過できることを証明できてよかったです。

――決勝戦は元チームメイトのESPさんが相手でしたね。

 いやあ、タオカカは1回しか対戦したことがなかったので、本当に危なかったですね。たぶん、ぶるれぼの決勝より緊張しました(笑)。実際運がよかったんだと思います。最後の“ガー不”も相手が抜けられることを知らないで出しちゃってましたし、オーバードライブ中のコンボを練習してなかったんですけど、ちょうどオーバードライブが切れてくれたし。本当についてました。

――Doraさんはどういった気持ちでESPさんとの一戦を見ていましたか?

Dora もう、負けたらどうしようかなと(笑)。危うく自分たちで立てたフラグを回収するところでした(笑)。

――ドラさんはひよこさんとの試合を振り返っていかがですか?

Dora アラクネはきついんですけど、それなりに対策しているおかげで大会では1回も負けたことがなかったんですよ。でもついに負けちゃって……。どうしようかと思っていました。

 あれでこっち側がシーンとなって空気がやばかったですね。大将戦の前に「負けないで!」といろいろな人に声をかけられて、応援してくれるのはすごくうれしかったんですけど……。

Dora 南さんは静かにしてほしいタイプだから俺は黙ってたんですけどね。

 俺は緊張しても画面は見えてるから静かにしててほしいんですよね。でも今日はまわりがうるさかったから、つい「黙ってて!」と(笑)。

――(笑)。僕もバングを使っているんですけど、ドラさんのバングは思い切りがいいですよね。アマネの“ジャンプB”を“双掌打”で迎撃したり。

Dora あれは練習していました。“萬駆阿修羅無双拳”と“双掌打”で落とせるんですけど、それを知らないアマネ使いが多いんですよ。だから一回は当たると思っていて、タイミングをはかっていました。

 じつはジローさんのアマネに予選で負けたことがあるんですよ。だから前日に対策を練っていました。

――2回戦はレバーの不調というトラブルもありましたね。

 あれはやばかったですね。グニャグニャになっててコンボがぜんぜんできませんでしたし(笑)

――でも勝ってたのがすごい(笑)。チームのバランスはどうなんしょう? アズラエルが天敵になりそうですが。

 俺が苦手なキャラクターをドラが得意としているので、バランスはいいですね。最近のココノエは、アズラエルに対していけるようになってきたようですし。もちろん、どぐらさんはキツいですよ。でも、どぐらさんクラスになったら、相性のいいキャラクターを使ったとしてもキツいのは変わらないと思いますよ。

Dora あのチームは俺がレイチェルに対していけるので、組み合わせ次第では勝てるんじゃないかと。

 あとは、本戦までの時間ができたのが大きいですね。予選通過してるキャラクターの対策だけを練ればオーケーですから。相性の悪いキャラでもしっかり対策を立てれば全然いけると思いますよ。

――では、本戦で対戦したいプレイヤーはいますか?

Dora ガリレオさんですね。EVOの借りを返したいです。でも関東にライチ使いがいないので、どうしたもんかなと。通信対戦で練習すると、たぶん全部ガリレオさんに情報がいっちゃうと思いますし……。とりあえずは自分で軽く使ってみようかなと。

 誰に勝ちたいというより俺は、ココノエを教えてくれたみんなに感謝したいですね。テツオ君、いさ君、辻川さん、マトイ君、サキ君、さとし君。あとは通信対戦にたくさん付き合ってくれたふも君ですね。

――最後に、本戦へ向けての意気込みを教えてください。

Dora EVOが盛り上がって『ブレイブルー』が注目されている時期なので、あーくれぼでさらに盛り上げて、『ブレイブルー』を始めるきっかけになるようなプレイができればと思います。

 ココノエを使っていて言うのもなんですが、おもしろい試合をできればと思います。あとは、しばらく檀上から遠ざかっているので、もう一度優勝したいですね。

■取材:豊泉三兄弟(次男)