アークシステムワークスが主催する対戦格闘ゲーム全国大会““ARC REVOLUTION CUP 2014”(あーくれぼ2014)。今回は、予選第4週から『ブレイブルー クロノファンタズマ』の関東2エリアA予選の模様をリポート。”

●都内からの参加者も集まった千葉予選

 アークシステムワークスが主催する対戦格闘ゲーム全国大会“ARC REVOLUTION CUP 2014”(略称、あーくれぼ2014)。同大会は、アークシステムワークスのアーケード版対戦格闘ゲーム『ブレイブルー クロノファンタズマ』(以下、『BBCP』)、『GUILTYGEAR Xrd-SIGN-(ギルティギア イグザード サイン)』、『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』の3タイトル合同で行われる公式大会。日本各地のゲームセンターで予選大会が開催され、予選を突破したプレイヤーは8月末の決勝大会に出場できる。今回は、2014年7月6日に行われた『ブレイブルー クロノファンタズマ』予選の模様をお届けする。

 関東2エリアAの決戦の舞台となったのは、千葉の格闘ゲームシーンを盛り上げる名店“ラッキー中央店フェリシダ”。同店舗は千葉駅最大のフロアー面積を誇るゲームセンターで、『ブレイブルー』や『鉄拳』などの格闘ゲームを中心としたビデオゲームのほか、『ロード オブ ヴァーミリオン』などのカードゲーム、『ガンスリンガーストラトス』を始めとした大型筐体ゲームと、豊富なラインアップが取り揃えられている。また、ゲーム大会などのイベントが毎週実施、季節限定イベントも行われている。千葉駅近郊のゲーマーは、ぜひ一度立ち寄ってみよう。

 エリア決勝の前に行われたのが、ラッキー中央店フェリシダの代表チームを決定する店舗予選。こちらの予選には千葉を中心に活躍するプレイヤーに加え、都内から遠征するプレイヤーの姿も見受けられた。その中には、ひとりで参加する強者も。そんな店舗予選を勝ち抜いたのは、“ダイワ”選手(プラチナ)と“らず”選手(カルル)の“らずハウス”。ダイワ選手は“全一プラチナ使い”の呼び声の高いプレイヤー。らず選手は、前回のあーくれぼも一発で予選を通過したという運と実力を兼ね備えたプレイヤーだ。らずハウスが予選通過を決めた店舗決勝の模様は以下の通り。

店舗予選決勝ダイワ対共月

店舗予選決勝らず対かげつ

店舗予選決勝に挑むらずハウスのふたり。

●関東2エリアA決勝は代表チームによるリーグ戦

 店舗エリアに続いて行われたエリア決勝には下記の5チームが参戦。

宝島新浦安店代表:レジェンディアオーラ
テツヲ選手(ココノエ)、UDON選手(ハザマ)

レジェンディアオーラ

アミューズメントエース津田沼代表:みみげ
かめりあ選手(ハクメン)、けいた選手(バレット)

みみげ

キャッツアイ八千代店代表:カイチ亭
ゆった選手(ラグナ)、VER(ベル)選手(アラクネ)

カイチ亭

ゲームインファンファン北習志野店代表:ふぇりしだようちえん
運ゲーマー選手(テイガー)、ジヨン選手(ハクメン)

ふぇりしだようちえん

ラッキー中央店フェリシダ代表:らずハウス
ダイワ選手(プラチナ)、らず選手(カルル)

らずハウス

 エリア決勝は、5チームによるリーグ戦で行われた。チームの勝敗が並んだ場合は、各試合の負け数の少ないチームが勝利となる。リーグ戦の注目は、レジェンディアオーラ対らずハウス。レジェンディアオーラは、最強プレイヤーとも言われる“テツヲ”選手のチーム。店舗予選を最初に通過しており、このエリア決勝でも大本命と目されている。対するらずハウスは、当日の店舗予選を勝ち上がってきてこの日もっとも勢いのあるチームだ。その対戦動画は下記の通り。

エリア決勝らず対UDON

エリア決勝ダイワ対テツヲ

 
 らず選手がUDON選手を撃破。続くダイワ選手もテツヲ選手を倒し、らずハウスが2-0で勝利。その後、みみげ対らずハウスの最終戦を残すところまでリーグ戦が進む。この時点でレジェンディアオーラ3勝1敗、みみげ3敗、カイチ亭2勝2敗、ふぇりしだようちえん2勝2敗、らずハウス2勝1敗となり、優勝はレジェンディアオーラからずハウスに絞られる。らずハウスは最終戦を勝利すると、負け数の関係でレジェンディアオーラを上回り優勝が決定する。その優勝のかかった試合が下の動画だ。

エリア決勝かめりあ対らず

エリア決勝けいた対ダイワ

優勝を決めた瞬間、らずハウスのふたりはアツい抱擁!

 最後は、らず選手とダイワ選手それぞれが勝利して2-0でみみげを撃破。関東2エリアA代表の座を獲得した。

●優勝チームインタビュー

関東2エリアA代表:らずハウス
ダイワ選手(プラチナ)、らず選手(カルル)

――優勝おめでとうございます。

ダイワ選手(以下、ダイワ) とってもうれしいですね。予選に何回か出させてもらったんですけど、今回はらずと組んで1発目。正直かなりきびしいと思っていたのですが、通過できて自信になりました。

――トッププレイヤーでもきびしいと思うことも?

ダイワ 参加してるみなさんがトッププレイヤーばかりなので、なかなか「絶対取れる自信あるよー!」とは言えないですね。

――らずさんはいかがでしょう?

らず選手(以下、らず) 今回が予選初参加なので、メッチャクチャうれしいです。ぶっちゃけ前回のあーくれぼも運よく1発通過だったんですけど(笑)。でもこのエリアで取れたのは、誰にも負けないぞという自信になります。

――エリア決勝を振り返ってみていかがですか?

らず どのチームもキツかったですね。絶対勝てるというチームはひとつもありませんから。もちろん、このキャラならいけそうかな……?というのはありますけど。

――先鋒と大将は試合ごとに入れ替えている感じでしたが、そのあたりは作戦だったんですか?

ダイワ 相手チームのキャラクターに合わせて変えていたんですけど、だいたい読みが当たって相性のいい組み合わせに持ち込めたのがよかったです。

――レジェンディアオーラのテツヲさんを見事に倒しましたね。

ダイワ 試合はテツヲさんのほうに流れがあったので、僕の中では「これは負けそうだな……」という気持ちがありました。でも、途中からアイテムの引きがよくなって助かりました。最後に“強化猫”が来たのが決定打でしたね。とても運がよかったです(笑)。

――実力あっての運ですから、すばらしいと思いますよ。予選ではほとんどふたりとも負けずに2-0で勝つことが多かったですね。

ダイワ 最初の店舗予選は不安もあったんですが、試合をこなすごとに自信もついてきて、お互いが大将を務められるようになってからは強かったですね。

らず どっちも大将ができる自信がついてからは安心でしたね。店舗から勝ち上がってきた勢いが大きかったですよ。

――その勢いで、結局エリア決勝はチームとして3勝1敗でした。

ダイワ 1敗したのがジヨンさんのハクメンだったんですけど、あの人は本当に強かったです。ステップをうまく使う初めて見る立ち回りで、ちょっと対応できませんでした。いままで戦ってきたハクメンの中で、いちばん強かったですよ。もしもエリア決勝がリーグ戦じゃなかったら、あのチームが抜けていたかもしれません。

――では、最後に本戦向けての意気込みをお聞かせください。

ダイワ 僕の意気込みはひとつです。「ダイワでーす。僕がダイワでーす」

――(笑)。ではらずさんは?

らず 1回も負けずに優勝したいです。ダイワさんを優勝させたいですね。

ダイワ 僕もらずを優勝させたいです。

らず ダイワさんは前回のあーくれぼで惜しいところで負けていたので、今回は自分が押し上げたいです。

ダイワ ふたりで行こう。上に。

――ちなみに、チームのキャラクターバランスはどうですか?

ダイワ バランス的にはかなりいいと思います。プラチナはハザマやニューなどの遠距離に強いキャラが苦手なんですよ。カルルはそのあたりにかなり強いので、とってもマッチしていると思います。

――では、本戦もいけそうですね。

ダイワ はい。優勝目指してがんばります!

■取材:豊泉三兄弟(次男)