特殊ミッションにチャレンジ!
カナダに拠点を構えるDigital Extremes社が開発した3Dアクションシューティング(TPS)『Warframe』。プレイステーション4を持っていれば誰でもすぐに遊べる、基本プレイ無料タイトルだ。
じつは本連載は前回(Vol.6)で最終回の予定だったのだが、プレイ&記事執筆がとても楽しかったので、開発元にお願いしてもう1本書かせてもらうことに。
基本プレイながら奥の深いタイトルなので、筆者と同じようにドップリと本作にハマッている読者も多いと思う。番外編の今回は、初級者を脱出したテンノたちに向けて、難度が高い特殊なミッションについて紹介していく。これらをクリアできるようになれば立派な上級者と言えるだろう。
上級者向けの特殊なミッションは挑戦するための手順や条件が異なる。タイプごとに整理しつつ紹介していこう。
突発的に発生する“アラートミッション”と“侵攻ミッション”
★アラートミッション
“アラートミッション”は突発的に発生する特殊なミッションだ。全惑星のどこかのステージにランダムで発生し、一定時間だけ挑戦できる。発生している時間はミッションによって異なり、短いもので数十分、長くても1時間程度。ミッションの難易度はベースのステージとは大きく異なる場合もあるので気が抜けないぞ。
報酬はその都度変化するが、多くの場合は通常より多めのクレジットを入手でき、特殊なアイテムが手に入ることもある。中にはアラートミッションでしか入手できない設計図やMODも存在する。
<アラートミッションでしか入手できないアイテムの例>
・“VAUBAN(WARFRAME)”の各パーツの設計図
・“HEAT SWORD(武器)”の設計図
・オロキンリアクターの設計図
・オロキンボイドの設計図
・オーラMOD
レアなアイテムが手に入るので積極的に挑戦したいが、発生したステージ自体がアンロックだとプレイできない点には要注意。例えば、水星のミッションしかクリアしていない状況だと、土星で発生したアラートミッションには参加できないのだ。
また、発生したアラートミッションは基本的に1度しかプレイできない。フレンドなどに招待してもらえれば複数回チャレンジできるが、報酬が入手できるのは初回だけだ。
アラートミッションが発生すると画面内にメッセージが表示される。プレイ可能なステージだったときは積極的に挑戦しよう。
★侵攻ミッション
“侵攻ミッション”は、ある勢力が別の勢力の支配下にある惑星に対して侵攻する時に発生するミッションで、こちらも突発的に発生するタイプ。“グリニア”か“コーパス”が相手勢力に侵攻する場合と、“感染体”が侵攻してくる場合の2パターンがあり、発生している場所はメニュー画面で確認できる。
<グリニア VS コーパスの場合>
どちらの勢力に加勢するかを選択
<VS 感染体の場合>
防衛側の勢力と共闘する
この“侵攻ミッション”では、同じ勢力と規定回数以上に共闘すると報酬が貰える。報酬は勢力によって異なるので、欲しいアイテムがもらえる方に加勢しよう。
感染体を撃退する侵攻ミッションの際は、感染体による侵食が近くのステージに広がっていく。ボスステージまで感染が広がると、ボスが感染体の“PHORID”に変化。PHORIDからは“NYX(WARFRAME)のパーツ設計図を入手可能だ。
挑戦するためにアイテムが必要なミッション
★VOID
“VOID”は“VOID KEY(ボイドキー)”という特殊なアイテムを使用して入場するミッションだ。“VOID KEY”は防衛ミッションや耐久ミッションの報酬などで入手できる。
“VOID”は『Warframe』の太陽系からは孤立したエリアに存在するステージ。マップの見た目が近未来の遺跡風なだけでなく、敵として“オロキン”という種族が出現するなど、あらゆる点が太陽系の惑星とは異なっている。
“VOID”には難易度と目的の異なるミッションが複数あり、それぞれに対応した“VOID KEY”が存在する。低難度のミッションであれば初級者のソロクリアも難しくはないが、高難度になると上級者どうしで協力しないことには攻略は至難の技だ。とはいえ、“VOID”ミッションの方が入手しやすいMODや素材もあるので、挑戦し甲斐がある。
“VOID”に入場するには、メニューから“キー”を選択し、任意の“VOID KEY”キーを選択すればオーケー。ほかのステージのように乱入での参加はできないが、招待すればほかのプレイヤーとの協力プレイも可能だ。
★Orokin Derelict Vault(遺跡船)
“Orokin Derelict Vault(遺跡船)”も“VOID”と同じようにアイテムが必要なミッション。こちらも難易度は高めなので、協力プレイ向けと言える。
“Orokin Derelict Vault”は、朽ち果てて宇宙空間を漂うオロキン時代の遺物の宇宙船。どことなく“VOID”に似た雰囲気を感じるステージだ。敵としてはおもに“感染体”が出現する。
ミッションに入場するには“Orokin Derelict用の座標キー”が必要。これはマーケットで購入できる“Orokin Derelict各ミッションキーの設計図”と、素材として入手できる“ナビ座標”から作成する。
入場方法も基本的には“VOID”と同じ。メニューから“キー”を選択し、“Orokin Derelict用の座標キー”を使う。こちらも招待制なので、挑戦前にほかのプレーヤーを招待することで、いっしょにプレイ可能だ。
難度の高い特殊なステージ
★ナイトメアモード
惑星内の全ステージを攻略すると挑戦可能な高難度ステージ。
“ナイトメア”という文字からもわかるように、難度はまさに悪夢的だ。序盤のステージであるはずの金星でもその傾向は顕著。通常時のエネミーのレベルは6~8程度だが、ナイトメアモードになると非常に高いレベルのエネミーが出現する。
難しいだけあってレアなMODなどが出やすいという特典もある。なお、最初の惑星である水星では発生しない。
★Dark Sector
“Dark Sector”は、5月9日に水星以外の惑星に追加されたばかりのステージ。このステージに挑戦するには、クランや連盟で建設する“Solar Rail”という施設を“Dark Sector”に接続する必要がある。上記のふたつの条件を満たしていなかったとしても、ほかのクラン(もしくは連盟)が“Solar Rail”を展開していれば利用可能だ。
ミッションの種類は“防衛”、“耐久”の2種類。出現する敵は“感染体”のみとなっている。通常のマップより多くのクレジットや資源を入手できるぞ。
いかがだっただろうか。今回の記事で紹介したミッションはどれも高難度だが、それに見合っただけのリターンがある。これらを攻略できるようになれば、さらなる強さを手に入れられるのは間違いない。