より不気味な“青鬼”がスクリーンで動きまくる
ニコニコ動画やYouTubeなどで、関連動画5000万回超視聴を記録した人気フリーゲームソフトの実写化映画『青鬼』が、2014年7月5日より上映開始となった。今回は、公開日翌日の7月6日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて行われた、初日舞台挨拶の模様をお届けする。
壇上には、杏奈役の入山杏奈さん(AKB48)、シュン役の須賀健太さん、卓郎役の陳内将さん、ヒロシ役の聖也さん、美香役の古畑星夏さん、タケシ役の尾関陸さん、そして監督を務めた小林大介氏が登壇。映画を視聴する前のたくさんのファンに向けて、本作の魅力や見どころなどを語った。
満員御礼に、思わず鳥肌の入山さん
キャスト陣が登壇し、ひと言ずつ挨拶を述べた直後、司会からひとつの朗報があることが告げられた。それは、映画公開初日の7月5日、すべての劇場のすべての上映回が満席であったということ。さらに、ニコニコ生放送で放映された際の視聴者が7000人を記録し、それがニコ生映画上映史上最高であったということである。
これについて、主役を務めた入山さんは、「鳥肌が立ちました」と驚き隠せない様子。ニコ生での7000人の視聴に対しては、「もしも劇場で7000人が上映を見たとしたら、立ち見ばっかりになっちゃってたいへんですね」とポツリ。直後、ほかの出演者から「劇場には入りきらないよ(笑)」ととつっこまれ、照れ笑いを見せた。
フルCGで作られた青鬼に注目
本作において、登場する青鬼はフルDGで作られている。これにより、撮影する際に、「ないものに対して驚く演技がたいへんだった」と出演者の方々は声を揃えて語った。
原作をプレイした経験のある聖也さんは、「映画の青鬼は、表情も変化したり、声を出したりもするので、原作以上に不気味さが増していると思います」と、フルDGだからこそ、より青鬼の怖さが表現できていると語った。
監督の小林大介氏も、いちから作り上げたフルDGで動く青鬼が、本作の大きな見どころのひとつであること告げ、視聴の際にはぜひ注目してほしい旨を伝えた。
入山さん「この夏最高のホラー作品になった」
舞台挨拶の最後に、ファンの方々に向けて入山さんは、「この『青鬼』という作品は、この夏最高のホラー作品になったと思っています」と、本作の出来にかなりの自信を持っていることを告げた。そして最後に、「たくさんの方に見てもらいたいです」と語り、舞台挨拶を締めた。
(取材・文 ライター/プレジデント竹中)