狩猟解禁は2014年8月13日!
カプコンの『モンスターハンター フロンティアG』(以下、『MHF-G』)にて、プレイステーション Vita版のクローズドベータテストが2014年7月2日より開始される。これに先駆けて、ファミ通.comではPS Vita版『MHF-G』のテストプレイを敢行。そこでわかったPS Vita版ならではの特徴や機能についてお伝えしよう。
現行版と遜色ないほどグラフィックがキレイ!
まず思うことは画質のよさ。ハンターやモンスターが激しく動くクエスト中でも画質は鮮明で、エフェクト表示時のカクつきも感じられない。チャットウィンドーが大きめに表示されるため、クエストの募集文も見やすかった。
PS Vita版独自のタッチスクリーン操作で快適にプレイ
プレイするうえでいちばん気になっていたのが操作性。クエスト中に武器を構える、武器で攻撃する、ガードを行うといった操作は、ボタンで操作する“携帯機タイプ”と、右アナログスティックで操作する“攻撃操作”が用意されている。
前者は、シリーズ作品の携帯機版とほぼ同じ感覚で操作が行える。これまでシリーズを遊んだことがある人なら、すんなりとプレイできるぞ。
後者の操作は、“クラシックタイプ”に近い操作になるが、すべての操作をアナログスティックでまかなうには物理的にボタンが足りないため、タッチスクリーンも利用する、やや特殊な操作法だ。
記者はふだんPC版の“クラシックタイプ”を使用しているが、PS Vita版の“攻撃操作”では武器種によっては、手元がやや忙しくなってしまった。とくに双剣のアクション“刃打ち”などをコンボに挟もうとすると、ボタンとタッチの行き来が激しくなる。操作方法の変更はいつでもできるので、使う武器種によって好みのタイプに切り替えるという方法もアリかもしれない。
チャットでオンラインならではの楽しみを!
『MHF-G』は、オンライン専用ゲームなので、プレイヤー間の会話は必須と言え、またその交流こそが本作の醍醐味である。
チャットを行う際には、画面の左下をタッチ(長押し)してチャットウィンドーを表示。テキスト入力欄をタッチするとソフトキーボードが表示され、発言の入力が可能だ。挨拶やアイテムの使用など、頻繁に使う文章や単語は、あらかじめ定型文として登録しておくことで、すぐさま発言できるのだ。定型文を使った会話は、直感的な操作で完結するため、非常に快適。キーボードでの入力は、やや慣れが必要だと感じた。
さらに、PS Vita版の気になるアレコレ……
PS Vita版の登場でついに、いつでもどこでも(回線さえあれば)『MHF-G』を遊べる環境が実現する。ちょっとした空き時間にソロで採取したり、外出先だけど“狩人祭”のボーナス試練の時間だけプレイ、なんてことができるように。そのときに気になるのは、回線状況やロード時間。注意したい点は、Wi-Fi通信のみに対応しており、3G回線では遊べないということ。Wi-Fiの回線が安定している状況では、ロード時間もとくに気にならないほど。
なお、PS Vita版のサーバーは、現在PC版とPS3版のプレイヤーが集まる“サーバー1”となる。サーバー内は、さらに“ワールド”と呼ばれる区分けがされており、PS Vita版向けワールドも用意される予定だ。
ちなみに、PS Vita版はPS3版とアカウントを共有(プレイ料金も共有)するため、PS3版ですでにプレイしている人は、同じデータを使ってPS Vita版でプレイできる。自宅ではPS3版を、外出先ではPS Vita版をプレイということが可能だ。
『ビギナーズパッケージ』でスタートダッシュ!
PS Vita版の『ビギナーズパッケージ』は、2014年8月13日発売予定。特典としてオリジナル武器や防具のほか、便利な消費アイテムセットなどが付属しており、これから始める人にとってうってつけの内容となっている。
また、無料のダウンロード版も配信される予定。HR2以降は、ハンターライフコース(30日間 1400円[税込])を購入することで、引き続きプレイが可能だ。