“世界を制した”バサラ佐藤を招いて
ファミ通.comのE3取材班カメラ担当Hです。いよいよE3がスタートしました! というわけで、さっそくゲームメーカー各社のブースを見て回り、気になるタイトルをチェック……といきたいところですが、この日の林編集長は朝から夕方まで取材のスケジュールがぎっしり。午後16時からE3会場の近くにあるノキアシアターで行われた『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo Wii U』の世界大会“SUPER SMASH BROS. INVITATIONAL”の会場にて、ようやくこのコーナー向けの撮影をする時間を確保できました。
じつは、この大会のエキシビジョンの“メディア対抗世界大会”に、ファミ通編集者のバサラ佐藤が日本代表として参戦していたのですが……結果は見事に優勝! IGN(アメリカ)、Game Informer(アメリカ)、Gameswelt(ドイツ)といった世界に名だたるメディアを制して世界のメディアの頂点に立つことができました(笑)。今回は、そんな“世界のバサラ”を招いてお届けします。勝利の味は!?
林編集長のコメント
現地時間10日午前9時から、任天堂の“Nintendo Digital Event”が配信。そして正午から会場がオープン! いよいよE3が開幕初日を迎えました。 とういわけで、さっそく会場内をリポート……と思ったのですが、この日は午前中から取材が続き、会場内はほとんど見られず。これも毎年恒例ではあるのですが、明日以降、しっかり会場を回りたいと思っています。
それにしても、この日は任天堂関連の発表、イベントが相次いだ1日でした。“Nintendo Digital Event”は、他社のカンファレンスとはアプローチが異なる、任天堂らしいユーモアがたっぷり詰まった構成。発表内容はこちらのまとめ記事をご覧いただければと思いますが、とにかく気になる発表、タイトルが盛りだくさん。“遊んでみたい”と率直に感じるタイトルが目白押しで、任天堂のソフトメーカーとしての力量を改めて強烈に感じます。個人的には、Wii U版『ゼルダの伝説』の、“当たり前を大きく見直した発表”に胸トキメキました。“オープンワールド”という言いかたこそ青沼さんはしていませんが、新作『ゼルダの伝説』は、まさにそれ。従来のシリーズの文法を大きく見直した、リアルに広大な世界で冒険がくり広げられながらも、やっぱりこれは『ゼルダ』だな〜と感じられるような、そんなスペシャルなゲームを期待してしまいます。これはもう、あくまで個人的な感想ですが、このE3で最高にうれしい発表でした。オープンワールド『ゼルダ』、いやー、ヤバい(笑)。
それから、この日印象的だったのは、一般ユーザーを招いて、E3会場近くの巨大ホール“ノキアシアター”で開催された『Super Smash Bros. Invitational』です。このページの動画でもおわかりのように、とにかくファンの熱量がものスゴい。ゲームに対してたっぷりの愛情、熱量を持つユーザーが本当にたくさんいて、個々人が集合したときに、感動を覚えるほどのピュアで圧倒的なパワーが生まれるのは、日本も海外もいっしょだと、当たり前のことながら改めて感じました。何より海外のユーザーは、表現方法が豊か。観ている側も、ステージに立つ側も、とにかく思い思いのパフォーマンスをくり広げるあたりは、日本人とはちょっとメンタリティーが違います(笑)。本当に観ていて楽しかった。E3期間中に、このような一般ユーザーを巻き込んだイベントを開催してしまうあたりも、任天堂らしい。さすがです。
ちなみに、この大会では、日米欧のゲームメディア4媒体によるエキシビションマッチが行われて、週刊ファミ通編集部のバサラ佐藤が見事に勝利しました。試合前半はポイントを失う展開が続き、これはキツい! と思ったのですが(配信を観ていた皆さんも、そう思ったことでしょう)、ようやく中盤から巻き返し、立ち回りも安定してギリギリ差し勝った、という展開でした。負けたらアメリカで修行だなと思っていたので、そうならなくてよかった(笑)。
というわけで、E3開幕初日は、任天堂尽くしの1日でした。明日(といってももう数時間後ですが……)も取材がいくつか入っていますが、合間を縫って会場を見て回ります。ファミ通.comの記事も随時増えていくと思いますので、お時間あるときにチェックしてください!
林編集長のツイートダイジェスト(現地時間2014年6月10日)
林編集長のTwitterアカウントでも写真を随時アップしています! 情報をリアルタイムで知りたい方は、こちらもチェックしてくださいね。ここでは、林編集長の本日(現地時間2014年6月10日)のツイートをピックアップして掲載します。