地球よさらば、宇宙を舞台にした新たな『Civ』

ボストンで開催中のPAX EAST 2014で、ストラテジーゲーム『シヴィライゼーション』シリーズ最新作『Sid Meier's Civilization Beyond Earth』が発表された。プラットフォームはPCで、海外での発売は2014年秋を予定。
発表が行われたのは、開発元Firaxis Games主催の講演。冒頭でトレイラーが流され、『シヴィライゼーション』シリーズの最新作であることが判明! “Beyond Earth(地球を超えて)”というサブタイトルの通り、舞台は250年後の未来。地球を後にして、宇宙植民を行う時代のようだ。
人類は“グレート・ミステイク”(大いなる過ち)と呼ばれる核戦争の果てに、新たなフロンティアを目指し宇宙に出発することになる。プレイヤーはスポンサーを選び、宇宙船などを準備して探検の旅に出るのだ。
勢力としては、惑星の環境を分析し、人類の遺伝子を調和させていく“Harmony”、技術に投資してロボットやマシンを使って生存をはかるSupremacy、両者を否定し、軍事力を背景に環境を人類に合わせるべくテラフォーミングしていくPurityに分かれる。
どの勢力を選ぶかによってアップグレードの方向性やカスタマイズなども分岐していき、Purityでは軍事力と火力を武器に、地上よりも空中をメインに展開。Supremacyではユニットを組織して相互にサポートしながらのプレイ、Harmonyでは惑星の未知の生物を使って地上を中心に動いていくといったように、プレイ内容も変わるとのこと。
技術システムはツリー形式ではなく、状況に応じて必要な技術を選び使っていくウェブ(網目)状のものを採用しているというのも興味深い点だ。
そのほかクエストシステムも一新され、登場も報酬もランダムなものらしい。実際どんな感じに実装されているのか、早くプレイしてみたい!(取材・文・写真:ミル☆吉村)





