キャンペーン当選者と行く、ひと足早い旅行イベント

 2014年3月29日、ニンテンドー3DSソフト『NEWラブプラス+』の発売を記念して“カノジョと過ごす日光・鬼怒川『NEWラブプラス+』体験ツアー”が開催された。このイベントは、ゲーム内で5月にプレイできるようになる“日光・鬼怒川旅行”で登場するスポットをひと足早く巡るもので、道中では本作のクリエイティブプロデューサーの内田明理氏やキャラクターデザインのミノ☆タロー氏、さらには特別ゲストとして、『ラブプラス』ファンとして有名な声優・阪口大助さんも参加してのトークショーも実施された。ツアーには、ソフト発売前にTwitterで募集された“ラブプラスの想い出”を投稿した人の中から抽選で選ばれた約40名のユーザーが参加。KONAMIや取材するメディアのスタッフ(海外メディアの姿も!)とともに、2台のバスに搭乗して日光へと向かった。

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▲キャンペーン参加者は、“十羽野高等学校”の生徒として参加することに。
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▲車内ではマナカ(高嶺愛花)が作ったという、“旅のしおり”が配られた。女子高生が描きそうなイラストだが、東照宮だけ非常に描き込みが細かくなっており(“トレース”疑惑(笑)も!?)、マナカのキャラクター性がよく現れている。

大人の味覚も楽しめた日光観光

 東京駅からバスで約3時間、我々は最初の目的地である日光東照宮に到着した。参加者は“十羽野高校”の生徒という設定なので、皆で(車内で配られた)紺色のブレザーを着てこの世界的に有名なスポットを回ることに。大人が着ても意外なことに(!?)遠目には学生の集団にしか見えなかった。制服の偉大さを改めて感じつつ、ガイドさんに引率されて各建築物を巡っていく。

 日光東照宮では、1997年度から各建築物の老朽化に対応すべく“平成の大修理”が行われており、現在は本殿・石の間・拝殿、陽明門というふたつの建物が2019年3月31日(予定)まで修理中。“見ざる・聞かざる・言わざる”を表す“三猿”や“眠り猫”など、有名な動物の木彫像の周囲は、とくに多くの人で賑わっていた。我々にはガイドさんが説明してくれたが、ゲーム内ではカノジョがさまざまなトリビアを披露してくれるようだ。とくにマナカのうんちく話はすごいことになっているようなので、マナカレはお楽しみに。

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▲ゲーム中ではこんな感じで登場。
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▲緑豊かな日光東照宮。土曜日ということもあってか、多数の国内外の観光客で溢れていた。特別天然記念物にも指定されている杉並木があるため、花粉症の人は春先に来るときは対策を忘れずに。
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▲左が三猿、右が眠り猫。有名な動物の木彫像だ。

 景色を楽しんでいるうちに早くも時刻は正午を回り、昼食タイムへ。我々が向かったのは“カフェレストラン匠”。“カノジョの好きなモノを食す”ということで、マナカレ、ネネカレは名物の“ゆば弁当”、リンカレは“カレーセット”をいただくことに。ネネカレである記者は、“大人の味覚”ゆば弁当を平らげた。かなり大きいゆば巻きがふたつも入っており、ゆば好きにはたまらない内容だった。

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▲ゲーム中ではこんな感じで登場。
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▲レストランの入口には、協力店として『NEWラブプラス+』のポスターも貼ってあった。
▲ゆばのほかにも、肉や、季節ものの新鮮な筍(たけのこ)など、さまざまな食材がバランスよく入っていたゆば弁当。

通好みのアミューズメントスポットが楽しい鬼怒川観光

 午後からは日光を離れ、鬼怒川へ。最初に訪れたのは、実際の旅行では必ずお世話になるであろう“鬼怒川・川内温泉観光情報センター”。鬼怒川温泉駅前にあるこの施設では、ゆるキャラの“赤鬼KINUちゃん”、“青鬼KAWAちゃん”が出迎えてくれる。この日は、温泉に浸かる時間もない、かわいそうな我々のために入浴剤をプレゼントしてくれた。その愛らしさに、周囲で様子を見守っていたほかの観光客の皆さんも殺到し、記念撮影大会に。

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▲日光の名峰を一望できる、鬼怒川温泉駅前。温泉に浸からずとも、心身が癒やされる気がする。
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▲大人気のイメージキャラクター、KINUちゃんとKAWAちゃん。名前の由来は鬼怒川(きぬがわ)から来ていることは言うまでもない。

 鬼怒川温泉駅からバスで15分程度の距離にある、江戸時代の雰囲気を再現した歴史テーマパーク“EDO WONDERLAND 日光江戸村”。子ども向けの職業体験やコスプレ、芝居見物など、さまざまなアトラクションのほか、串焼きや蕎麦、甘味といった江戸時代の味覚も楽しめる。ちなみに、串焼きは江戸時代初期ごろ、にぎり寿司は江戸時代後期に始まったと言われている。個人的には、新撰組のコスプレをしたお姉さんたちが多かったのと、場内を行く子どもたちがほぼ全員、おもちゃの刀を持っていたのが印象的だった。

 ここでは、クリエイティブプロデューサーの内田明理氏、キャラクターデザインのミノ☆タロー氏、そしてスペシャルゲストに『ラブプラス』ファンとして有名なマナカレ声優の阪口大助さん、さらにEDO WONDERLAND 日光江戸村のマスコットキャラクター“ニャンまげ”を招いてのトークショーが開催された。Twitterキャンペーンの入賞者発表&プレゼント贈呈や、参加者からの質問タイムなど、30分という短時間に盛りだくさんの内容がつめ込まれており、阪口さんのガチプレイぶりの暴露や、さまざまな裏話が飛び出した。

 当日、場内に設置された試遊台で日光・鬼怒川旅行をプレイしてきたという阪口さんは「試遊はネネさんでプレイしてきました。僕のマナ(※マナカのこと)以外のマナと来るのは違うだろう、と。ネネカレの皆さんには非常に申し訳ないのですが……」と、のっけからマナカレモード全開。さらに、「ここにいる人たちはきっとステキなカレシなのでしょう。でも僕は負けませんよ!」と宣言するブレない姿勢に、参加者たちからは惜しみない拍手が送られていた。内田氏は「日光・鬼怒川へは“修学旅行ごっこ”として行くことになるのですが、カノジョたちはそれぞれ思うところがあって参加しているんですよ。旅行できるようになるまでにはもうしばらくかかるのですが、そこを楽しみにしていただければと思います」と発言。すると質問タイムの際に、無難なコメントでお茶を濁した内田氏に参加者から「引き継ぎをしたプレイヤーなら、ゲーム開始直後にいきなり熱海に行けるようになるのはいかがなものでしょうか」という鋭いツッコミが。苦笑いしながら「ちょっと急だとは思っていたのですが、5月にどうしても日光・鬼怒川に行ってほしいという気持ちのほうが強かったんです」と、開発の裏事情を明かすことになってしまった。

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▲ゲーム中ではこんな感じで登場。
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▲江戸情緒豊かな家屋が並び、活気溢れる雰囲気が漂うEDO WONDERLAND 日光江戸村。甘味も充実しており、記者も「これぞ団子の二刀流じゃい!」と大喜び! うまいことは何ひとつ言っていない。
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▲ここでは試遊も行われた。自分のカノジョに操を立てて、別のヒロインでプレイをしようとするプレイヤーの姿もちらほら見かけられ、愛の深さも感じられる空間となっていた。浮気、ダメ、絶対! 壁には何やら見覚えのある人の習字も……。
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▲トークショーの司会は、KONAMIのイベントではおなじみの森一丁さん。いつものメンバーということで息はピッタリ。質問タイムで「全員分の設定資料集を出してください!」というリクエストが寄せられると、「プロデューサーに聞いてみないと……」(ミノ氏)、「上司に聞いてみようかなと思います」(内田氏)と、上に責任を押しつけて逃げようとするふたりに「たらい回しかよ!」(阪口さん)と事前に打ち合わせでもしたかのようなやり取りを披露していた。
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▲イベントの締めは、「やっぱりカノジョが……」(内田氏)「好きー!」(全員)のコール大唱和。
▲参加者限定のおみやげも。2014年5月に実施される予定のキャンペーン賞品のグッズをいち早く手に入れることができたのだ。

 そして最後に訪れたのは、東武ワールドスクウェア。世界の102もの歴史的建造物を、25分の1スケールのミニチュアで人物も含めて精巧に再現した“世界建築博物館”とでも言うべきテーマパークだ。週刊ファミ通の記事でもスフィンクスにエッフェル塔など、ゲーム中で訪れるさまざまな名所を紹介していたが、実際にも、足を止めずに歩けばわずか数分で回れるくらいの広さで、驚くほど多彩な名所を堪能できる。昔、プラモデルに興味を持ったことがあるような人なら、一瞬にして虜になること間違いなしの造形の美しさはまさに絶品。そのすばらしさたるや、花粉症が悪化して鼻水が止まらず、さらに目が腫れてめった打ちに遭ったボクサーのような顔になっていた記者も、そんなことも忘れて夢中になっていた。夢中になりすぎて、一行に置いていかれて迷子になりそうになったくらいである。順路が一本道でよかった……。

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▲45の世界遺産を含む世界各地の歴史的建造物が、地域ごとに6つのゾーンに分けて展示されている。とくに万里の長城や日本の城郭などは、テーマパークを囲む鬼怒川の自然とも調和しており、ミニチュアと言えどその迫力にはただただ感動するのみ。
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▲ネネカレの記者はマナカでイベントをプレイ。ゲーム内での再現レベルの高さがその場で実感できて感動した。

 ゲーム内では1泊2日で巡るスポットを、わずか半日で制覇しようという奇跡のような行程が組まれており、各スポットでの滞在時間はわずか数十分と、まるでアイドルのような分刻みのスケジュール。しかし、実際に観光してみることのおもしろさを肌で感じることができた。EDO WONDERLAND 日光江戸村や東武ワールドスクウェアでは試遊も行えたのだが、実際にスポットを見てからゲーム内で同じ場所を回ってみると、「あぁ、ここ行ったよ!」、「本物とソックリじゃん!」と、思い出補正もあって感動は数倍。逆もまたしかりだろう。カノジョとのコミュニケーションのみならず、“旅ゲー”としての新たな魅力を発見できたのも、今回の収穫のひとつである。

ファミ通ドットコムからプレゼント!

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 『NEWラブプラス+』でカノジョにプレゼントすることができるストラップ。プレゼントするとカノジョがカバンにつけてくれるアイテムだが、そのファミ通.comコラボストラップをプレゼント! ストラップはタイトル画面で“オプション”を選択し、パスワード入力から下記パスワードを入力するだけ。ぜひぜひファミ通.comコラボストラップでカノジョをゲーム通にしちゃおう。

【パスワード】
FamiCPrn